獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

TODOリスト

2012-05-15 18:27:11 | 備忘録
・粗大ごみの袋詰め
・玄関の掃除とヘルスメーターの設置
・DVDの移動
・冬物を衣装ケースへ

・はかない靴下すてて、さらをおろす

・振り込み、郵送

・JANEStyleのインストール
・ワードのシリアル登録

・写真のデータ化
・公演パンフレットの白黒反転
・GirlsNEWS
・まいちゃんねる
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大人の麦茶公演「B・B」@紀伊國屋サザンシアター3列目 朝を見た。

2012-05-13 20:39:37 | コンサート舞台
 須藤茉麻の暴行事件発生!ハロプロの至宝宮本佳林ちゃん流血!茉麻に抗議する(泣き)ってね

 昨日に引き続き今日も紀伊国屋サザンシアターで大人の麦茶舞台「bumpy buddy」を見る。3回目。今日は早朝山野ホールを下見した私デスペア。その後ホテルにもどり10時にチェックアウト。開演は11時30分なので11時ごろまで近くの歩道でずっと立って待つ。

 近くにドトールがあったのでそこに入ればいいのだが、網膜色素変性症な私デスペア。はじめての店はどこにテーブルがあるかわからないので躊躇する。いちいち店員の手を煩わせて申し訳ない気持ちになるよりも、たかが50分歩道で突っ立っているほうがいい私。

 立っている間、ツイッターを携帯で読む(正確には聞く)。機能京都大阪では娘コン、関東では℃-uteやスマのゆっくり握手やイベントがあるようで、ツイッターがにぎやかだった。

 かくいう私も、昨日から1泊しての須藤茉麻、宮本佳林出演のオトムギ舞台「bumpy buddy」を2日で3公演見る。昨日は16列、6列、そして今日は3列のセンター。どんどん舞台に近づいている。

 ただ3列目といっても昔リボンの騎士を新宿コマ劇場の2列目で見たとき、ガキさんのおへそのしわまでみえたのだが、もう今の私の目では3列目でも演者の目線が追えない。

 だけどやっぱり今日も茉麻演じるアリの切なさに涙が止まらなかった。

 デスペア的BB見るポイント。
1、アフタートークショーで茉麻と佳林登場
 昨日の朝公演は夏焼、佳林、肥後ちゃん、バカひろこと中神さんだったのだが、今日の朝のアフタートークショーは須藤茉麻、宮本佳林、若い景観の岩田、ルーム長池田さん。今日も司会進行はろっかくボーイの並木さん。

 今日の波チョーの佳林のよ美込は、「いつもぴょんぴょん元気あ宮本佳林!」だった。今このピョンピョンという擬態語が日本で一番似合うのが宮本佳林だろう、道重さゆみも嗣永桃子も鞘師里保にはぴんとこない。

 3列目できづいたのだが、今日は4人とも黒のグッズT「B」と右わきばらあたりに白文字プリントのTシャツを着ていた。私は昨日購入済み、近々スポーツジムに来ていこうと思う。

 トークショーで裏話など
・須藤茉麻談「かりんちゃんと仲良くなった」「ちゃんさんとは今回劇でもからむことが一番おおくて・・・えっちゃんさんでしょ、そう呼ばれてるんでしょ?」
 茉麻もちゃんさん公認なのか・・・ちょっとこの言い方は私は好きじゃないんだけどな・・・その後はちゃんと茉麻はかりんちゃんと読んでいたけどね。

・須藤茉麻談「実は佳林ちゃんを殴るというか、蹴るシーンで、佳林ちゃん鼻血だしちゃって」、ここでとなりの佳林が話にわってはいる「そうなんですよ、なんかタラーときて、「死なないもん」のところ「しっ死なない(途中花をすする)ってなっちゃんたんです~」、それをうけて茉麻「そうそうけいこ中も佳林ちゃんをふっとばして佳林ちゃんの膝が床にドンとひびいたこともあったんです、ごめんねかりんちゃんまぁの怪力のせいで」(客爆笑)

・ナミチョーいわく「佳林ちゃんははけてもどってきたときに鼻血鼻血ってさわぐかとおもったら、そしらぬ顔でふきとっていてさすがだなと思いました」

・磐田さん談「須藤さんと佳林ちゃんは本当に仲が良くてよく一緒にいる。アリからアイに葉や着替えのとき須藤さんのうしろを佳林ちゃんがぴたっとくっついていて仲がいいなとおもっていたら、なんと佳林ちゃんが須藤さんの脱ぎ捨てたくつとか衣装とかを拾っていたんですよ」、それをうけて茉麻「えっそうなの!」、佳林ちゃんはいい子だなだぁ。

・占めの一言あいさつでは、佳林は昨日と同じようなこと「1974よりもっと成長した私をみせたいと思ってます」。よっぽで佳林はタケ坊の代役はひっかかっていたのかな、たしかにBBのシズカのほうが夏梨のよさを200%ひきだしているが、私はみちっぺもスキ。女優とは演じる役の幅が広いこそ、吉永小百合はいつまでたっても吉永小百合しか演じられないし、キムタクはいつもキムタクだけど、佳林は時にはシズカでありときにはミチッペでありかいぶつのこどもでありいまいつでありカリンちゃん(ただチンギスハンの役はちょっといただけないな)いろんな役をこなせる宮本佳林はやっぱりハロプロの至宝だね。

 トークショーの並びは上手からナミチョー、茉麻、佳林、岩田、池田。私の目の前が岩田さん。すこし右をみると黒のおそろいのTシャツをきた佳林と茉麻、この2ショットはいいね。そしてこの舞台で仲がぐんとよくなったとのこと。去年のベリキューコンのときに茉麻と2ショットをとった私デスペア。その時茉麻に「エッグで気になる子はいますか?」と質問した私。するとあろうことか茉麻は「くどぅーかな・・でもくどぅはもうエッグじゃないし・・・」と答えた茉麻、結局その時茉麻の口から佳林のカの字もでなかったのだが、いまやどうだろうこんなに中野いい本当の姉妹、あるいは親子のような関係性。実にいい。2人の並びをみているだけで、2人の会話をきいているだけで、そうここはパラダイスなんだよ

・茉麻と佳林、茉麻の母性と佳林のキャッキャ感は相乗効果でさらに魅力が引き立つ。塩田さんんにもういちど茉麻と佳林をメインすえたからみのおおい舞台かいてほしいな。

2、3列目でわかったこと、3回目でわかったこと
・遺体安置所で保田圭は歌い終わりにそっと死んでいる元ダンナに口づけをしてるんだな。その前に保田はライターでたばこの火をつけて吸い、ダンナにも吸わしている。その時の歌が「はじめちゃんはヘビースモーカー そして私はベビースモーカー」。この歌はいいね。ちなみに今回保田はジャズシンガーの役

・カワムカイにとじこめられたババはなぜ地下室にとじこめられたのかわからなかったが、仕掛けのある床が抜けて地下に閉じ込められたという設定なのね

・病室に血が付いた画鋲が落ちていてそれがどういう意味かわからなかったが3回目でやっとわかった。ボウズ(夏焼)に触れられたら心が読まれてしまうのだが強い痛みを感じているときの心は読み取られない。アリ(茉麻)はボウズに心をよみとられないように自分の太ももに画鋲をさしていたんだね。トークラの家でバスローブをたたんでいるアリにさわったボウズは何も読み取れず「キーーン」という音がするだけだった。その音は地下室に落とされて足を負傷したババ刑事に肩をかしたボウズがババの心の声として聴きとった音と一緒だった。これがわかるのに3公演かかった私

・ボウズレイ(夏焼)にさわられると、そのさわられた人の心の声が聞こえるのだが、その声は録音していたものを流していたのかと思いきや、役者はしっかり口をあけてしゃべっていた。

・2公演目でわかったことは、夏焼は髪を後ろで結んでいるということ、1好演目ではわからなかった。

・最後カーテンコールで一人ひとり客から拍手をもらうとき、佳林はくるっと半回転したように見えた。佳林の次に紹介されるのが茉麻なので後ろから出てくる茉麻のほうに向き直ったのかな。そのまわり方がかろやかで跳ねるようで佳林らしかった。

・カーテンコールで私の正面すこし右が茉麻でその左が夏梨、どっちを見ようかとおもったが、9割佳林を見ていた私。何度か目があいほほえんでくれた(ような気がするっていうかRPの私の目では目線はわからないんだけどね(泣)ってね)



 いい東京遠征だった、こんなに満足した遠征は久しぶり、それも塩田脚本のよさと、そして須藤茉麻と宮本佳林の女優力魅力のおかげだな。

 昼公演は水に帰宅、劇場で2日間続けて客席までアテンドしてもらった男性スタッフにお礼をいう私。「このあとの公演もこられますか?」「明日はこられますか?」と聞いてきかれたのだが、「きません」といいきるのはあれなので、昨日も今日もお世話になりましたありがとうございましたと言う私。

 家に帰り、劇場でもらった携帯アンケートのQRコードで携帯アンケートに答える。そのアンケートは今日の公演は何公演目ですか?どなたときましたか?どうやってこの公演をしりましたか?好きな劇団は?よかった役者はだれですか?というアンケートだった。もちろんよかった役者は須藤茉麻、宮本佳林をあげておいた、それとギターボーイの人(石澤さん)も入れといたあのしゃべりかたはやみつきになる。

 アンケートに答えると役者からランダムでお礼メールが届くとのことでワクワクだったが、お礼メールは保田の圭ちゃんだった・・・・・・・(泣き)ってね
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山野ホール生き方メモ

2012-05-13 09:17:58 | 備忘録
 昨日は23時に就寝し早朝5時10分に起床して、6時20分にホテルを出て、2時間代々木駅周辺を歩き回る。目的はJR代々木駅駅(小田急線南新宿駅)の近くの山野ホール(山野美容専門学校)の行き方を把握するため。来月のハロプロ研修生発表会の会場がそこ。ガイドヘルパーさんの手配ができなかった場合に備えて一人歩きの練習。頭の中にルートイメージを

 網膜色素変性症な私デスペア。視野狭窄と視力低下が進行している私の目。はじめての道を歩くのは挙動不審。道行く人におおく声をかけられたし声をかけた。合計8人(うちカップル2組)。それでなんとか山野ホールへの行き方のイメージがつかめた。

 以下デスペアメモ(正確さにかけるの注意)
JR代々木駅の西口を出ると正面歩道と車道、その車道の向こうにファミリーマートが見える。まずはそこを目指す。改札出て点字ブロックにそってあるくと横断歩道(音声なし)、その横断歩道を渡って向こうの歩道へ。すると正面がファミマ。

 そのファミマの左側のほどをまっすぐ直進、その歩道の左が車道で右手がビル壁や側溝。しばらく歩きはじめの横断歩道を渡らずに右折する(この横断歩道の手前は歩道と車道のすこしの段差あり)、その道は左側に白線右側に花壇のようなものがあり、その道をまっすぐしばらく歩くと左側から改札特有の音がする、そこが小田急線南新宿駅改札。

 道の左側に改札、頭上を横切る高架が小田急線のようだ。道と高架は垂直にまじわる。(南新宿駅の改札を入ってもう一度でるとイメージして、以下南新宿駅の改札を出たところから説明)

 南新宿駅の改札を出ると数段階段おりて左右にのびる道にでる。上を見上げるとたてに高架がはしっている。この高架の右手前方、右側に山野ホールはある。あるのだが直線ルートはなし。

 改札をでて左右にのびる道を左折し、しばらくあるうと右手に右折する路地がある。この路地はのぼり坂になっていて路面にすべりどめの○しるしがたくさん刻印されている、その○しるしをのぼっていくと、こんどは横にたくさんの線がきざんである。それをのぼりきって、直進、しばらくあるくと、右折する、眼の前向こうにに小田急線の線路と踏切がみえる。

 その踏切をわたって(右側をわたる)、すぐに右折し線路沿いの道を直進、するとすぐ左手が山野美容専門学校(山野)ホール)。さらに線路沿いの道をすすむと正面ぐらいに大きな下り階段あり、それをおりきって右折し、そしてしばらくあるきはじめの角を左折し、もうひとつ角を左折すると、また南新宿駅の改札付近にでる。(どこに出たのかはわからなかった)

 来た道をもどって代々木駅へ、ファミマの前の横断歩道は複数あるので、点字ブロックがあり、ポールがあり、そのポールを右手にさわり、正面の横断歩道を渡るとJR代々木駅の西口改札。もしポールを左手にさわり正面の横断歩道をわたると、なんかちがう方向にいってしまう。ここは注意だな。



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大人の麦茶「B・B bumpy buddy」@紀伊國屋サザンしあーたー朝昼 を見た。

2012-05-12 19:12:31 | コンサート舞台
 「I not a many」
 
 25年ぐらい前昔中学生だったころ英語教師が黒板にクイズを出す。「To be or not to be」はどういう意味でしょうか?

 答えはショークスピアの「生きるべきか死ぬべきかそれが問題だ」

 さらにクイズを出す英語教師。「To be to be ten made to be」
なかなか答えられない生徒たち。私もなんのことだかわからない。教師がいくつかヒントをだして、やっとわかった。答えはローマ字読みで「飛べ飛べ天まで飛べ」てね。

 10年ぐらい前、まだ現役バリバリで司法試験を受けていたころ堤真一主演の「39」という法廷映画を見た。泣いた。演技力がある堤真一はああいうナイーブな役が似合う。

 そんなことはどうでもよくて、5月に入って2度目の東京遠征な私デスペア。5か月前にオトムギ舞台「1974」を見た代々木の紀伊國屋サザンシアターへ。網膜色素変性症な私デスペア。そのころよりも明らかに視機能が悪化しているね。代々木駅の東口がわからなくてあたふたしていたら、女性に声をかけられた。その女性に改札を教えてもらい、改札出て階段をおりてまたのぼって外の歩道に出て正面にあるだろうNTTの大きなビルをその女性に確認して自分がいまいる場所を再確認する私。

 この人は大丈夫だろうかと思われたのか、どこまでいかれますか?と聞かれたので紀伊國屋サザンシアターにいきますと伝えると、私も行くので案内しますとのこと。言葉に甘える。肩やひじをかしてもらって手引きs手もらったのでなく、白杖の私の方向を教えてくれる。

 誰のファンですか?と聞きそうになったが、じっとがまん。紀伊國屋書店までついてときに、その人は高島屋で働いていること、いま妊娠中でおなかが大きくゆっくり歩くペースがちょうどよかったとのこと。

 その時はじめてその人が妊娠していて大きなおなかであることを知る。

 デスペア的B・Bの見るポイント。

1、須藤茉麻の演技がすごい
 オトムギのB・Bブログで今回の茉麻の役どころは家政婦で主役の女刑事の夏焼雅とくらべると端役だろうなと思ってちいた私。ところがどっこいこういう謎解きサスペンスの主役は筋をおっていくという点でストーリーテラーであり観客をナビゲートする役であり、決してその役には感情移入はできない。

 今回の舞台でも夏焼には感情移入はできなかった。もし主役というのは、観客がその人に感情を移入して心ゆさぶされる役だとしたら、今回の主役は夏焼雅と和泉宗介のデコボココンビ(bumpy buddy)ではなく、まちがいなくわれらが須藤茉麻とハロプロの至宝宮本佳林の2人に間違いない!ってね

 茉麻は通いの家政婦(コジマ アリ役)で、通っている家の中学生のかわいい娘さん(トークラ シズカ役)が宮本佳林。この2人のからみがとても多く、しかもこの2人のクライマックスの演技のぶつかりあい、女優魂炸裂がすばらしい。

 出だししばらくして、佳林がそのあと茉麻が出てくるのだが、佳林ちゃんの声はとってもかわいい地声をちょっとさらに高めにしたような発声とてもかわいい。その後茉麻登場なのだが、はじめその声は茉麻じゃないと思った。実に甘ったるい声、アニメ声優っぽい声、茉麻だと確信するには数セリフ必要だった私。昨日れいなたいむ地うラジオを聴いていて久しぶりに元メロン記念日の柴田あゆみがゲストで新曲「セツナ」の宣伝をしていて、その曲がながれたのだが、その柴田の歌声はかつてのメロンのセンターのアイドルポップな歌唱法ではなかった。いきなりラジオからながれてきたら柴田とは気づかないだろう。なんというか演歌ぽいというか、いい香りにはいいにおいとすこしの臭いにおい(スカトール?)がまじってはじめていい香りになるのとおなじように、柴田の声にちょっとだみ声というかねばっこさが加わっていた。

 その柴田の歌声のように、もしラジオドラマで今回のBBを聞いたら、最後まで茉麻だとは気付かなかったかもしれない。それほど今回の茉麻は役の幅が広がっている。ハカイダー、景虎、カンさんと演じることができる役の幅が広い斉藤ユースケと通じるものがある。茉麻とユースケはもっと演劇界で評価されるべきだね。

 はじめのほうの甘ったるい声の家政婦役の茉麻と、クライマックスでわれらが佳林ちゃんに罵声をあびせ殴り蹴り倒す茉麻。まったくの別人だった。このふり幅はすごい。キムタクはキムタクの演技しかできないし、れいなはどこまでいってもれいな風な演技しかできなし、夏焼は強気な女の子かちょっとイケイケの役しかできないが、須藤茉麻はそうじゃない。れいなや雅はいつもそこにれいなや雅がいるが、茉麻はときどき茉麻がいなくなる。それが女優ってもんだね!ってね。

2、宮本佳林もやっぱりすごい
 今回は1974とはちがって(竹内の代役)脚本家塩田泰造氏が宮本佳林をイメージしての役とセリフ(あて書き)。今の佳林だから演じられる役、というか私たち佳林ファンが偶像化しているイメージのままのシズカ役の佳林だった。

 ひとりっこで内弁慶で、お父さんが大好きで、お母さんがいないけど、家政婦の茉麻をお姉さんのようにしたい甘え、通っている塾の先生にあこがれて、恋に恋するウキウキな乙女。まさに今の佳林そのままだった。(正確にいうと佳林≒イズミ、今の佳林からでしゃばりでちょっとKYおしゃべり屋さんなところを引いたのがシズカ)

 クライマックスでアリちゃん(茉麻)に投げ飛ばされるがそれでもやさしかったアリちゃんを慕い続けるシズカ(佳林)、そしてアリちゃんはかわいそうだと泣きながら言う。恋に恋する乙女のシズカ、恋もしたことないのに、恋するせつなさを代弁するシズカ。

 泣いたとおもったら、その10分後にはアフタートークショーで静か以上におしゃべりでちょっとKY(正確にいうとKYじゃなくなっていてとーっく力もあがっていたが)ないつもの佳林がいた。シズカからカリンへ、その切り替えの早さはすごい。ちいさい子供はだだをこねて泣きわめいても、チョコレートをもらうとケロッと泣き止むけど、佳林の豹変はそんな「こども」の豹変ではなく、女優の豹変だと思った。(正確にいうと、茉麻と佳林の感情のぶつけ合いのところで泣く佳林に罵声をあびせる茉麻、その5分後には回想シーンで中のいい茉麻と佳林をにこにこで演じているのだ、この2人の女優度はすごいね)

 劇中で茉麻が佳林を「殺せないほどいい子だった」という。もしお嫁さんにしたい人ランキングのように娘にしたいランキングがあれば、宮本佳林はダントツ1位だと思う。それほど劇中のシズカはかわいいいい子で佳林はもっとかわいいいい子だ!ってね。

3、涙が止まらない代々木(泣)ってね
 サスペンス推理ということで泣く用意ができていなかった私。泣くつもりもなかったのだが、劇後半涙がとまらなかった。三億円のときほど涙の量はでなかったが、朝公園11時30分開演でアフタートークショー終わって13時45分、いったん代々木駅に行って山野ホールを下見に行こうと北口へ行く私、その道中、思い出して涙が流れていた私。道すがら、交通整理のおじさんにあぶないよとか誘導してもらった時は平常心なのだが、また一人で点字ブロックを歩いていると、涙がじわっと出てきた。

 北口改札までいってまた紀伊國屋サザンシアターにもどってくる道中も涙がじわっとでてきた。

 初見が今日の朝公演だった私。見終わったあと、塩田作品の中で最高傑作ができたなと確信した。(まぁこれは茉麻ヲタであり佳林ヲタである私にしてみればなんだろうけどね)。塩田作品(特にハロプロ関連)は必ずせつない片思い、純粋な片思い、一方的な実らぬ恋がでてくる。それがヲタの金銭をぶるぶるふるわせひきちぎる。ヲタの大多数は恋人も結婚も子供もいない。ないものづくしだからこそないものづくしを作品として昇華している塩田作品にひかれる。アリ(茉麻)は初恋の人は絶対自分を好きになってくれないことをわかっているけどもその人のために・・・・。

 映画「39」で私が泣いたのは堤真一に感情移入してないたのではない。私はその堤真一の恋人に感情移入して泣いたのだ。

泣いたポイント
・取調室に茉麻がいるシーン
 あかん絶対口をわるな茉麻!と心の中でさけんでいた。だけどたぶん茉麻は口をわるなとおもっていた私。

・取調室で茉麻がバディを最後まで裏切らなかったシーン
 裏切ると思っていた私。でも茉麻は最後まで裏切らない。裏切らないというより好き(あるいは好きだった)という感情は裏切るということをよせつけない。
 
・佳林「アリちゃんはかわいそう」というシーン
 茉麻に投げ飛ばされて蹴られて(私のRPの眼では蹴られているのはわかららない)いるのにこのセリフ

・佳林が「アリちゃんが大好きだった2人はいなくなったっていったけど、それは・・・・」のシーン

・佳林が茉麻から「死ね」と言われて、「私死なないもん!死ぬのは車にひかれてしぬんだもん!」のシーン

・茉麻の「殺すにはいい子すぎた」

4.アフタートークショー
・並木さんが進行役、はじめ一人ででてきて、ちょっと場つなぎをして出演者を呼び込む。前回の三億円や1974のときはちょっと信仰がつたなかったナミチョーだが、今回はちゃんとできていた。呼び込むときもしっかりかんたんな紹介をしてから呼び込んでいた。今回のトークショーは雅、佳林、肥後ちゃん、中神さん(大統領とよばれている)。佳林ちゃんの呼び込みフレーズは「スーパー中学生・・・・宮本佳林ちゃん!」スーパー中学生のところで観客からオーーと声援があがる。

 今日はDVD収録がはいっていたようで、ヲタからはかりんちゃーーんという声援はなかったが(みやびーーいう声援もなし)がみやび登場時よりも佳林ちゃんが登場したときの観客の拍手が大きかった。

 何度か佳林ちゃんもふられていたが、よくしゃべれていた。数年前まではしゃべろうしゃべろうという気持ちがつよくてまとまらない話、客が理解できないグダグダな話をしていたが、今日の佳林はちゃんとしゃべれていた。

・オトムギの舞台は2回目だけど(塩田脚本なら3作品目なんだろうけどね)1974は代役だったけど、今回は塩田さんがあて書きをしてくれたこと

・演じる役は内気な女の子で、役作りのために学校の内気な友達に話をきいたこと(客笑う、たしかに内気な人にあなた内気だから内気な気持ち教えて!というのは的確なようで的外れ)

・最後のシメで雅に手を肩におかれる佳林、今回の雅の役は手でさわった人の気持ちがわかるという役、手を置かれてマイクをとおして今の心の声を言ってオチをつけてトークショーおわりっとなるのだが、佳林は「もうおわっちゃうの」という普通のセリフ。いままでならその佳林の一言はスルーされて会場いまいちな雰囲気になるのだが、今回は佳林が自分で気づいて「あーやだー こうなっちゃうんですよ 私ふつうのことしか言えなくて、そこがだめだなぁーって思うんです 云々・・」、まくしたててしゃべる佳林、自分につっこみをいれる佳林。腕を上げたな宮本佳林。

・雅いわく、肥後ちゃんのテンションはやばいらしい、いっつも女子楽屋しゃべっているとのこと。肥後ちゃんいわく「雅ちゃんは1日目はあいてしてくれたけど、2日目からはイヤホン耳にいれっぱなしだったじゃん!」客大爆笑、「しかもなんかしらないけど首ゆらして音楽にのってるふりまでして!」ヲタ爆笑、雅らしいエピソード。それをうけて雅は「お昼ごはんはいつうも食べてるじゃないですか!」と言い訳。

・肥後ちゃんいわく、男子学者で今日はベリの「ゴーゴーファイット」ライバルが流れていた。

・中神さんいわく入浴シーンの鼻歌は数パターンある。

5、疑問点、その他
・病室で血の付いた画鋲とアリの関係がわからない。2回みてもわからない
・ハンカチの受け渡しは2回目みたときにわかった。
・ボウズレイ(雅)が一度アリ(茉麻)に触れるがそのとき心を読み取れなかったのはなぜ?
・ギターひきの役者(岩田)の声が棒読みっぽいけどなんか味わいがあっていい。もっとセリフをきいてみたいとおもった。

 実にいい舞台だった。茉麻と佳林の演技が際立つし2人人が話の中心なので茉麻ファン佳林ファンにはたまらない舞台。茉麻ファン、もしくは佳林ファンは必見。

 それと、恋人も家族も娘もいないさびしいあなた!。トークラ家の中学生の娘と家政婦はあなたが理想とする家族です。2人の劇中の会話を聞いているだけで温泉に入っているかのように心がほぐれているのを感じます。

p.s.
「I not a many」の文章を見たとき、アリ(茉麻)はどんな気持ちだったんだろう?アイをアリに脳内変換していたのだろうか?いやしていない。それは自分の気持ちそのものだとおもっていたのだろう。
 「39」は量思いのバディだが、茉麻とバディは茉麻の片思い。その点で39よりもBBのほうが愛の純度が高い。


 


 
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ゆうちょの青色払込取扱票でハロプロ研修生発表会のチケット代を振り込んだ。

2012-05-09 22:17:38 | 網膜色素変性症と私
 会社の帰りに郵便局によって、6月に東京代々木の山野ホール(山野美容専門学校)であるハロプロ研修生発表会のチケット代を振り込んできた、

 ファミ席はあたらないだろうとおもっていたが夜公園はファミ席があたったので意外でうれしかったがあまりチケット売れてないのかなと心配にもなる(今回の発表会はファミ席が客席前方に設けられるとのこと)

 払込期限が短いのでさっそく郵便局ではらいこみ、今回は振込用紙がFCからおくられてくるのではなく、ゆうちょの青色のは払込取扱票に自分で口座番号や金額を記入してその用紙で振り込まないといけない。

 拡大読書器をつかってなんとか青色払込取扱票に必要事項は記入できたのだが、ゆうちょのATMでてこずった。

 というのもゆうちょのATMではよこに受話器があって音声ガイダンスをしてくれて現金を引き出せたり残高照会ができるので、てっきり送金(振込書をつかっての送金)もこの受話器で音声ガイダンスしてくれるとおもいきや、それには対応していなかった。

 ATM画面上に映し出された払込書の口座番号が読み取れない(と思う)ので、記憶していた口座番号を入力した。

 次回からは平日の昼間のゆうちょの窓口ではらうことにしようと思った。
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