獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

ニコニコ生放送のハロプロコミュ「狼コミュ」のオーナーにしんやんがなった。

2012-10-20 22:02:56 | モーニング娘。と私
 最近の世の中はあることがらで話題を共有することがむずかしくなってきた。できるとしたら犯罪事件ぐらいで、昔のようにプロ野球でもりあがることもなくなった。かくいう私もプロ野球にはまったく興味がなくなった。司法試験を受けているときはひとつの逃避行動として夜のナイター生放送を見ていたな。

 話題お共有できなくなったのはネットによる趣味の多様化と深まり。昔のように翌日の学校で昨日のドラマの話題でもりあがることがなくなった。その翌日の学校での会話にかわるのが今はネット。ブログや掲示板で意見交換がたのしい。そしてニコニコ生放送。ハロプロ好きなファンが30分の枠でたわいもないヲタトークをする。それにコメントをつける視聴者ファン。そのやりとりでトークが展開していく。いいね。

 ニコニコ生放送のハロプロコミュとして狼(弐)コミュというのがある。そのコミュがたちあがってもうすぐ3年。狼コミュを管理運営する人がひとりいてそのひとはコミュオーナーという。昨日そのオーナー交代選挙があり、ゲイでハロプロファンのしんやんがオーナーに返り咲き。しんやんいわく、今のハロプロはネットに力をいれているのでもしかしたら狼コミュにもだれかハロメンをよべるのじゃないかな。私もそう思う。ハロがここまでやってこれたのは、ネット特に2ちゃんえるの狼掲示板のおかげ。ちょっとしたメンバーの発言もネタ化してスレッドを立ててハロヲタにその情報を共有させているのが2ちゃんの狼掲示板。歴史やダンスや生歌というよりも狼があるかないかがハロプロと48系の大きなちがい。狼掲示板があるかぎりハロは続くと思う。48系はいまでもテレビを中心とするマスメディアに依存しているがハロはそうではない。ハロはもっとネットに注力すべきだし、その傾向がうかがえる。

 岡井千聖の踊ってみたやニコニコ生放送出身のなあ坊をつんくがプロデュースしてCDデビュー。この流れだとしんやんの発言も現実化するかも。

 p.s.
 最近のニコ生の私の楽しみは杏さんの日曜深夜の「じっちゃんのためのまるっと狼1週間」。1週間の狼掲示板で話題になったスレッドをカウントダウンしていく。これをみればハロプロの今がわかるのとっても重宝している私。
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モーニング娘。飯窪春菜(いいくぼはるな)はすごいかもしれない。

2012-10-19 21:51:07 | モーニング娘。と私
 モーニング娘。の興味は昔ほどなくなってきた私デスペア。9期のこじんまり感とか、さやしのつくられたエース像とか、10期のさらなるこつぶ感とか、なかなか興味をもてない私。

 だけど最近10期メンバー飯窪春菜(高3)はもしかしたらすごいんじゃないかなと思い始めた。数か月前にヤンタンにでて、ほめ上手の飯窪を印象づけた飯窪。そのほめ方も嫌味がない。しっかりとした育てられ方をしたんだなと思う丁寧な言葉づかいも好印象。(といっても飯窪の両親は37歳)。ヤンタンではほめ上手ということでさんまさんからヤン娘の先輩の道重と光井はどっちがスタイルがいいと思うといじわるな質問をされる飯窪。それにこうこたえる飯窪。

 飯窪<「女性からすると光井さんのスタイルにあこがれるし、男性だと道重さんですかね」


 この切り返しはうまいね。年長者に対しては丁寧な話し方とほめ上手で気に入られる飯窪。彼女はそれだけじゃなく、なかなかおもしろい。

 先日のFC限定ウェブトークで同期の石田亜佑美と2人トーク。そして二畳半トークというyoutubeの動画を見て、今までみたことのない飯窪のはっちゃけ加減がよかった。ちゃぶ台をひっくり返したりとおもしろかった。かといって話がむちゃくちゃなわけでもなく話がまとまらないわけでもない。

 飯窪春菜は安めぐみのひとあたりのよさと道重さゆみの貴店の良さと夏焼雅のおちゃらけな部分を持ち合わせている。哲子の部屋に1一人ででたら大ブレークすると思う。
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思い出したこと

2012-10-18 22:08:21 | モーニング娘。と私
 最近は目が悪化してブログで文字を打つのが一苦労。そのためかここ1か月は平日の更新ができていない私デスペア。網膜色素変性症な私の目。これからは短いブログでもよしとしよう。

 今日思い出した。キャッツアイの須藤茉麻がタカラヅカの男役みたいなことをやっていて思い出した。キャッツアイではその茉麻が演じた男役はオスカル。オスカルといえばベルサイユのばらのオスカル。思い返せば2回目の茉麻との2ショットのときに茉麻へのプレゼントとして宝塚グッズをプレゼント。たしか水夏希のオリジナルデザインTシャツとベルばらの万歩計、そしてベルサイユのばら外伝DVDをプレゼントした私。

 キャッツアイの役作りのために私がプレゼントしたべるばらのDVDを見ていてくれたらこんなにうれしいことはないなと思った。
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劇団ゲキハロ「キャッツアイ」Bパターン盗まれる側@シアターBRAVA昼夜(千秋楽最前)に行った。

2012-10-14 22:11:09 | コンサート舞台
 最前もさほどうれしくない

 昨日に続いてのゲキハロ。今日は熊井、中島、菅谷がメインのBパターン盗まれる側ストーリー。このBパターンは大人の麦茶の塩田さん脚本で出演者もオトムギの人たち。オトムギの役者さんはハロヲタにはおなじな面々なので見ていて安心感がある。AパターンよりもBパターンの出演者のほうがわきわきあいとしているとUST東京公演で清水佐紀が言っていたが、オトムギの役者は楽しい人たち。昨日はオトムギの人はでないのに(朝一番の公開ゲネプロにはBパターンだったが)、開演前のロビーではナミチョーこと並木秀介の声がよくひびきわたっていた。どうやら中神さん手作りのガミグッズを販売していたよう。グッズは今日は販売してなかったがやっぱりロビーではオトムギの面々が11月にある(大阪は12月1日2日でなんと12月1日は出演する宮本佳林の誕生日)オトムギ舞台シュガースポットのチケットも売っていた。したたかというかフレンドリーというかさすがオトムギだな。それにくらべてAパターンの出演者はだれひとり終演後のロビーでのお見送りもしtげいなかった(と思う)

 そんなオトムギの舞台だったが、Aパターンよりはいいが、今までの塩田脚本の中で一番ものたりなかった。ヲタを泣かせるのがうまい塩田氏だが、今日の舞台で涙がでたのは、2人暴力団のブルースが催眠術にかかって自分をなぐり、そして相棒のポンヌッフを殴れと催眠状態で命令されるもそれには従わず自分を殴り続けたシーン。そのシーンで泣いた。これはストーリーのメインストリームではないのだがそこでないた。あとは中島早貴のゆすけになりすます演技でないた。特に中島演じるゆうすけ(火事で死んでしまっている)に、母親がやけどはしてない?大丈夫?と聞かれてのセリフ「ママがいっつもぬれたタオルで拭いてくれたからすっかりなおっちゃった」のところで泣けた。ゆうすけが火事で死んでしまって気が狂った母親はその火事の時にゆうすけを火の中から助け出すことはかなわず、黒焦げのくつと額縁の絵画を持ち出した母親。その後母親はなぜかその額縁の絵画をびしゃびしゃのタオルで拭いていた。はじめこの演出にはどういう意味があるのかわからなかったが、中島がなりすましたゆうすけのこのセリフでやっとわかった。BBにしろ塩田泰造の脚本はこういう伏線がわかるかわからないぐらいにうまくちりばめられていて感心する。だけどやっぱり過去の塩田作品にくらべればいまいちだった。

 デスペア的キャッツアイB見るポイント
1、千秋楽は最前関
 エグゼ会員の私デスペア。エグゼだとチケットはFC選考のその前に先々行でチケットが買えてその座席も10列前後と良績がくる。ただ3年ぶりにエグゼに復活して残念だったのが、コンサートのチケットには先々行があるのだが、舞台にはそれがないこと。これにはショックだった。3年前なら、コンサートなら10列目、舞台なら5列目がエグゼ席だったのに、舞台では先々行なしか・・・。だけど今回のキャッツアイの千秋楽は最前席のチケットが来た。

 昼もBパターンをみて、BパターンではAとはちがってセクシー衣装でのキャッツアイの歌披露はなかったので夜もないかなとおもったら、オトムギのアウタートークの場つなぎのあとにセクシー衣装で登場のキャッツアイ7。千秋楽スペシャルということで歌披露あった。おっこれで中島早貴のおへそのよこにあるホクロや矢島舞美の割れた腹筋、そして梨沙子と茉麻のちょっとだらしないようにもおもえる腹筋を最前席から確認できると思ったが視認できなかった。網膜色素変性症な私デスペア。視野狭窄と視力低下が進行している私の目ではもはや最前でも、おなか出し衣装のめんばーのおへそすらなかった。6年前のリボンの騎士ミュージカルでは新垣里沙のおへそのしわまで確認できたのに、今の私のRPの目ではそれはかなわなかった。そして演じるメンバーの表情もほとんどわからなかった。6年前のリボンの騎士では苦悩するサファイヤ高橋の表情が手に取るようにリアルに視認できたが、今回はそれも無理だった。

 昔最前席でえられた効用がいまはその1%もあじわえなくなってしまった。

 だけど、最前ならではの臨場感もあった。出だしはしょーごさんと中神の2人が目の前で演技していた。えっこんなに近いのとおもうほどだった。もしやハロメンもこのぐらいの距離なのかとおもったらハロメンはそんなにステージのはしにはこなかった。あと2人暴力団とコロ助はステージ下の最前関目の前におりて演技していたりそこからステージにのぼgったりしていたので迫力はあった。最前だと中神さんの左のもみあげがくるっとなっていることも確認できたし、中島堺が黒の横ラインのはいったぴちっとした上着のしわしわとしわがよっている感じも確認できた。

2、須藤茉麻
 昼と夜の間ガイドヘルパーさんに手引きされて近くの松下IMPビルのマツモトキヨシとミスドに行った。ついでにトイレにもいったのだが、昨日の帰り道の同じような会話が聞こえてきた。どうやらキャッツアイを観劇したばかりの男性2人がトイレで会話。茉麻のワイヤーがちぎれるんじゃないかとひやいやしたわ(笑)。

 えっなんなの?ワイヤーと茉麻のキーワードで導き出される会話はワイヤー切れちゃうななお?

 私の目では黒髪で色白な茉麻が一番視認しやすくて、それに茉麻は今回はルイねえさんの役で常に腕だし衣装で二の腕全開。二の腕全開の左手はだらーんとさせているのではなくつねにひじをまげて、手首の内側でおへそを隠しているようなポーズの茉麻。その直角な茉麻の白い二の腕は肌が白く膨張しているように見えるのですこし太く見えたがそれは私のRPの目のせいだったはず。そんなに茉麻はいわれるほど太ってなかった。

3、その他
・昼公演アフタートークは、熊井、中島、菅谷、矢島、それにやそしげとコロ助、MCはナミチョー。10分以上トークがあったのだが、その間中コロ助はずっとサッカーボールをリフティングし続けていた。一度も落とさなかった。抽選会のときもトークのときもずっとリフティングをしていた。すごいなとおもってアフタートークの2割はコロ助を見ていた。ただコロ助はひとこともしゃべらなかった。やそしげもほとんどしゃべらなかったが抽選会で半券をひいたときに声をだして席番号をよみあげていた。ちなみに私の真後ろの人が抽選にあたり楽屋ご招待だった。

・昼公演ではキャッツアイ7の歌披露はあったもののセクシー衣装ではなかった。夜はアフタートークあとに背食いs-衣装での歌披露あった。ただ昨日は茉麻がワイヤーでつるされていたが今日はだれも歌のときはつるされていなかった(と思う)

・夜公演終演後MCで梨沙子が劇中セリフ「おとといきやがれ」にひっかけて、「大阪経済法科大学にきやがれ」と単価をきるつもりだったようだが、大学名うろ覚えで、「おおさか・・・経済?・・・ほうか・・・大学のBerryzのライブにきてね」ととぎれとぎれで言っていた。

・昼公演アフタートークではB主役の3人にくわえて舞美もいたが、しっかり11月のオトムギ舞台シュガースポットの宣伝していた。徳永千奈美と舞美がでると告知する舞美。残念ながらハロプロ研修生の宮本佳林と田辺奈菜美も出演するとの告知はなかった。12月1日2日にここしあーたーブラバでやりますと言っていた舞美。12月1日は宮本佳林の誕生日だしシュガースポットには佳林も出演するので舞美の口から佳林の名前がでてくると期待したがでてこなかった。

・ワイヤーでつるされたのは、2人暴力団をつかまえる茉麻、キャッツアイジャンプの熊井ちゃん、ゆうすけになりきり天国に舞い上がる中島早貴の3人は確認できた。舞台の上のほうまでつりあげられて見えなくなってあのあとどこにいったのだろうかと不思議だった。最前からだと目のいい人ならワイヤーの行先は見えたことだろう。あそうそうキャッツアイジャンプでつりあげられる熊井ちゃんは中神さんとしょーごさんが垂れ下がったロープをひっぱっている演出だった。これは最前ではじめてわかった。

4、ナミチョーこと並木秀介とはじめて握手をした。

 今回は本当ならガイドヘルパーさんのチケットも手配してダブルの確率で楽屋訪問抽選にのぞもうとおもっていたのだが、なぜかやヤフオクでチケットがほとんどでまわっていなかった。この楽屋訪問抽選会効果なのかな。そのためガイドヘルパーさんには入場口でおわかれして会場内はスタッフに客席まで手引きされた私。終演後もスタッフに手引きされて会場をでる私。千秋楽のあと女性係員に手引きされて会場の出口をでる私。出口の両脇からありがとうございまーすとかチケット販売してまーすと元気のいいオトムギの役者さんの声。
。その声が私のすぐ左から聞こえる。私の左手は女性係員の右肩の上。その左手をさっとはなして左向け左して、右手にもっていた白杖を左手にもちかえ、右手をその声のする方にさしだす私デスペア。

 その声の主が握手をしてくれるかわからなかい。私の目ではその声の主と私の距離がどのくらいなのか、その間にだれかほかのヲタがいるのかもあwからなくぃ。わからないけど、右手をだし、握手を求める私。これは昨日から計画していたこと。

 昨日もおなじように昼公演(15時開演)おわりに手引きれて会場出口の私。そのとき右側からオトムギの池田稔さんのおちついたひくいありがとうございますの声。その声を聞きながらかるく会釈しながら素通りの私。通りすぎてはっと思いつく。今回のキャッツアイではなにかmのたりない。そのなにかものたりないを埋めることができることを思いついた。来月のオトムギの舞台「シュガースポット」は大人の麦茶の本公演なので当然オトムギの役者陣は出演する、そしてハロプロからは矢島舞美、徳永千奈美の公私とも仲良し2人。そしてハロプロの至宝であり近々デビューのうわさがあるハロプロ研修生の宮本佳林と田辺奈菜美もこのシュガースポットに出演する。そうだ、お見送りするオトムギの役者さんにシュガースポットそして宮本佳林が待ち遠しいですと言おう。まわりまわってオトムギの役者から宮本佳林にも伝わるはず。

 そして今日、千秋楽おわり手引きされる私の左からオトムギの役者さんの声。その声のほうに右手をさしだす私。そしてこういう。

 デスペア<シュガースポットたのしみにしてます!

 すると私の右手を両手でがっしりと握手。それはなみちょーこと並木秀介さんだった。さしだした私の手を、おくれまいとささっとにぎってくれたなみちょー。もしかしたら私はとんちんかんな方向に手をだしていたのかもしれないが、しっかり正面で握手してくれたナミチョー。

 ナミチョー<ありがとうございます!

 体育会系のようなはぎれのいいありがとうございます。そして私。

 デスペア<「宮本佳林ちゃんをデビューさせてあげてください!」

 なみちょー<「おう ん んう」

 シュガースポットからいきなりの論理飛躍で宮本佳林。しかもなみちょーに向かってデビューさせてあげてください。今思えばまったくおかしな客。手引きされているのにその手引きを一時中断し女性係員をかたわらにまたせた状態で握手しそして佳林ちゃんをデビューさせてあげてください。これは常人のなせる業じゃないね。

 なみちょーさんは返事にこまったというよりも、この真剣なヲタに対してかるい気持ちであいよーとかはいわかりましたとかいいかんげんなことは言わないナミチョー。なみちょーは、調子をあわせるだけのお調子者ではない。なみちょーの人のよさがわかった。なみちょーは私のなげかけにたやすくうんとはいわなかった。それが好印象だった。

 最前席あら得られる効用よりも、間接的に共演者を通じて佳林のデビューを待ち望んでいる人間がここにもいるんだと伝えられたその一方的な高揚感のほうがはるかにまさった。そんなキャッツアイ千秋楽だった。


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劇団ゲキハロ「キャッツアイ」Aパターン(盗む側)@シアターBRAVA昼に行った。

2012-10-13 21:13:11 | コンサート舞台
 オスカルとウフフ

 約1年ぶりのシアターBRAVA。去年は戦国自衛隊、今年はキャッツアイ。思えば、去年は池袋サンシャイン劇場でも戦国自衛隊を見たし大阪でもみた。2年前もおなじく三億円少女。今年は東京遠征せずに大阪だけの私デスペア。3年前のサンクユーベリーベリーも東京遠征したけどキャッツアイは大阪のみ。網膜色素変性症な綿デスペア。視野狭窄と視力低下がここ1年でぐんと進行したこともあるが大きい理由、それと小さな理由はキャッツアイはあまりおもしろそうではないこと。

 私の予想通り、キャッツアイ(AもB)はあまりおもしおくない。特に茉麻、舞美、萩原がキャッツアイの3姉妹を演じるAパターンがおもしろくない。舞美演じる次女の瞳と彼女がキャッツアイであることは知らない刑事(瞳の恋人)との2人を軸に話は進んでいくのだが、これがあまりにも不自然で、それに山場というものがなくたんたんと物語が進行していく。キャッツアイといえば美人3姉妹と同じく刑事のサエバリョウのもっこりが印象的。もちろん今回の舞台キャッツアイの刑事にもっこりはなし。まさかそういう下ネタはやらないだろう、やってはいけないとおもっていたのでそれはなくてほっとした私。ただキャッツアイのおもしろさは刑事サエバリョウのいいかげんさんと下ネタもっこりと時折見せる真剣さ。その人間臭い魅力的なキャラクターの存在がキャッツアイの魅力の半分を占めている。今回の舞台キャッツアイにはその魅力的なキャラのサエバリョウがいない。ただ2枚目だけの刑事が舞美の恋人として登場するだけ。あまりにもタンパクだった。もし茉麻のウフフのキャラとオスカルのキャラがなければなんとつまらない舞台だっただろう。

 デスペア的キャッツアイA見るポイント。

1、須藤茉麻の演技の幅は広いね
 5か月前の新宿紀伊国屋サザンシアターでのオトムギの舞台「BB」の須藤茉麻の演技はすばらしかった。いままで見たことのない茉麻がそこにはいた。BBでの茉麻の演技の幅がぐんと広がったが、今回のキャッツアイでも茉麻はすごい。他のメンバーは舞美は舞美だし、キャプキャプだし、萩原は萩原でしかない(ウサニ参考)のだが、茉麻はそこにいなかった。須藤茉麻ではなくキャッツアイ美人3姉妹の長女来生泪(ルイねえさん)がそこにいたし、男装のオスカルがそこにいて、Berryz工房の須藤茉麻はいなかった。それは女優須藤茉麻だった。

 ルイねえさんは設定25歳ということだが、それ以上ーなお色気と落ち着きがあった。ウフフという漫画のようなセリフも茉麻はしっくり演じられていた。BBのあまったるいアニメ声のアリちゃんを演じた同じ人が有閑マダムのような色っぽさとけだるさを出している。この演技の幅はすごいと思った。ベリキューで演技がうまいとされているベリの菅谷梨沙子にしろ℃-uteの中島早貴にしろ、2人演技のうまさとはある一方向のベクトルの役柄を演じるのがとてもうまい。梨沙子なら感情をこめた泣きの演技だし、中島なら可憐な恋する乙女の演技はピカイチ。だけど2人はそのそのカテゴリの演技をうまく演じられるだけで、ベクトルが1方向に限らている。

 それに対して、われらが須藤茉麻の演技のベクトルはxyz軸のあらゆる方向のベクトルの演技ができる。病弱なお嬢様を演じたと思えば、さらしをまいたカンフー少女を演じるし、アニメ声メイドのような家政婦を演じたとおもえば、有閑マダムを演じる。そのふり幅がすごい。今回の舞台でも有閑マダムのようなルイねえさんを演じたとおもえば、宝塚歌劇の男役トップのオスカルも演じ切る茉麻。もし茉麻のルイねさんとオスカルのミュージカルがなければこの舞台はどうなっていただろうと思う。それほど茉麻の演技は魅力的。まだ須藤茉麻を知らない人には「サンクユーベリーベリー」「ライトノベルの楽しい書き方」「BBBumpyBuddy」「キャッツアイ」

2、その他
・ワイヤーアクション
 ベリキューはじめての試みとしてワイヤーを使っていた。舞美がミッションインッポシブルのトムクルーズよろしくワイヤーにつるされて高圧電流の床の上の絵画を盗み取る。どうやら舞美はさかさまにつられているようっだ(RPの私の目ではよくわからなかった)、それと舞美はワイヤーにつるされてマトリックスのキアヌみたいなワイヤーアクションもあり。ただスピード感はなかった。

・キャッツアイの歌披露
 はじめは3姉妹で歌披露、ラストには7人で歌披露。そのとき熊井ちゃんがセンターででっかかった。茉麻はどこだとおこだとさがすもみあたらず茉麻はワイヤーにつらされていた。

・髪の色
萩原がショートで明るい髪の毛がくるっとむこうに振り返ったときに髪の毛がふわっとしっとりはねた。それがまとまっていて弾力のある神のように見えた。梨沙子の髪よりも明るく見えた。

・バックステージご招待くじ
アフタートークショーは茉麻舞美萩原キャプ4人刑事役の男優1人とサミット倶楽部というお笑い芸人2人の合計7人。アフタートークのはじめに座席の半券をサミットの2人をのぞく5人が順番にひく。私はF列の25番だったが、F列の20番の人が当選していた。当選した人は終演後楽屋にあいさつにいけるとのこと。もし当選したら茉麻をべたぼめしようと思ったが残念。トークでは茉麻がまいみちゃんをびんたするところが劇中あるのだが、けいこのときは効果音がはいっていてエアびんただっただけど本番からは効果音もなくなり本当にびんたしている。今日のビンタはいまいちですべってしまった。舞美ちゃんのお肌がすべすべだからかなとうまいことを言う茉麻。マイマイはいつものおしゃべり口調で東京公演でセリフをまちがった話。キャプテンはさいきんやっと共演者の人となかよくなれたとのこと。


 昼公演だけ見て帰る私。帰り道大阪ビジネスパーク駅へ続く道すがら。前を2人組みの女性。どうやらキャッツアイ観劇後のよう。会話が聞こえてきて茉麻がどうたろこうたら言っていた。よっく聞くと、茉麻のへそだし衣装のおなかがどうたらこうたら、茉麻がワイヤーでつりさげられているシーンでワイヤーが切れるんじゃないかとおもったワハハとかあれわいアーを茉麻は片手で握っているけどあれでささえてるんじゃないワハハとか、
まさかの茉麻体重寝たで盛り上がり。おいおいあんたらそこまでいうならあんたの体重教えろよ、多分茉麻ののほうがやせてるよと心の中で思ったがRPの私の目ではその2人組の女性がふとっているのか視認できなかったのが残念。だけどきっとこの2人組みは柳原加奈子みたいだと私は思い込んだ。

 
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