読む日々

テーマばらばらの読書日記

思い出トランプ

2011-07-29 | 過去の記録
平成16年7月12日
向田邦子「思い出トランプ」

11篇の短編集。
あらすじのみ記録してあった。

1「かわうそ」脳卒中の発作で倒れた男。9歳下の妻の目がかわうそを思わせる。昔、子供を亡くした。実は妻の、医者への連絡ミスだったらしい。
2「だらだら坂」女を囲う男。細い眼が好みなのに、勝手に整形してしまう。
3「はめ殺し窓」性格のハデな母に自分の娘が似てしまう。
4「三枚肉」以前の部下(愛人)の結婚式に出席する羽目に。
5「マンハッタン」妻に逃げられた男。近所にスナックができ、そこのママを気に入り、いろいろ雑用をしてあげたのに、常連客が実はママの夫だった。
6「犬小屋」昔、近所に勤める魚屋のカッちゃんを便利に使っていたかが、ある日襲いかかられて振る。そのまま自殺を図り、助かるものの田舎へ去る。そのカッちゃんと奥さんと、電車で乗り合わせる話。奥さんと主人公、2人とも妊婦さん。
7「男眉」要領のいい地蔵眉の妹と、対する男眉の自分。
8「大根の月」包丁で野菜を切るとき、半月が出ると口に入れる癖。その癖のせいで子どもの指を切り落としてしまう。姑との戦いがテーマ。
9「りんごの皮」裕福な独身の姉と生活の苦しい弟。昔、親の都合で東京の家に2人で一晩留守番した際、突然訪れた前の住人から匿ってくれた弟。
10「酸っぱい家族」飼い猫が噛み殺したオウム。
11「耳」マッチの火で女の子の耳の穴をみようとしたら、弟の耳に火が入り難聴に。


<追記>マンハッタンしか憶えてないなあ。

王妃の館

2011-07-29 | 過去の記録
平成16年7月8日(木)

浅田次郎「王妃の館」上・下


ひと癖もふた癖もある「光ポジ」と「影ネガ」のツアーメンバーたちは、ドタバタ騒ぎとニアミスを繰り返しながらもそれぞれのパリの旅を楽しんでいた-----かに思えたが、ついに二重売りがバレそうになったさあ大変。さらに「王妃の館」に秘められた太陽王・ルイ14世の愛の行方をからめて、物語は17世紀と現代を縦横無尽に駆け巡る。

----------------------------------------------------------下巻の裏書より



感想・・・おもしろい!うまい!!
光と影のツアーを設定しなきゃいけない事情はイマイチ納得できないが、それをゴリ押ししなきゃ続きはないので仕方ない。
が、登場人物全員に登場する意味がすごーくあっておもしろかった。


<追記>
シリアスではないストーリーだったのは憶えてるけど、詳しいストーリーは全く。
時間があったら読み返したいなあ。

大雨

2011-07-29 | 雑感
昨日から今日にかけて新潟は大雨、土砂降り。バケツをひっくり返したかのような雨が延々と降り続きました。

昨日は実家の辺りは床下浸水ギリギリか、というような水の上がり方で、怯えた母から仕事中に電話が。
うちの息子が実家近くの私の妹の家に泊まりに行ってたんですが、妹が所用で外出、上の子は部活へ行き、
小4の姪と息子だけで留守番していると知り、パニックになったようで

「小さい子供二人置きざりにして出かけるなんて、何考えてんの」(小4と小3なら普通でしょ)
「ここも もう車も出せないし、何かあっても助けにいけないでしょ」と、凄かった・・・


いや、私のせいじゃないし・・。と思ったけど、「家が流されたりするわけじゃないし、2階にいれば大丈夫だよ」となだめ、
ひとまず息子のケータイへ電話。
ちょい興奮気味で「裏のね、ドブみたいなのあるでしょそこがね、もう水が上まで来てね、どこが川かわかんなくなってね・・・」完全にハイテンション。イベント状態。私もそうだから気持ちはわかるけど。

「絶対外に出ないでね」と言ったら「うん、大丈夫」と冷静だったので、ひとまず安心。
その後妹がやっとこさっとこ帰宅したものの、今度は中学生の甥が部活から戻らず・・・。
結局、外に出すのは危険、との顧問の判断で、落ち着くまでずっと練習していたとのこと。

自宅や会社の辺りは被害なんかはなかったですが、地域によっては床上浸水もあったし、
今日は五泉市や阿賀町、三条、加茂辺りが大変みたいです。

全く降らずに川が干上がっている、と思っていたら、今度は洪水ですか・・。
「ちょうどいい」って、なかなか難しいんでしょうか