読む日々

テーマばらばらの読書日記

こんにちわ!赤ちゃん

2011-10-04 | 過去の記録
平成16年8月4日

よしもとばなな「こんにちわ!赤ちゃん」

<感想>
赤ちゃんの誕生が息子と10日位の違いで、ほーお、と思い購入。が、あまりにも、あまりにも私的で、よくわからん
赤ちゃんのお話もあんまり出てこないし。個人名がさーーっぱりわかんなくて、かなり読むのが苦痛だった。
ファンの人以外にはオススメできない本かも。
でも、同じ難産でも、最終的に切った私の方が何十倍も楽だったかも。恥骨が割れるだなんて
30代初産&ビッグベビー、つらいっす、本当に


<追記>
名前って、全部ひらがなだっけ?作家なのに「こんにちは」を「こんにちわ」・・?
私のノートが間違ってるのかも

それにしても内容は まったく憶えてない

犬連れバックパッカー

2011-10-04 | 過去の記録
平成16年7月29日

斉藤政喜「犬連れバックパッカー」


「息子のクリスマスに、子犬をあげよう」田舎暮らしを始めたシェルパ斉藤がそう思いついた瞬間から冒険は始まった。
大阪からベビーカーに乗せて八ヶ岳の麓に連れ帰り、最北の島、礼文・利尻、さらに伊豆大島横断、思い出の松本、紀伊半島・・・。日本全国を一緒に野宿して旅するうちに、弱弱しかったニホは逞しいアウトドア犬に成長していく。心温まる、愛と感動のパックパック旅行。(文庫裏書きより)


<感想>
裏書き読んで、息子にも子犬を・・・と、ちょっと思っていたから、ナイス!と思い購入。が・・・。
こいつ、嫌い。やなタイプだ。勝手に野田さん(カヌーイストの)と同じタイプのフリしてるけど、ぜったい違う。
犬好きな人=イイ人、犬嫌いな人、うまく愛情表現できない人=ワルい人 って、ぜーーーったい思ってるだろ。
で、自分は絶対正しい、って思ってるに違いない。ムカムカする。読まなきゃよかった。

でも犬は可愛いし、藤門さんとの対談はタメになった。
野田さんとの対談で、野田さんが人ガク(椎名誠さんの息子の)について語っても無反応。感じ悪い。


<追記>
・・・こんなん、ここに書いていいのかと思ったけど、まあ、ワタクシ個人の正直な感想だし、7年も前のハナシだし、まあ、いいか。それにしても、酷い言いよう・・・でも「ヤな印象」は、しっかり憶えてます。
シェルパ斉藤って誰なんだっけ・・・。


甘露梅

2011-10-04 | 過去の記録
平成16年7月14日

宇江座真理「甘露梅」

岡っ引きの夫に先立たれた、町屋の女房おとせ。
息子が嫁を迎える為、自分は手狭な家を出ることに。

吉原でお針子となったおとせの前には、遊女たちの痛切な生の営みがあった。(たぶん文庫の裏書より)


<感想>
宇江座真理、もういいかも・・・。

おとせは最終的に20も年上の人と一緒になるんだけど。
めでたしめでたしの展開は好きだけど、毎回感じるのは、いろんな目に遭っても主人公がまったく成長しないこと。
運命の波を「乗り越える」んじゃなくて「乗り切る」って感じ?!


<追記>
私はもう、昔から、「主人公が成長する」話しが好きなのねだから児童書が好きなんだ、きっと。
実際、この後、この作者の本は殆ど読んでないはず。

禁断

2011-10-04 | 
明野照葉「禁断」


この方の小説は、ホラーというか、不思議な力というか、そういう小説のイメージが強かったのですが、これはまあ、普通のミステリー。

普通といっても普通じゃないけど、でもまあ、人間としての力しか持ってない人間しか出てきません。

あるヤンキー夫婦ができちゃった婚をし、子供を放置していたくせに、娘がお年頃になったら父親の方が昔の妻を見るような眼で見つめ出し、そこに嫉妬した母親が自分の娘に対抗して若づくりする・・・
そんなところから異様な展開が巻き起こります。が、実は今の部分はネタバレ。

主役はその娘を愛してしまう29歳のサラリーマン。その親友が撲殺され、犯人を突き止めようと動き始めるのが本当のストーリー。ただ時系列で行くと上で書いたのが発端です。

最初はミステリー、次はヒューマンドラマ、最後はメロドラマ?

そんな感じのお話でした。

満足度70