「ハティのはてしない空」カービー・ラーソン作/杉田七重 訳
第一次大戦中のアメリカ。
アイオワの孤児、ハティは、遠縁の家で辛い目に遭いながら暮らしていた。
そこへ突然、亡き母の兄の遺書が届く。
伯父が入植した土地がもう少しで自分の物になるが、もう命が長くない。ついてはハティに遺したい。
続きの作業をして条件を満たしてほしい。
16歳で一人モンタナへ旅立つハティ。
想いを寄せる、戦地にいる同級生チャーリーとの手紙のやり取りを挟みつつ、過酷で、でも人の温かさと友情の素晴らしさ、
そして戦争の残酷さ、自然の猛威での人間の儚さなど、いろんな事柄がてんこ盛りの1年を描く。
面白かったです。かなり。
こういう開拓モノに弱い私。
最後、土地はダメだったけど、戦争は終わり、チャーリーとの未来を思わせるラストでした。
著者のひいおばあさんがモデルとのこと。ひいおばあさんは入植に成功したとのことです。すごい。
中学生辺りに読んで欲しいお話でした。
満足度100
第一次大戦中のアメリカ。
アイオワの孤児、ハティは、遠縁の家で辛い目に遭いながら暮らしていた。
そこへ突然、亡き母の兄の遺書が届く。
伯父が入植した土地がもう少しで自分の物になるが、もう命が長くない。ついてはハティに遺したい。
続きの作業をして条件を満たしてほしい。
16歳で一人モンタナへ旅立つハティ。
想いを寄せる、戦地にいる同級生チャーリーとの手紙のやり取りを挟みつつ、過酷で、でも人の温かさと友情の素晴らしさ、
そして戦争の残酷さ、自然の猛威での人間の儚さなど、いろんな事柄がてんこ盛りの1年を描く。
面白かったです。かなり。
こういう開拓モノに弱い私。
最後、土地はダメだったけど、戦争は終わり、チャーリーとの未来を思わせるラストでした。
著者のひいおばあさんがモデルとのこと。ひいおばあさんは入植に成功したとのことです。すごい。
中学生辺りに読んで欲しいお話でした。
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