読む日々

テーマばらばらの読書日記

さよなら、ママ

2012-05-16 | 絵本
「さよなら、ママ」エリザベス・ツェラー作/清水美子 訳


 楽しいはずのバカンス先で、ママの癌が発覚。そこから、ママとさよならするまでの、13歳ま女の子のお話。


人が誰でも迎える「死」について、少女が、家族とともに真剣に見つめ、受け入れて行くストーリーです。
お母さんもお父さんも、人間的でかつ、強くて素晴らしい。

私はいまだに「死」を考えるのが苦手。
自分がここからいなくなる、という事実もつらいけど、臨終の苦が心配。

でも大河ドラマとか見ていると、「ああ、ここに出てきている人達は、とっくの昔に死んでるんだよな。あと100年経てば今いる誰も生きていないんだよなあ」とか感じる。

このママは38歳の若さで亡くなります。
うちの義弟は36歳でした。

忘れたくないのに、月日はだんだん亡くなった人の事を思い出にして行ってしまいますね。


満足度 番外で。