読む日々

テーマばらばらの読書日記

おつかい

2012-05-12 | 雑感
どーも、揚げ物とか作る気力なし。
今日は朝から学校の奉仕活動に行ったり、玄米を精米に行ったり、タイヤの空気圧見てもらいにいったりと、結構忙しかったから

で、買い物いく気力もなく・・・
息子におつかいに行かせました。700円で買えるもの買ってきて、って。

で、買ったもの。

アジフライ。

あとマグロの刺身。自分が明日食べるお菓子。締めて654円。すごい。

あとはササっと、サラダと葉玉ねぎの炒め煮でおしまい。

四十九日のレシピ

2012-05-12 | 
伊吹有喜「四十九日のレシピ」

継母が亡くなり、残された大量の家事のコツを描いたカード。自分が死んだら、残された夫や継子が困らないようにと乙美が遺したもの。
そして夫の世話を19歳の、自分が面倒を見ていた更生施設みたいなところの子に頼んでいて、その井本という女の子と残された夫、東京で結婚して暮らしていたが、夫の浮気相手に子供が出来たことで戻ってきた娘、井本の友人でブラジル出身の仮名ハルミという青年が、乙美の49日の大宴会(!!)を迎えるまでの日々。

基本となるストーリーは、百合子と夫との大問題。そして乙美の夫や娘への愛(レシピカードから立ち上って来ます)、井本やハルミの人柄に支えられ、父と娘が再生していく物語。


どこかで見たタイトルだな、と思ったらNHKでドラマ化されていたのね。
HP見たら、お父さんが伊東四朗、百合子が和久井映見、乙美が風吹ジュンでした。
なかなか絶妙なキャストだわ。

乙美は、原作のイメージだと藤田弓子なんだけど、若い頃も演じるからこのキャスティングでも納得。
70歳の風吹ジュンは、ちょっと吉行和子に似てる。

それにしても!!
涙・涙の連続でした。大感動とはこのことだ。ものすごくいい本です。
血はつながってないけど、太い絆で結ばれた母娘。素敵なお母さんだな。
そして夫婦愛。
百合子夫婦の危機はいろいろ考えさせられました。最初は怒りで体が震えたけど。相手の女があまりにもヘンで、なんでこんなバカ女に引っかかるかなあ、って。でも、そこへ引きずられて行った百合子の夫の心情も最後には納得できたし、丸く収まったしまあ、よかった。

ドラマ、観たいなあ。再放送しないかしら。

満足度100