読む日々

テーマばらばらの読書日記

ざりがに

2011-03-21 | 雑感


ざりがにの水を換えました。地震に気持ちが行っていて、私も息子もすっかり放置しちゃってましたが、
ざり子(赤いの)も赤ザリ達(赤ちゃん)もみんな元気

ざり子(メス)は昨夏、実家の母が親戚の池で釣ってきた8匹の中の1匹。
我が家に5匹、妹宅に3匹引き取られました。

我が家のは4匹死亡 すべて学校の中庭に埋められてます
妹宅は1匹だけ死んじゃったけど、残りの2匹が雄雌だったみたいで、なんと秋に産卵、その後孵化して
山ほどの赤ちゃんざりがにが誕生しました

その中から8匹もらったのが赤ザリです

今のところみんな元気で嬉しい
自分の体くらいのエサを抱き込んで泳ぐ姿はめちゃめちゃ可愛いです

古参のざり子も、両方の鋏を失いながらも健気に冬を乗り切ってくれました

私が正月に祖母宅前の親戚の池付近で採取した泥子(性別不明・まだ小さかった)と言う名前のざりがには
子供が学校へ持っていったら死んじゃった。子供達は触っちゃうから仕方ないですね。
2度も脱皮して順調に育っていただけにちょっと悲しかった

玄関が水槽だらけになっていて(他にドジョウがたくさん)しばらくは新しい生き物は家にいれない予定。
この子達の成長を楽しみたいです

本の感想あげてませんが、読んでます。上下巻でさらに厚いので、なかなか終わんないだけ。

息子が

2011-03-19 | 雑感
1つ上の学童クラブでのお友達に「イヤな事をした」らしい。それをお母さんに自分の口から伝えるように と 先生に言われたのに伝えなかったらしい。で、なぜか伝えなかった事がバレたらしい。で、昨日は 「今日こそ伝えるように」と言われたから って言って私に話しました。「おとーさんには絶対言わないで」ってセリフ付きで。

とにかく都合の悪い事はすべて隠そうとする息子。こんなんで大丈夫なの…?

まあ、よく聞くと、相手の子もまったく非がないとは言えない気がするけど。あくまでも我が子の話を鵜呑みにした場合、ですけどね。
真実は客観的な意見を聞いてみないとわかりませんが、ひとまず昨日は 息子自身もイヤな事をされた仕返しだった? との見解で、その気持ちは受け止めてあげました。でも仕返しは 気持ちはわかるけど、善くないよ、って言いました。
いやだなあ、(っていうか うるさいっっ って思う事があったみたい)と感じたら、それをお口で説明しようね、って。

ウマが合わない虫が好かない相手って絶対いるよね。そういう人達ともお互いに良い所を探して、好きになれなくても理解しあえる関係になれればいいんでしょうが、あくまで「お互いに」が大事なところかと。一方的な歩みよりじゃあ無理。
でもせめてこちらはまず努力をしないと。大人になってしまうと、どうにもならない人もたくさんいますけど
私も会社でエライ人に連日「うるさーい」って叫んでるし・・(母に似たのか)
だってうるさいんだもん騒音測定機設置したいくらい。


おとーさんはとにかく
「やな奴とは話さない、関わらない、やられたらやり返せ、やられる前にやっつけろ」ってタイプ。1つの家で真逆の価値観を教わる息子は大変だなぁ。AB型だから平気…?

A型とB型の両親に育てられるAB型の一人っ子。頑張れ。(読み返すと私がAで夫がBみたいですが、逆です。)

おとーさんには、絶対口出し無用ってことで、こっそり話しました。相手が悪いって、吠えてました(ToT)


息子の夢

2011-03-17 | 雑感
昨夜、息子が突然、
「オレ、大人になったら何になるか決めた」と言い出した。
最近は 1・サッカー選手(習ってないのに)2・さかなクン(声のだしかたから練習してた)だったのに、また変えたのか…。

で、「何に決めたの」って聞いたら、

「お店屋さん」


よく聞くと、まず津波が心配だからビルの三階を買い取る。次に色々な物を作る。食べ物とか発明品とか。で、それを売る。
・・・のだそうだ。

たぶん、東北太平洋沖地震のニュースを見て、さかなクンの夢は海絡みで危険と判断。被災地の食糧や物資不足を知って物を売りたいと思ったんだろう。
息子なりに この非常事態に心を痛め、自分にできる事を考えたんだなぁ。

頑張れ息子


追記:入学式で何か「かけ声」をかける役になったらしい。親に隠してたけどそれも頑張れ~

原発

2011-03-15 | 雑感
福島が大変な事になってます。

ほど近くに住む友人にメールしたら「どうしたらいいかわからない」と弱気でした。

仕事いかなくていいなら、家族で新潟へ避難してきたら、と勧めてみましたが
年寄りがいるから無理・・と。
でもその後は「自分がしっかりしないとね」とメールくれましたが、とっても心配。

新潟にも、相馬方面から避難してきた方達が結構いるらしく、新発田で被爆検査をしているとかいないとか。

新潟でも明日から輪番停電がスタートする予定。
昼にニュースで出て、すぐにネットで検索して、計画表のPDFファイルをダウンロードしたまではいいのですが
地図を見てもブロック分けがよくわからない!
会社がどこのグループになるのかわからないと対策が打てないので、東北電力に電話しましたが話し中が続き。。
市の防災課に電話して「計画停電の・・」と言ったところで「あー。それはこちらにもまだ情報はいってきてません!」と
けんもほろろ とはこのことだ

で、昔、アイドルのコンサートチケットを取る為に頑張った過去を思い出しつつ、固定電話とPHSでかけ続けること1時間、
やっと東北電力に繋がりました。


その後、細かい住所の表を入手しましたが、わかりづらーい。
うちは明後日の夕方からの予定。近隣ではなぜかここだけ違うグループだ。

乾電池を買えてないので、暗闇にいるか、どこかへ行くか。考えないと。

イングリッシュローズの庭で

2011-03-15 | 
「イングリッシュローズの庭で」ミシェル・マゴリアン作 小山尚子 訳


 本当はヤングアダルトに入るんでしょうけど、それにしちゃあリアルに恋愛話です。

第二次大戦下のイギリス。女優の母が慰問団に加わるので、21才と17才の姉妹はロンドンから海辺へ疎開してきました。
姉妹が住む家は「狂人ヒルダ」と呼ばれていた女性が住んでいた家。その家のヒルダの部屋のカギを偶然みつけた
妹が、ヒルダの日記を読むうちに作家を目指します。それを応援する古書店のアレク。そこへ遊びに来ていたイトコのデリー。
そして村の親切なクラレンス夫人に、休暇で軍から戻ってきてた夫人の息子、ロバート。
最初は姉のダイアナと、後半は妹のローズとすっかり仲良くなった、未婚の母になろうとしているドット。

これらの人々が織りなす物語ですが、とにかく内容が濃い

第一次大戦中のヒルダとマシューの引き裂かれた恋、現在のダイアナとロバートの恋、ローズとデリーの恋とは言えないぎこちない物語と、その後のローズとアレクの素敵な恋。

そして姉妹の心の成長とアレクの戦争にまつわる過去、出生の秘密、小説について等、盛りだくさん!

とにかく大満足です。自分も17才に戻ったかのようにドキドキしちゃいました。

でも、戦時下の不自由さは、日本もイギリスも変わりなかった、ってわかりました。物は配給制だし。この辺りは同じ島国だから
事情が似ているのかも。
あとキリスト教が背景にあるので、ドットに対する周囲の目が物凄く厳しいのが印象的。日本は意外と昔もそういうのは
緩かったんじゃないかなあ、という気がします。

満足度90