佐伯一麦「マイ・シーズンズ」
実在のテキスタイル・アーティスト ビヨルグ・アブラハムセンの作品に惹かれた作家と、草木染めを生業とするその妻。
2人はビヨルグに手紙を書くが、ビヨルグの夫から送り返される。妻は亡くなっているから、と、
夫婦はビヨルグの作品と会う為に、ノルウェーへ旅立ちます。
そして「サマー・ウインド」という作品を、四季それぞれで見てみたいと感じた作家は1年で4回、ノルウェーを訪れる。
その模様を、亡くなったビヨルグへの手紙、という形で記した小説。
佐伯一麦の作品は「ア・ルースボーイ」だけ読んだことが。その時のイメージは湯本香樹美っぽい雰囲気だったと記憶してたんだけど、今回の感じ方は 宮本輝っぽいな、という感じ。
私小説を主に書いている作家だったなんて初めて知りました。
面白かったかと言えば、うーーーんって感じですが、じゃあつまらなかったのか、と言えば、それもまた、うーーーん。
ノルウェーの街の様子なんかは楽しかったです。ストーリーもまあまあ。
ただ、手紙形式が鬱陶しい感じ、かな。
満足度70
実在のテキスタイル・アーティスト ビヨルグ・アブラハムセンの作品に惹かれた作家と、草木染めを生業とするその妻。
2人はビヨルグに手紙を書くが、ビヨルグの夫から送り返される。妻は亡くなっているから、と、
夫婦はビヨルグの作品と会う為に、ノルウェーへ旅立ちます。
そして「サマー・ウインド」という作品を、四季それぞれで見てみたいと感じた作家は1年で4回、ノルウェーを訪れる。
その模様を、亡くなったビヨルグへの手紙、という形で記した小説。
佐伯一麦の作品は「ア・ルースボーイ」だけ読んだことが。その時のイメージは湯本香樹美っぽい雰囲気だったと記憶してたんだけど、今回の感じ方は 宮本輝っぽいな、という感じ。
私小説を主に書いている作家だったなんて初めて知りました。
面白かったかと言えば、うーーーんって感じですが、じゃあつまらなかったのか、と言えば、それもまた、うーーーん。
ノルウェーの街の様子なんかは楽しかったです。ストーリーもまあまあ。
ただ、手紙形式が鬱陶しい感じ、かな。
満足度70