大沼紀子「ばら色タイムカプセル」
13歳で、複雑な家庭環境から逃れるために家出した、真面目な女の子奏。
13歳にして、ストレスから総白髪な彼女は、千葉の風変わりな老人ホームに住み込みで働くことに。
ホームで生活する様々なお年寄りやヘルパー、料理人、そして近隣の中学生・山崎との関わりがとても楽しい。
そしてホームの庭の、見事な
バラ園
には「死体が埋まっている
」という噂があり、その解決の謎解きも面白かった。
なにより、奏が、最後には自分の心を乗り越えられた場面にちょっとホロリ。
とっても楽しく読めました。
満足度85
13歳で、複雑な家庭環境から逃れるために家出した、真面目な女の子奏。
13歳にして、ストレスから総白髪な彼女は、千葉の風変わりな老人ホームに住み込みで働くことに。
ホームで生活する様々なお年寄りやヘルパー、料理人、そして近隣の中学生・山崎との関わりがとても楽しい。
そしてホームの庭の、見事な



なにより、奏が、最後には自分の心を乗り越えられた場面にちょっとホロリ。
とっても楽しく読めました。
