読む日々

テーマばらばらの読書日記

B型 自分の説明書

2013-03-25 | 
Jamais Jamais「B型 自分の説明書」




図書館行けてなくて、蔵書を漁ってみたら出てきました。

2007年が初版で、私のは2008年12版(すごい)となってます。
買った時は自分で読んで大笑いして、B型の友人知人に貸しまくってた記憶が

改めて人に貸す、ってコトはなさそうなので、今回は自分があてはまる個所にチェックいれてみました~。

いやあ、オモシロイ。なんで知ってるの?って事がいっぱい。

たとえば

タイルとか横断歩道の模様ごと歩く
とか

ボケ~っとしてても頭の中は凄い速さで動いてる
とか

誰かの行動が切なくて胸が痛い、たとえば「おじいちゃんが一人でコンビニ」
とか

キレるとすべて記憶を消去、対象者の存在すら消える
とか。
あんまりピッタリな事が多すぎて笑えるわ。


昔々、友達とイミもなく海を見に行くのが好きで(友達もB)、その時、砂浜を見渡せる場所で、一人のサラリーマンが、コンビニ弁当取りだして一人で食べ始めた時、2人でなんか悲しくなったのを思い出した・・。

若者とかならよかったんだけど、オジサンとというのがせつなくて。日曜日の夕方だし。
単身赴任なのかなあ、とかいろいろ想像したらマジメに涙出てきた。





楽しめたけど、たぶんまたあと5年位は放置かな、この本。

メイベルおばあちゃんの小さかったころ

2013-03-23 | 絵本
「メイベルおばあちゃんの小さかったころ」アリータ・リチャードソン作 中村妙子 訳





作者をモデルとしているならば、作者は現在90歳なので、その方の祖母が子どもだった頃というと・・
50歳の時の孫だとして140歳。

つまり130年位前の、アメリカ・ミシガン州のお話。
厳密に言えば、今から20年位前に、作者が孫に、自分が祖母から聞いた話を語って聞かせている、という設定だけど。

大きな森の小さな家、の頃と時代は被るみたい。
こういう時代のアメリカのお話は大好きです。

なので夢中になって一気読み。どれもクスっと笑えて、そして当時の暮らしもよくわかってとても楽しい。

10冊のシリーズものらしいので、これから順番に読んで行きたいです!!

中村妙子さんが訳した本って、ほんとハズレがないなあ。

空中ブランコ

2013-03-23 | 
奥田英郎「空中ブランコ」





始めて読んだけど、シリーズ物みたい。
精神科医の伊良部一郎という、巨漢が主役。

空中ブランコ乗りがうまく芸ができなくなり、それは受け手のせいだと思いこむ「空中ブランコ」

先端恐怖症に見舞われたヤクザ「ハリネズミ」

我慢していい人を演じ続けてきた精神科医(伊良部の同級生)がエライ舅のカツラを外したい衝動と戦う「義父のヅラ」

ゴロを一塁に送球できなくなってしまった一流野球選手「ホットコーナー」

本当に書きたかったものが認められず、乱発で出しているきまりものの小説の設定が混乱する「女流作家」


それぞれ、見事に解決していく様子が痛快です。これはオモシロイ。


満足度100

レ・ミゼラブル サントラ

2013-03-22 | 映画・ドラマ
19日に書いた記事
http://blog.goo.ne.jp/dingo468tm/d/20130319


半分聴きました
オープニングの「囚人の歌」から、映画の場面が脳裏によみがえります
やっぱり、もう1回位見ておくと、もっと具体的によみがえるのかも。

コゼットの登場シーン、ささやくような小コゼットの歌声がいい感じ。

ただ、やはり映像とセットの方が断然いいですね(当たり前か)
みなさん、お芝居しながらの歌なので、単純に「歌」として聴くのは、プロの歌手のCDとは違うかなって。

なので、DVDの発売が、CD買う前よりもさらに待ち遠しくなりましたわくわく。

最高の離婚 最終回

2013-03-22 | 映画・ドラマ
初回からは見れなかったけど、途中で見たら面白くて、ちょこちょこ家事しながら見てました。

容保が出てるし、重盛も出てるし

そして、尾野真千子さんって、あまり好きな女優さんじゃなかったんだけど、演技うまっっ。
とか、いろいろ楽しめました。

ラストは大団円で終わってよかったです。
ゆかの実家で、ゆかとハマサキの、それぞれの両親がケンカしてて、その内容がゆか夫婦とおんなじで。

つまり、どの夫婦だって、お互いなんの不満がないわけでもないし、違いを違いとして受け止めて、二人で作り上げていくものなんだね、って事に気付いたのかな。

ケンカって、お互い相手に興味があるから起きることだし。ケンカできる夫婦は離婚なんてしない方がいいと思うなあ


かなり面白いドラマでした。これは続編希望だわ