衣服の防虫剤としても用いられる樟脳は
クスノキを原料としている。
樟脳そのものは、
食べると毒となり、
人間には精神錯乱などの作用を及ぼすという。
そんな、樟脳の原料であるクスノキを
食草とする蝶がいる。
食草というのは、
蝶などが幼虫時に食べる植物で、
アゲハは柑橘類、
ギフチョウはウマノスズクサ科の植物というように、
蝶ごとに異なっている。
だから、蝶が卵を産むときは、
その食草の葉陰に生むことになる。
クスノキを食草とするのは、
アオスジアゲハ。
黒い羽に、
鮮やかなコバルトブルーの模様がある蝶で、
結構個体数は多いので、
目にすることもよくあるだろう。
防虫剤の原料となるような
アクの強いクスノキを
よく餌にして育つものだ。
近所の神社には
この前も書いたように、
クスノキがたくさんあるため、
よく目にする蝶の一つだ。
しかし、
この蝶は敏捷で
飛行能力も高いため、
なかなか捕まえられないので、
子どもの頃はこれを捕まえると
とても自慢だった記憶がある。
ある時、
近所のクスノキで
もそもそ葉を食ってる終齢の幼虫がいたので
捕まえてきて、
幼虫がさなぎになり、
羽化するまでの変態の記録を
スケッチしながら日記をつけたことがあった。
それを最近まで
大事においてあったのだが、
このブログで紹介しようと思って
探してみたけど、
どうしても見つからない。
そんなアオスジアゲハを
羽化後、庭でリリースしてあげたら、
帰巣本能なのか、
産まれたところに
クスノキがあると思ったか、
その年は庭でよくアオスジアゲハを見かけたものだ。
まさかあいさつに来ていたわけではないだろう。
最近は、
とみにクモの数が多くなっているので、
他の蝶もあまり寄り付かないが、
先日の夕方、
3頭(蝶は馬のように1頭、2頭と数える!)のアオスジが、
庭で集団で水を飲んでいたので
あわててカメラをとりにいったのだが、
次にいったときにはいなくなっていた。
お盆の里帰りではないが、
たまに庭で見かけるアオスジアゲハ達は、
きっとあのとき観察した個体の
子孫なんだろうと
思ったりしている
今日この頃だ。
クスノキを原料としている。
樟脳そのものは、
食べると毒となり、
人間には精神錯乱などの作用を及ぼすという。
そんな、樟脳の原料であるクスノキを
食草とする蝶がいる。
食草というのは、
蝶などが幼虫時に食べる植物で、
アゲハは柑橘類、
ギフチョウはウマノスズクサ科の植物というように、
蝶ごとに異なっている。
だから、蝶が卵を産むときは、
その食草の葉陰に生むことになる。
クスノキを食草とするのは、
アオスジアゲハ。
黒い羽に、
鮮やかなコバルトブルーの模様がある蝶で、
結構個体数は多いので、
目にすることもよくあるだろう。
防虫剤の原料となるような
アクの強いクスノキを
よく餌にして育つものだ。
近所の神社には
この前も書いたように、
クスノキがたくさんあるため、
よく目にする蝶の一つだ。
しかし、
この蝶は敏捷で
飛行能力も高いため、
なかなか捕まえられないので、
子どもの頃はこれを捕まえると
とても自慢だった記憶がある。
ある時、
近所のクスノキで
もそもそ葉を食ってる終齢の幼虫がいたので
捕まえてきて、
幼虫がさなぎになり、
羽化するまでの変態の記録を
スケッチしながら日記をつけたことがあった。
それを最近まで
大事においてあったのだが、
このブログで紹介しようと思って
探してみたけど、
どうしても見つからない。
そんなアオスジアゲハを
羽化後、庭でリリースしてあげたら、
帰巣本能なのか、
産まれたところに
クスノキがあると思ったか、
その年は庭でよくアオスジアゲハを見かけたものだ。
まさかあいさつに来ていたわけではないだろう。
最近は、
とみにクモの数が多くなっているので、
他の蝶もあまり寄り付かないが、
先日の夕方、
3頭(蝶は馬のように1頭、2頭と数える!)のアオスジが、
庭で集団で水を飲んでいたので
あわててカメラをとりにいったのだが、
次にいったときにはいなくなっていた。
お盆の里帰りではないが、
たまに庭で見かけるアオスジアゲハ達は、
きっとあのとき観察した個体の
子孫なんだろうと
思ったりしている
今日この頃だ。