咲くやこの花館の植物は多彩です。
これは「なんじゃもんじゃ」という花です。
葉は2枚ですが、キリなんかの
水分をとりながら生きています。
これは大変そうですねえ。
きっと長生きできないんでしょう
なんて思ったら大間違い。
なんとこの植物は2000年も
生きるそうです。
ほんとかなあ、誰が確認したのかなあ
なんて思ってしまいますな。
でもねえ、これがこの植物の本体。
いやあ、不気味な感じです。
この植物は「パラボラッチョ」と言います。
日本語では「酔っ払いの木」という意味で、
太いお腹をお酒をたらふく飲んでいる
人のお腹に例えています。
え~doironはまあお腹は
ふくれてきてはいますが、
パラボラッチョではありませんからね。
ここには食べられる木も生えていますねえ。
これは「パパイア」で
これは多分シークヮーサーだったと思います。
このシークヮーサーは
沖縄の言葉によるものです。
シーは酸っぱいでクワスは
「食わし」から来ており、
意味的には「酸っぱいものを食わす」
という意味だそうです。
まあそんな味でしょうねえ。
でもこれ沖縄弁ではいろんな表現がされ、
標記が揺れています。
シィークアーサー
シィークアーシャー
シイークァーサー
シークワーサーなど
食品によっては大きく変遷しています。
じゃ、どれを使えばいいかというと、
この植物園の標記ですよね。
そう思ってみていたのに、
忘れてしまいましたし、
写真にも取っていませんでした。
でもまあ日本果汁協会では
「シークヮーサー」を一般的な
記載としているようです。
そこから屋外の植物園なんかも
見ようかと思ったのですが、
残念ながらそちらの方は
台風21号の影響で
立ち入り禁止になっていたり、
ユーターンで見て進むというような
感じになっているところがありましたねえ。
なのに入館料は同じって・・・ぶつぶつ。
さあ怒りを抑えつつ、
次の涼しい方の植物コーナーの方に
参りましょう。
ここに来たら、やはりありますねえ。
ここのこの花はいつも新聞・テレビで
放送されますねえ。
「ヒマラヤの青いケシ」
ですねえ。今年もしっかりと咲いていました。
あとこのコーナーで見るべきものは、
日本の高山植物です。
そういえば六甲には森林植物園の他に
高山植物園もありましたねえ。
植生から見たらあちらは
初夏くらいがいいんでしょうねえ。
ここの咲くやこの花館では
温度管理された場所で
育てられているから、
この夏の終わりでも
結構にぎやかに観察できます。
まずは、女性を喜ばせるこの花
「エーデルワイス」ですね。
山で見るのはよく似た種類なんですが、
さほど目立つという感じでもないんですがね。
あのアルプスの少女ハイジでも
歌っているでしょう。
「おじいさんは知ってい~る」。
これはクロユリ。
白山にはたくさん咲いていましたねえ。
そしてこれが高山植物の女王
といわれるコマクサです。
この花は蓮華岳で大集落を見ました。
もう40年以上前ですけどね。
これはオオバナノエンレイソウ
と書かれてありましたが、
葉っぱの先がとんがっていないのが
気になりますねえ。
このエンレイソウは変種を作りやすいそうで、
もしかしたら
「ツルミオオバナノエンレイソウ」
なのかもしれません。
行ったときには、このコーナーで
ずっと写真を撮ってる
若い男性を見かけました。
きっと高山植物のファンなんでしょうねえ。
さあ、これでこの花咲くや館は
大体終了です。
もっと細かく見ていったら
すごい時間がかかるでしょうが、
今日はこれくらいにしときましょう。
この後食堂に行き、ドジ旅で寄った食堂で、
茶そばの定食をいただきましたとさ。
おしまい