昨日、突然ルーツを書いたのには
ちょっとしたわけがあります。
昨日地上波の金曜ロードショーで
「幸せのレシピ」
という映画を放映しておりました。
チューハイとつまみのシシトウと
ジャコを用意し、
テレビの前におっちんして、
久しぶりに映画を一本じっくり見たんです。
なぜこの映画が気になったかといいますと、
doironの敬愛する先輩のブログで
この映画のことが紹介されていたからです。
この先輩というのは、
以前「Kさんのこと」と題したブログで
書かせていただいたことがありますが、
少しおさらいしておきますと、
Kさんはdoironの職場の先輩です。
doironが今の職場に来た頃
(もう30年以上前になりますが・・)
この人はすでにマラソンをやっておられました。
職場におけるマラソンのパイオニア的存在でした。
当時doironもサッカーをやりながら、
走るのが好きだったとはいえ、
フルマラソンなんてまったく未知の世界だった頃です。
42キロも走るなんて、
人間業ではない。
まったく異人種の人たちがやる
スポーツだと思っていました。
ところがこのKさんを見ると、
まったく普通の人どころか、
小柄で優しい顔をした普通の人だったんです。
そしてこの人がまた文章が滅法上手で、
この人が書くランニングクラブの会報を
いつも楽しみに読んでおりました。
そうこうしているうちに、
サッカー部にもマラソンをする人がいて、
その人たちのススメもあって、
練習会に参加したり、
駅伝や10キロの大会に出るようになり、
ついにフルマラソンに挑戦することになりました。
今から23年前のことです。
長居公園の周回を
15周するというフルマラソンが
doironのフル初挑戦でした。
結果は3時間19分。
自分でも驚くほどの好結果で
42キロを走りきれて、
いよいよ病みつきになっていきました。
以降、Kさんとは
サロマ湖100キロにもご一緒させてもらい、
あのときの北海道旅行は
doironの一生の思い出になっています。
さて、
昨夜見た映画は、
キャサリン・ゼタ・ジョーンズが演じる料理人ケイトが、
様々な人生の場面に出会い、
それを乗り越えていく姿を、
人生の調理に見立てて、
結局幸せのレシピは自分の中にあったという、
乱暴に要約すればそんな映画でした。
先輩のブログによると
「泣ける映画」のはずだったんですが、
映画には涙もろいdoironでも
泣くシーンはありませんでした。
あれっ?泣けるはずなんでは。
と、横にティッシュの箱まで用意していたのですが、
一番泣きそうになったのはラストカットのみで、
それでも涙がこぼれ落ちるまでは行かなかったんです。
Kさんには、ある部分で
doironの心の琴線と共鳴しあうところがあると
ずっと思ってます。
それでも、この映画を見た感想が
少し違ったのは、
きっとこの映画がKさんの
自分の今の境遇と重なる部分が多かったからだと思います。
詳しくは書きませんが、
見ながら、Kさんはきっと
自分の幸せのレシピはどうなんだと、
突きつけられていたんでしょう。
そして形は違うけど、
doironもそれはずっと考えていました。
僕の幸せのレシピ、
それはやはりマラソンライフを抜きには語れないでしょう。
それほどマラソンは
僕の人生の幸せの大部分を占めています。
苦労、歓喜、故障、達成感、仲間との交流、そして病気。
すべてマラソンと共にありました。
そんなdoironの幸せのマラソンレシピの
始まりにいるのが、
Kさんなんです。
時には甘くて楽しい砂糖をまぶしてくれたり、
時には辛らつな香辛料を振り掛けられたりしたこともありましたが、
ぼちぼち出来上がりつつあるdoironの
マラソンという料理に
Kさんは欠かせない存在なんです。
その人が推薦する映画を見ながら、
なぜか走馬灯のように
これまでの自分のシーンがよみがえってきて、
昨日、今日のブログになったわけです。
いやあ、映画って本当にすらばすぅいですねえ。
高校2年の頃
体育の授業で
K和田城の周りを2周する
マラソン大会があった。
その頃doironは化学部でありながら
山岳部の連中と走りこみの
トレーニングをしていたので、
走ることは嫌いじゃなかった。
いや大好きだった。
走っても走っても
いくらでも走れるくらい元気でした。
体育の授業なのでクラスのみんなは
適当に走ればいいや、
必死に走る奴は馬鹿だ、見たいな空気があった。
でもdoironはそんな体育の授業が
とっても好きで、
空気も読まずに
思いっきり走ったことがある。
一周2キロくらいのコースを
よーいドンで走り、
一周を終えた時には
ダントツで走っていた。
ここから陸上部の連中が
追い上げてくるんだろうと
2周目も力を抜くことなく
思いっきり走ったら、
超ダントツの一位だったという思い出がある。
マラソンの”マ”の字も
知らなかった頃の
記憶にくっきり残っている思い出だ。
それから大学に進んでからは
山登り三昧で
楽しい学生生活を送らせていただいた。
3週間も山にこもったり
大雪の山を単独行したり
雷が降り注ぐ雪山で
雪洞を掘ってやり過ごしたりしていた
無茶な登山をみて
山岳部やワンゲルの連中に
一目置かれているというのを
人づてに聞いた。
そんな青春を過ごして
いろいろ紆余曲折も経て
今の仕事を始めるようになった。
でもその頃はまだランニングレースには
興味がなく、山登りと共に
下手くそなサッカーに
興じていたdoiron。
当時はボール扱いは下手くそだったけど
やたら走り回るおかげで
フォワードとバックも兼ねる
”ウイング”というポジションをやってた。
これまで試合で入れた得点は
今でもはっきり憶えている。
初得点は
コーナーキックを膝でトラップしようと
したところ、
それが偶然にもボレーシュートになり
見事にゴールに突き刺さった。
そのころのチームは
本当に弱小で
地域のサッカーリーグの
いつも最下位にあったから、doironのその
ボレーシュートという
衝撃デビューにはみんなが目を丸くしたもんだ。
試合後にみんなで
チョコパを食べに行ったことも憶えている。
また、別の得点は
味方が蹴ったゴール前へのパスが
doironのおでこ(まだそのころはクールビズではなかった)
にぴったり合って、
見事なヘディングが決まったことがある。
ただそのゴールは見れてないのだ。
ヘディングの瞬間に
軽い脳震盪を起こし、気がついたら
グランドに仰向けになってて
得点が入っていた。
というものだった。
その頃にビデオなるものが
なかったのは非常に残念だ。
さらに別の試合では
こちらのチームの弱小振りを
あざけるように
相手キーパーまでが
フィールドに出てきてるとき
たまたま相手選手のドリブルの前で
フェイントを見破って
ボールを奪い、
無人のゴールに
思いっきり蹴りこんだことがある。
50m以上の超ロングシュートだった。
この試合、相手はやがて、
関西学生選手権で
優勝することにもなる
某大学の3軍チームで、今でも憶えている。
その時のスコアは9対1の
歴史的大敗だった。
試合後、メンバーみんなで
一矢報いたdoironの得点を
まるで、ワールドカップ出場を決めた得点のように
絶賛していただいた記憶がある。
もし、今風にその試合にタイトルを
つけるとしたら
「河合グランドの奇跡」
きっとこうなるだろう。
それにしても
1点とって大騒ぎするのだから
弱小ぶりは推して知るべしである。
なんて書くと
まるでdoironはエースストライカー
なのだが
ゴール正面でキーパーと1対1になるという
決定的チャンスで
空振りした試合もあるし、
ルールを知らずに
ボールを持ってる相手キーパーの
手の中にあるボールを蹴りに行って
キーパーチャージをとられるばかりではなく
相手チームを激怒させて
乱闘寸前になったこともある。
クレージーストライカーである。
そのうちに、メンバーの骨折などの
事故が続き
サッカーは下火になっていったが
相変わらず走ることが大好きだったdoironは
この後マラソンにのめりこんでいくのであった。
近頃、doironの周りの人たちの
人生が大きく動いている。
先日書いたように
もうすぐアメリカへ行く友人もそうだし
遠くへ引っ越して
新しい仕事に精を出している友達もいる。
それに、今最も仲のいい友達も
転職を真剣に考えているところだ。
いずれにしても、そこで人生は
大きく変わる。
未来の自分を見据えて
みんな、みんな生きている。
そしてまた、近所では
定年退職もしくは早期退職で
仕事からリタイアした幼馴染が
二人いる。
いずれもリタイアする前は
なかなか厳しい仕事をしていたこともあり
難しい顔をしていることが多かったが
最近は、肩の荷が日に日に軽くなっていき
顔つきまでみるみる変わってきている。
「リタイアした〇〇ちゃんや◇◇ちゃんは
会うたびに顔に明るさが
宿ってくるなあ」と家で話をしていた。
そしたらミセスdoironがしみじみと
「あんたが退職してそれ以上明るくなったらと
思うと、そらおそろしいわ」と言ってました。
へいへい、どうせ私は
能天気ですから
すびばせんねえ。
とは言うものの、ミセスdoironが
そんな暴言を吐くのにはそれなりの
背景があるのです。
doiron家ではこれからの生活について
今、しきりに議論が交わされています。
もちろん、介護のこともありますし
我々の第二の人生のこともあります。
二人の退職、転職を含め、
いろんなことが話し合われています。
以前なら、なるようになるっしょ。で
終わっていた議論も、
仲のいい友達の動向も絡んで
第二の人生をボチボチ固めていくか
などという気持ちで
どんどん議論が深まっています。
新たな人生に踏み出した友人
踏み出そうとする友人
そして、迷っている友人。
そんな中で、doironの行く末も
このまままっすぐ行くか
左にとるか、右にとるか
ひとつの分岐点に来ていることは
どうやら間違いなさそうだ。
今日は、今年初めて
半袖で出勤した。
もう夏がすぐそこですねえ。
doironの大好きな季節です。
今年は、東日本大震災
及び福島原発事故のため
電力不足が叫ばれ
どことも緑のカーテンに
熱い視線を送っている。
苗屋さんでは、ゴーヤの苗が
入荷するとその日のうちに
売り切れるという状態だそうだ。
でもdoiron家では昨年から取り組んでるもんね。
苗だって、昨年計画的に実を熟させて
採取した種からいくつか
発芽させたものがある。
ミセスdoironはそれで
会社でも緑のカーテンをするそうだ。
もちろんdoiron家でも実施するよ。
さっそく百均でネットを買ってきたもんね。
そしてさらに今年は、朝顔とフーセンカズラにも
手を出そうと思っている。
縁側の外にプランターを置いて
家の中から高齢者の皆さんに
水やりなんかしてもらえたら
いいなとおもっているのだが、
果たしてどうなりますことやら・・・
出来たゴーヤはdoironの
夏バテ防止に食させていただきます。
だいたいひと夏に100個ほど実るので
doiron家だけでは食べきれないでしょう。
ご希望の方はご一報を!
え~、何故か祝辞ネタを
掲載し始めた頃から
アクセス数が登っています。
まるで山開き直後の富士山のように
たくさんの人が訪れて
アクセス数がうなぎのぼりです。
昨日は700近くありました。
普段は300~400です。
そこで気をよくして
祝辞ネタでもう少し引っ張ります。
祝辞を読んだときの
doiron神父の姿が、これ。
う~ん、無邪気ですねえ。
でもdoironにはいろんな顔がある。
今日はそんなdoironの
七変化を紹介しましょう。
これはその日の午前中に仕事で出かけた
イベントで、招待者として
参加しました。
う~ん、フォーマルですねえ。
胸の赤い花がちょっぴりこそばい
doironなのでした。
そしてこれは沖縄に遊びに行ったときの
doiron
う~ん、ダイバーですねえ。
一番脚が長く見える
お気にの写真ですぅ。
そして、doironは海だけではない
陸でも元気な姿を表しておりました。
これ。
う~ん、トライアスリートですねえ。
このときのメットは
昨年の転倒で
見事に割れました。
スポーツだけではありまっしぇん。
年に一度のだんじり祭りでも
おおはしゃぎのdoironです。
う~ん、祭りだ祭りだ、酒持ってこ~い。
グーちゃん、ちょっと迷惑そう
濱ちゃん達と飲むときは
いろんなグッズが用意されます。
返信キャップを被ってはしゃぐdoiron。
う~ん、DJですねえ。
これで、doiron六変化。
最後は、昔からの根強い趣味で
あります、登山の写真。
う~ん、ネイチャーですねえ。
こうしてみれば、七変化では足りない
doironの姿がまだまだあります。
よくぞこれだけいろいろと。
われながらホトホト能天気ですな。
昨日、送別会で
doiron神父が読み上げた
祝辞を公開します。
あの時本人に渡そうとしていた
この祝辞を
「欲しい」という人がいましたね。
ブログにアップするからとご容赦いただきました。
お待たせしました。
6月5日、ミホチャン祝辞を
ここにアップいたします。
何に使うのかは知りませんが、
くれぐれも悪用しないようにね~
「本日は伊〇家と道〇家の
このようなおめでたい席に駆けつけていただきまして、
みなさん本当にありがとうございます。
え?道〇家じゃない?
失礼こきました。
私もこれまで、様々なイベントの司会をしてまいりました。
結婚式の司会もこう見えて2回やってます。
神父の役にいたっては、数え切れないくらい1回だけ、
堺シティで花〇クン達の神父をさせていただきました。
おかげでお二人は今も仲睦まじく、
幸せな家庭を築いておられます。
これもひとえにわたくしのおかげであると
謙遜しておるところでございます。
そして今日、今回、再びdoiron神父の登場とあいなったわけでございます。
ただし、本日新郎のマー〇におかれましては、
パイロットでありますから、
自ら飛行機を運転して駆けつけてくれる予定でしたが、
今日の宴会場である「水滸伝」を
聞き間違えて
「スゥエーデン」に行ってしまったようでございます。
残念ながらこの場には間に合わないと、
先ほどみほちゃんの携帯に
電話が入ったようでございますので、
本日は新婦のみで執り行わせていただくことになりましたことを、
あらかじめ皆様にご報告しておきますので
ご了承いただきますようお願いいたします。
それではただ今より、ルネメンバー結婚のお祝いの儀式
開演でございます。
ではみほちゃん、ずずっと前へお願いいたします。
では、私の質問に対して、みほちゃん、
すべて「はい」とお答えいただけますでしょうか。
まずみほちゃん、あなたは新郎マー〇と
幸せな家庭を築くことを誓いますか。
『はい』
当然ですね。
でも人生なかなか先のことはわかりません。
マー〇のすべてを受け止めて
暮らしていくことが大切です。
そこで、あなたの周りをちょっと見渡してみましょう。
実に様々な夫婦がおられます。
例えば、kaisan夫婦。
奥さんが家庭でしっかり娘たちと
お店をしながら頑張っている傍ら、
マラソン、トライアスロン、ゴルフに祭りにアルコールと
極楽トンボのように遊びまくるkaisan。
そんな旦那に対する、
ランコさんの手綱さばきを
しっかりと見習うことを誓います。
『はい』
また例えば、
しっかりものの奥さんの下で
エビスビールをついつい飲みすぎて、
とここまで言えばわかりますね。
そうです。
いつも飲んでは指を突き立てている
あぶさんをみながらも、
あきれることなく仲良く手をつないで
暮らしているあぶさん夫婦の仲のよさを見習いますか。
『はい』
さらに例えば、
一見仲がよくないように見えて、
一緒にしょっちゅうハワイに行っては
新婚気取りでいちゃいちゃしている
セイゾー、たま夫婦をうらやましいと思いますか。
『はい』
いろんなことに好奇心を持ち、
人生を楽しみながら生きてきたあなたの周りには
他にもいろんな夫婦がいたと思いますが、
いよいよ年貢の納め時です。
新郎マー〇と二人で、
これまでの経験を活かし
立派な家庭を築いていけると誓いますか。
『はい』
よろしい。本日の誓いは皆さんの耳で、
しっかりと確認させていただきました。
それでは、普通ならここでお待ちかね、
誓いのキスをということになるのですが、
今日は残念ながら新郎がおられません。
先ほどスゥエーデンで難波行きの快速電車に乗ったと、
みほちゃんに連絡があったようです。
ちょっと間に合わないと思われます。
したがいまして、誓いのキスは、
「キリスト教会の結婚式に関する法律施行規則の第38条」
によりまして、
新郎がいないときは、
新婦と神父が誓いのキスを交わさなければならない
となっていますので、
しかたなくわたくしが誓いのキスを・・・
(誰かとめに入る)
失礼いたしました。
誓いのキスは、7月23日の名古屋での
結婚式までとっておきたいとのことですので、
慈悲深い神様のことです。
きっとお許しいただけるでしょう。
残念!
そうです、結婚式は7月23日に執り行われます。
kaisanの誕生日の一日前となります。
たとえ一日でも違っててよかったと思います。
同じ日だったら、
『俺の誕生日を選んでみほちゃんは結婚したんだ』
と一生言われますから。
さてみほちゃん。
あなたはあした、一旦ふるさとの三重県に向かわれるのですね。
しばしの親孝行を満喫し、
そしてその後、東京田町でマークとの甘い甘い生活に入っていかれるのですね。
そしてその後はいずれ
ア〇リカで暮らされるのだと聞いております。
アメ〇カではあなたの天然が
理解されないのではないかと、
少し心配ではありますが、
存分に天然ぶりを発揮して、
〇メリカと泉O津の
文化の泉O津大橋、
ではなく
天然文化の架け橋になっていただきたい
と思います。
男性陣にとってはまるで
自分の娘を人に盗られるような思いで
送り出す気持ちです。
女性陣にとっては
みんな自分のことのように
祝福していることと思います。
思い起こせば2年前
堺シティの送辞で言わせていただいたように、
あの時は東京への転勤でしたが、
今度はあなたが遠いアメリ〇の地、
地球の裏側に嫁いでいくことになります。
そうなっても、私たちは
あなたと同じ地球の上で、
暮らしています。
気持ちは地平線を越えても、
日付変更線を超えてもつながっています。
そう思えば、仲間の心や
友情の大きさに比べれば、
地球なんてちっぽけなものです。
みほちゃんを照らす太陽は
私たちを照らす太陽です。
みほちゃんが見る月は、
私たちが見る月と同じ月です。
同じ世界で生きています。
ホームシックになったときは、
地球の裏側で、
相変わらず走りながら
のんきに楽しく暮らしている、
こんな私たちのことを思い出してください。
わたしたちがあなたの幸せを願って止まないように、
あなたも私たちの幸せを
どうか願っていてください。
ずっと、ず~っと、お元気で
最後にみんなで言います。
せーので、結婚おめでとうとご唱和ください。
せーの
以上
これを持ちまして、
ルネ結婚式の儀を
オヒラキとさせていただきます。
本日は本当におめでとうございました。」
この祝辞をどんな姿のdoironが
読み上げたのか、
それはまた後日ご紹介いたしましょう。
長くなりましたが
おつきあいありがとうございました。
今日はかねてから
予定していた
ラン友の結婚祝いと送別の集いに
参加してきた。
ここでのdoironの役割は
神父
わざわざ衣装まで用意してくれた
すべて手作りの衣装です。
帽子も手編みなんだそうです。
ええ歳こいて、こんなことが
出来るのもdoironの得意技です。
画像とそしてそこで読み上げた原稿は
また後日あっぷしますね~。
ご協力いただいたみなさん
お疲れ様でした。
みほちゃん、お幸せに~
その参道を歩いていると
ただのマイナスイオンではない。
空気の中に、葉緑素の
呼吸の吐息だけではない
何かが香る。
何の香りだろうか。
凛と澄んだ空気の中に
かすかに香のにおいが
混ざっているというようなものか。
耳を澄ますという言葉があるが
鼻を澄ましていると
やっと感じるような
本当にかすか~な香りだ。
祈りに香りがあるとすれば
きっとこんな香りだろう。
玉砂利を踏んで拝殿に近づくにつれ
五感は研ぎ澄まされてくる。
いや、何か普段は感じることのない
第六感までが呼び覚まされてくるようだ。
この神社には何度来ただろう。
あるときは一人で
あるときは君と
またあるときは夢の中で。
そのたびに、祈りの言葉は
少しずつ変わっていった。
自分の身体のこと
家族の無事を祈ったこと
そして、今日、doironの
祈りはその友人の無事と幸せ
これだけを願う詣でであった。
もうこの神社には
ほとんど来れないだろうから
これまでの祈りのお礼をしておくのだと
友人は言った。
おりあるごとに訪れて
いろんな祈りを捧げてきて
ようやく幸せになるんだと
だからお礼を言っておくんだと。
日本最古の神社
大神神社は山そのものが
御神体であるという。
なるほど、
杉や桧の大樹の隙間から
幾筋もの光が注がれ、
樹々それぞれの高みから
神様がずっと見下ろしているような
厳粛な森であった。
祈りの声か
はたまた自然の詔かと
聞きまごうような
ウグイスとホトトギスの歌に包まれて
このままずっと歩いていたいと
思う満ちた時間であった。
2礼
2拍手
1礼
そして、合掌
今日はかねてから
予定に入っていた
若い女性による取材を受け
エコーの効いた部屋で二人芝居をし
写真撮影会のモデルとなるとともに
独占インタビューに応じる
スケジュールをこなしてきた。
まず、取材を受けたのは
こんなカーテンに囲まれた
狭い部屋。
若いお姉さんと二人きりで
ゴニョゴニョしながら
世間話程度の会話を交わし
その後のスケジュールの説明も受けた。
それは30分程度で終わり
次はまた別の部屋に移動だ。
そこは、いくらエコーがかかっても
周りに迷惑をかけないように
個室仕立てになっている。
ここでも相手は若い女性だ。
二人は身体を密着させながら
画面に映る映像を見ながら
思いっきりエコーをきかせて
ことを済ませた。
さあて、次は撮影会だ。
ここではカメラマンは男性でした。
いろいろポーズに注文を付けられ
挙句には、
ちょっと上半身だけでも
脱いで見ましょうというではないか。
ま、最近は少し脂肪がついたが
年の割にはまあまあイケてる身体だろう。
「いいよ、じゃあ脱いであげよう」といい
気前よくシャツを脱いだ。
事務所を通っていることだしね。
カメラマンはさらにいろんな角度から
撮影すべく
「いいですよ~いいですよ。
はいそのポーズでいきましょう」などと
doironのテンションをあげようとしてくるのだ。
ま、撮影には慣れているから
応じてあげたけどね。
何枚か撮影したから
中には使えるヤツも
何枚かあるだろう。
そこでも、時間が押しているので
撮影は待ち時間も入れて
30分程度で終わった。
ここで、本格インタビューまで
少し時間があったので
朝から何も食べてなかったので
食事をすることにした。
しかし、食事をするには
撮影現場から離れて別のところまで
行かないといけない。
弁当ぐらい用意しておいて
くれたらよかったのに
全く気の利かないスタッフだ。
仕方ないので
大勢のスタッフをその場に残して
カインズカフェへモーニングを
食べに行った。
カフェオススメの
ピリカラドックのモーニングをいただいた。
まいうだねえ。
パンの焼き加減と
カレー味のキャベツが絶妙の・・・
とちょっと宣伝しておきます。
(またサービスしてね)
食後はいよいよ本格インタビューだ。
まず最近の様子について
話をさせられた。
ジョグで10キロ走っていることや
昨日はエイでいい酒飲んだことなどをね。
ひとしきり話を終わったあとは
次回のインタビューの
スケジュール固めだ。
マネージャの女性と
相談し、次は6月末に
2泊3日で密着取材となった。
これが、doironのある忙しい一日の出来事でした。
取材等のキャスト並びに取材場所は
以下の通りです。
キャスト
最初の若い女性・・・・血液検査看護士
エコーした女性・・・・・心エコー技師
男性カメラマン・・・・・レントゲン技師
大勢のスタッフ・・・・・大勢の看護士
インタビュアー・・・・・主治医
取材場所・・・・K和田市民病院
欠席・・・・・カインズカフェオーナー
お後がよろしいようで
これまでランニングチームの仲間で
結婚するカップルがあったときには、
神父の役をさせていただき、
公園で二人に永遠の誓いを宣言してもらった。
また、メンバーの一人が
東京に転勤になり、
みんなとの送別会では、
あられもない格好で
「送辞」を読ませていただいたりもした。
このような場合のトークシナリオを考えるのはとても楽しい。
それを読んでるときの
みんなの反応を頭に思い浮かべながら、
ここには誰々に登場していただこうとか、
ここではこんな馬鹿なことを言ってみようなどと、
ニヤニヤ笑いながらパソコンに向かっている。
本物の喜劇作家なんかはどうなんだろう?
仕事だからと割り切って、
淡々と書いているんだろうか。
doironの場合、
それはやはり無理だな。
打っている内容に応じて
どうしても顔に出てしまうのだ。
先日も、将来友達とやってみたいと計画している
高齢施設での慰問漫才のネタを考えながら、
自分でゲラゲラ笑ったり、
不始末をして書かねばならなくなった始末書の内容を考えながら、
パソコンに謝ったりしていたくらいだ。
そしてこのたび、
以前に送辞を読ませていただいた仲間が、
大阪に帰ってきていて、
今度はその人がアメリカ人と結婚して、
将来的にアメリカに移り住むこととなったので、
その結婚祝いの祝辞及び送別の辞を
作成し再び朗読することになった。
そのため
ここんとこ仕事の合間や
車の運転中にニヤニヤしながら考えていたおかげで、
その祝辞の構想はほぼ固まってきた。
あとはそれを形にする作業なのだが、
どんなに忙しくても
こんなに楽しい作業は、大歓迎だ。
書いているうちに
自分でもどんどんテンションが上がってくるのがわかる。
よくよく、能天気にできているなと
我ながらあきれてしまうぜ。
さて、完成したら原稿はどうしようかな?
これまでは事前にアップして
読者の皆さんの意見を聞いていたけど、
なかなか意見なんてもらえないしなあ。
やっぱり、当日のお楽しみに
ということがいいかな。
最近はその人もこのブログに
チョコチョコ訪れているそうだしね。
それにしても
クックックック、
考えただけでも笑ってしまうわい。