ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

冬イチゴは宝石の輝き

2012年12月11日 22時14分33秒 | 自然

ハウス物やら品種改良で
結構長い間いちご狩りも
楽しめるようになってきた昨今。
でもこの時期はなかなか
そうはいかないでしょう。
普段ショートケーキに
乗ってるイチゴは
オランダイチゴ属で肥大した花托を
食べるもの。

でも表題の冬イチゴは
キイチゴ属です。

果実の少ないこの時期
山へ行き、下草と同じくらいの
高さの平面で
大きな葉っぱの陰に隠れて
小さなキイチゴがいっぱい実をつけています。
それが
冬イチゴです。

小さいやつだと
一つの花に実が2~3個しかつかないやつもあって
収穫はコツコツやっても
なかなかジャムにするほどは
集まりません。

本日、冬の里山に出かけて
収穫したのが、これ。



これだけ採るのに半日がかりです。
集中して生えているところなら
もう少し効率よく収穫できるでしょう。
この時期山に行って
小さな赤い実がなっているなあ程度で
採ろうとする人はあまりいないでしょうから
結構残っていることがよくあります。

味は、少々酸っぱいのですが
春に収穫できる
キイチゴと違って
少ない冬の日差しをギュッと集めて
実っているだけあって
味わいは深いものがあります。
どんな感じで生えているか
ちょっと絵手紙にしました。



お味はまた別の機会に
報告出来たらいたします。


愛しのミートローフ

2012年12月10日 21時47分53秒 | 生活

今夜はミセスdoironが
前の職場の友人たちと
忘年会だというので
今夜の食事当番を仰せつかったので
キッチンに立つことになった。

さて、何を作ろうかと
冷蔵庫を探ったところ
冷凍の合挽き肉があったので
ミートローフを作ることにした。

なぜ、ミートローフなのかというと
わけがある。

前の職場の先輩であるのんさんの
ブログのファンなのですが、
このブログに料理の話は出てくるものの
それをテーマにしたお話がないので
先日飲み会でお話をした時に
ぜひ書いてくださいとお願いしたという
経緯がある。

そしたら数日後、そんなdoironの
リクエストにお応えいただき
書いてくれたのが、ミートローフの
お話なのである。

「幸せのレシピ」と名付けられたそのブログには
食材とその分量、調理方法などが
ざっくりと書かれてあったので
見よう見まねで作ってみることにした。

まず最初の関門は、玉ねぎの
みじん切りである。
以前、ハンバーグを作ろうとした時に
玉ねぎ半個をみじん切りにするのに
泣きながら30分もかかったという
悲しい過去を持っているのだが
あれ以来、人のみじん切りのテクニックを
盗み見し、かなり上手になっているはずである。
料理の技は盗んで学ばねばならないのだ、えへん。

で、結局のんさんブログにあった
玉ねぎ2個をまずは処理したわけであるが
やはり、なかなか知識と実践は違いますな。
2個のみじん切りにやはり30分ほど
かかってしまいました。



そうしてできた、まるで
パウダースノーのように
きめの細かいみじん切りを
あめ色になるまで炒めます。
あめ色ですよ。
きつね色とは違うんですね~



そこへいよいよ、合挽き肉と
卵2個とパン粉を入れ
グッチャグッチャと練り上げます。
これがねえ、苦手なんだ。
そばやうどんと違って
なんだか気持ち悪い。
とはいえ、ここはしっかりと
練らねばなりません。



やっとそれらしくなったので
耐熱皿に盛りました。
のんさんのブログでは
ここで、シリコンスチーマーが登場するのですが
そんなものはないので
ラップをかけてチンです。

このあたりで、下味もないし
隠し味もないとなんか簡単すぎて
少し不安になってきましたので
のんさんにメールしました。

「ブログの通りにミートローフを
作っているのですが、おいしくなかったら
責任取ってくださいよ」

って、ここまで来て食べていただいて
責任を取っていただくわけにもいかないしなあ。

ま、あとは、ポン酢やらソースやらを
かけて食べたらいいそうなので
何とかなるだろうと
調理を続けることにした。

ミートローフの”ローフ”とは
食パンのような形をいうそうなんですが
doiron家に備えてある
調理道具にも限界があるので
耐熱皿に分けて盛ったら
まるで”ミートプレート”ですな。

ブログのレシピでは
600Wで6~7分とありましたが
レンジの使い方がよくわからないので
多分900Wだから4分半くらいに
しといてやりました。

出来上がりを切ったのがこれ。



どうやらもう少し固くしなければ
いけなかったようですが
時すでに遅しですねえ。

並行して作った
野菜のオイスターソース炒めと
一緒にワンディッシュに盛り付けして
出来たのがこれ。



うん。味はまずまず。
どうやらのんさんに
責任取っていただくことは
しなくてよかったです。


土産をいただいた

2012年12月09日 21時22分19秒 | 生活

これは少し前だ。
ハワイ好きのセイゾー君が
今年も渡航し、家族&友達と南国暮らしを
楽しんでこられたようである。
そんな彼にいただいたのが、これ。



パンケーキミックスと
豆腐と
お守り

ん?ハワイで豆腐は変だぞ
と思って開けると中身は



タオルでした。
パッケージはいかにも豆腐と
ちょっと変わったお土産なので
買ってきてくれたのでしょう。

そして、もう一つハワイ土産で
お守りというのも何?と思うでしょ。
よく見たら、ハワイの出雲大社のお守りでした。
ハワイにもあるんですねえ。
ハワイ好きの日本人が多いから
作られたんだと思いきや、
意外にその歴史は古く
90年前、すなわち
doiron親父の生まれた年に社殿が建てられ
真珠湾攻撃の際には、
神社関係者が抑留されたという
歴史も持っている。

”神在月(かみありつき)”には出雲に集う神々が
このハワイの神社に集うのはいつなんでしょうねえ。

セイゾー君、アップが遅くなりました。
いつもありがとうね。

次に、最近いただいたのが
和歌山に行ってきた友人からのお土産



これは、金山寺味噌ですね。
具だくさんと命名されているだけあって
味噌の中に、うり、ナス、生姜など野菜もいろいろ
一緒に練りこまれています。
なので、みそ汁というより
パッケージに書かれてあるように
あたたかいご飯のお供がいいかもしれません。
裏を見たら



名称が「なめみそ」とありました。
これはまた変わった名称だなと思い
調べてみると、「なめる」には
二種類あるようです。
一つは、舌でペロペロ舐めると
味わうという意味の嘗めるです。

この味噌の場合はどうやら”嘗味噌”のようです。
というのも、もともとはこの味噌の名称である
「金山寺味噌」の起源には二つの説があって
中国5山の一つ「径山寺(”きんざんじ”と読む)」
で作られていた味噌が宋の時代に伝わったという説と
空海が、唐の「金山寺」から持ち帰ったという説です。
いずれにしても、この味噌は
「嘗味噌」という名称なんだそうです。

ところで、じゃあ「金山寺」というお寺が
日本にあるのかというと、一番有名なのが
岡山市にあります。
本堂が重要文化財になっている
山陽の古刹です。
後は各務ヶ原市にもあると
ネットには出ていましたが
肝心の和歌山にあるのかどうかは知りません。

いただいたお土産で
ちょっと賢くなりました。
ありがとうございました。

あと、最近ミセスdoironが
「あんたの好きそうなパンがあったので買ってきたよ」
といって、朝食に出してくれたのが、これ。



あのねえ、そりゃあ確かに
ちりめんじゃこは好きですよ。
いつもスーパーの乾物屋さんに行ったら
山盛り買うからね。
最近じゃ、その乾物屋のおばさん、
doironの顔を見たら
ちりめんじゃこの中に手を突っ込んでるもんね。

でもねえ、このパンというのはどうだろう。
中身はこんな感じで
トッピングされている。



味はそれなりでしたが
なんかこんな一見ミスマッチな商品を
世に出そうと思ったフジパンさんに
思わず敬意を示してしまったdoironでした。

ミスマッチを喜んでいると
ミセスdoironが
「そんな風に喜ぶと思って買ってきたんや」だと。

お見通しです。


ザ・お葬式

2012年12月08日 22時22分22秒 | お絵かき

先日、知り合いがお亡くなりになった。
といっても、doironと同年代の歌舞伎役者や
でんぐり返しをする女優とか
そういう有名人ではなくて
ご近所に住む、自治会会員の人だ。
享年61歳の女性。
長い間、いろんな病を患っておられて
最後は敗血症で不帰の人となった。

なので、当然自治会役員の
doironにはお通夜、告別式の
仕切りの役が回ってくる。

近頃は、自宅や自治会館で
お葬式をする人はめっきり減った。
たいていが、民間の葬式会館などを
利用するので、
会場の飾りなどの手配や各種買い物
お寺さんの接待
仕上げの準備など、面倒なことは
すべてシステムに乗っかって
スムーズに流れていく。
自治会役員としては、
楽といえば楽である。
そういうことはすべてお任せして
受付周りの雑事に専念することとなる。

今回は、亡くなられた人が
享年61歳と若かった。
御主人も12年前に亡くなられ
その時もお葬式の段取りを
させていただいたというご縁がある。

そんな故人の息子が喪主となるため
年齢もかなり年下であり
受付の手伝いに来てくれた友人たちも
みな若く、受付経験はほとんどないので
そんな彼らに手順を
説明してあげないといけなかった。

村の香典のしきたりや記帳のルール
からはじまり、粗供養の手渡し方
おおむねの式の流れを説明するとともに
弔問客が混雑した時の対処の仕方も
教えてあげた。
彼らもまた、村の人間なので
これから地域を支えていかないといけない
人材だから、ついでに
弔旗の出し方やお寺さんの手配
焼香順位の作成手順なんかも
見ておくように進めておいた。
供花の受け付けは、難しい。
また追々学んでもらおう。

doironは今回は弔旗と
香典担当である。

持参された香典の肩に小さく番号を振り
反対側の肩に針で糸を通していく。
バラバラにならないようにだ。

弔問客の合間を縫って
その香典を香典帳に記載していく。
この時、香典袋の表には
フルネームを記載し、裏には
ぜひとも金額を記入しておいてほしい。
でないと、いちいち封を開けて
中身を確認しないといけないのだ。
10000円なら
”壱萬圓”もしくは
”一▽、▽▽▽ー”と縦に記載するのが
無難な書き方であろう。

滞りなく式も終わり
弔問客も帰り、親族が
御遺体とともに斎場に行かれているときに
受け付け作業も最後の山場に差し掛かる。

各種書類の整備とともに
御香典の集計作業だ。

香典袋を開けるのは
必ず複数の人間でやらないといけない。
中には、袋だけで
中身を入れ忘れている人も
あるし、袋に書いてあるのと
異なる額のお金が入っているときもある。
これまで、前者、後者ともに
一回ずつ経験している。
そのために、誤解を受けないように
必ず複数の目で見ておく必要があるのだ。

そうしてすべてを開封し
お金の集計と転記した香典帳の
金額とを合わせ、一致したら
香典袋と現金を白黒の水引で括り
他の芳名帳、名刺、弔電とともに
一つにまとめて
斎場から帰ってきた喪主さんに手渡し
受付の仕事は終了する。

あとは、式にもよるが
たいていは仕上げ奉公で
食事とお酒をいただき
弔旗を撤収して村に帰る。
という流れだ。

お通夜とお葬式に参列し
49日にもお参りし、
自治会役員はなにかと
その家とは懇意になっていく。

この村で、ざっと数えて
20くらいの葬式の
お世話をさせていただいただろうか。
田舎の人間関係は
こうして濃くなっていくわけだ。

亡くなられた方のご冥福をお祈りして

合掌


写真の分類

2012年12月07日 22時29分04秒 | 写真

毎日、介護のアトラクションは
欠かさずあるが、
仕事はリタイアしているので
時間的な余裕はある。
なので、そんなアトラクションの合間を縫って
以前からやりたいと
思っていたことに、着手している。
といっても新たな世界をこじ開ける取組
とか、夢中になるための新しい趣味とか
そういうのではなく
生活の質を高めるために
やっておこうと思っている
しょうもない雑事のことではある。

例えば、部屋の片付け、整理。
これは、ここまでかなり頑張って進めてきたので
理想の形にずいぶん近づいたが
細かい部分でひっかかって
停滞している部分もまだまだ多い。
そんな中で一番停滞しているのが
写真の整理だ。

パソコンやハードディスク、あるいは
SDカードの中なんかに
かなりの枚数の写真がある。
今使っているスマホ携帯の中にさえ
2000枚近くあるし、
パソコン周辺のハードディスクの中だと
きっちりカウントしたわけではないが
多分10GBくらいはあるかもしれない。

それらは、以前写真を収納していた
別のハードディスクが壊れて蒸発してしまった
という悲しい過去があるので
この際、きれいにフォルダ分けしたうえで
DVDに残しておくべきだろうと考えている。

ではそのフォルダなのだが
どういう分類がいいのだろうかと
思うのだが、まだ考えをまとめていない。

いくつか考えはある。
一つは、撮影した年代別。
西暦年フォルダを作り
その中にそれぞれイベントごとに
フォルダを作る方法と
逆にイベントごとに
例えば
ランニング、トライアスロン、自然、日常、旅行
などのフォルダーを作り
その中で西暦年代別フォルダに分類する方法もある。

ま、いずれにしても
写真一枚一枚を確かめながら
分類を進めていかないといけないので
恐ろしく手間のかかる作業だから
やり始めて後戻りは嫌なので
しっかり考えてから始めようと思っている。

加えて、写真というと、
doironの中ではこの分野の趣味の歴史も古いので
こういったデジタルデータだけではなく
紙、あるいはフィルムまたはスライドなどでも
かなりの枚数を保有している。
それらが、押入れの上に入れられた箱の中に
ぎっしりと詰まっている。
いちいちアルバムに入れていたら
それこそ本棚がいくつあっても足りなかっただろう。
枚数にしたら軽く2万点は超えるかなあ。
かなりかさばって厄介物なのである。

かといってこれらをすべてスキャンして
データ化してデジタルデータとして
省スペースに保管するとなると
1年はかかりそうだ。
なので、これらの写真は
お気に入りのものだけをデータ化して
DVDなりに保管し、あとは
趣味と家族とその他
程度にざくっと分類し
箱詰めしたうえで納戸の奥に
収納しようかと思っている。

急ぎの作業ではない。
日常のアトラクションの隙間に
地道にやっていけたらと
考えているところなのである。
しかない。


水彩画市民講座

2012年12月06日 23時09分01秒 | お絵かき

「水彩画を描いてみませんか。」
という教室があるというので
見学を申し込み、行ってきました。

最近、機嫌よく絵なんぞを描いているけど
すべて我流で基本的なところが
実は何もわかっていないのです。

例えば、色のつくり方や
筆の選択時の心得であるとか
紙はどのようなものを用いれば
いいかとか
パレットの使い方もよく知らない。
そもそも、筆の使い方さえ
よくわかっていないまま
水彩画にいそしんでいるような状況だから
「初心者も基礎から指導」という言葉に魅かれて
少し気恥ずかしいけど
行ってみることにしました。

ローカルな駅前にあるホールの
意外に広い教室で
それは開催されていました。

参加されている人たちは
とてもベテランに見え、
気後れしていると
「あ~ら、doironさん!」という声が。
昔、一緒に水泳をしたり
トライアスロンにも行ったことのある
元気な女性がきてはりました。
そういえば、その人の昨年の年賀状には
きれいな海辺の景色が
描かれてあって、
ああ絵をしてはるんやな
と思ったことを思い出しました。

気後れしていた気持ちも一気に楽になり
その人を通じて
いろんなことを教えてもらいながら
見学というか観察をすることができました。

まず、みなさんが
講師の先生と同じタッチの絵を描いているのに
驚きました。
近くで見たらよくわからないけど
離れて見たら、絵になってるといった
紙に絵の具を置いていくような
そんなタイプの絵です。
doironが描いている絵(らしきもの)とは
かなり趣が異なります。
う~ん、それを強要されるのは
あまり面白くないなというのが
最初の感想でした。

とはいえ、そういった描き方から
勉強していくのが、もしかしたら
水彩画の王道なのかもしれません。
きっとそれが水彩画というものなんでしょう。

でもdoironが求めるのは
そういう形で水彩画を究めよう
という趣旨ではありません。
そのための教室参加とは
ちょっと違うんです。
自分が描きたい絵を描くために
どんな基本的なところを
抑えておくべきなのか、
その辺のことをまず知りたいわけです。

そしてさらに驚いたのが
とっても道具にこだわっているということでした。
絵の具も、こういうものを使わないと
澄んだ色が出ないとか
パレットはプラスチックの安物ではなく
こういう金属の大きいものを使いましょうとかね。
キャンバスとなる紙も
白抜けが鮮やかな白になるとか
にじんでぶよぶよになりにくいとか
質にこだわるとかなりの値段になってくるそうです。

そして何よりも驚いたのが
皆さんの使っている筆が
すっごい高級品であるということでした。

大きな筆だと1本1万円。
中くらいの筆でも1本5~6千円するんだとのこと。

たしかによい道具は
質の良い絵につながるんだとは思いますが
そういう道具はdoironの場合、
宝の持ち腐れになる
可能性が大なのであります。

トライアスロンで、いくら良いバイクに乗っても
いくら軽くて高級な靴を履いても
所詮は身体が出来ていないと
道具負けするみたいな感じね。

doironが使っている絵の具は
子供のお絵かきの絵の具で
筆は3本セット、パレットは使い捨て
プラスチック10枚組のいずれも百均。
そんな道具で描いているわけで、
講師に言わせたら
これじゃまるで
ママチャリでロングトライアスロンに
挑むようなものみたいな感じなんでしょうね。

で、結局のところ
見学させていただいたのですが
次週木曜日には
もう行かずにおこうと思っています。

今回は、絵を描くときに
筆洗いの小さなバケツと
筆を掃除する雑巾タオルが
いいということを学びました。
次に、色のにじみ具合をパレットや
紙の上で
うまくコントロールする方法を
もっと勉強しないといけないな
と、改めて思った見学会でした。


柘榴

2012年12月05日 21時14分04秒 | お絵かき

公園を散歩するというのは
さほど刺激的というわけではない。
ましてや、一人でてくてく歩いていると
ついつい走りたくなくなる。
そんなはやる気持ちを押さえつつ
太ももと上半身の可動を意識しながら
見るとはなしに、公園の人々の
生態を眺めたり
公園の植え込みや林の中に
視線を投じたりしながら歩くわけである。

また、知り合いに会うということでもなく
顔なじみになって挨拶をかわす
などということもなく
できるだけ頭の中を空っぽにして
歩いている。

ただ、初めて歩く場所は
いつもよりはややアンテナの感度を上げて
歩くことにしている。
ここにこんなレリーフがある。
こんな植物が植えられている。
みたいなことを意識しながらね。

先日、初めて行く海辺の公園を
そんな風に歩いていた時だ。
ふと足元を見ると果実の残骸が
地面に転がっているので見上げてみると
頭上の樹にいくつかの果実が
実っているのを見つけた。

ここは公共の公園である。
歩いていたら、上から落ちてきて
怪我をしてもいけないだろうと
都合よく考え
ちょっと樹をゆすってみることにした。

う~ん、落ちない。

ではこれでどうだと
実のなっている枝にいちばん近く、かつ
飛び上がったら手の届く枝を持って
はげしくゆすってみた。

それでも、落ちない

ここまで来たら
ちょっと意地になって
その辺に転がっている木の枝を拾って
投げつけてみた。
(よい子はまねしないでね)

ダルビッシュも真っ青の完璧な
コントロールで投げられた小枝は
見事に果実の根元をヒット。
2個の果実が茂みに落ちていくのを
確認した。

近づいてみると
1個は、小枝のとばっちりを食ったか
落ちた衝撃かで割れていた。
が、1個は完璧なまま落ちていた。

シメシメと、こんなこともあろうかと
ポケットに入れてあったティッシュに包み
いただいて帰ることにした。

そうして、持ち帰り
描いた絵がこれ。



そう、柘榴(ザクロ)です。

以前から、描いてみたかったんです。
その色といい、形といい
いかにも水彩画向けの果実じゃ
あ~りませんか。
それに、見た目の雑然としてる様子に比べて
中の果実というか種子が
ルビーレッドともいわれる美しさ。
赤い宝石といわれるゆえんですな。

なので、そんな文章も添えてみました。

仏教では
人の子を喰う代わりに
この果実を喰えというくだりの教えもあり
昔はザクロは人の肉の味がすると
忌み嫌われたそうです。

しかし、いまはそんなことは言いません。
数々の効能も唱えられるとともに
どことなく懐かしいその味は
遠い昔への郷愁を誘います。

スーちゃんに持って行ってあげたら
かぶりつくように食べながら
なんか、遠くを見るような目をしていたのが
印象に残っています。

運動という面ではかなり物足りませんが
散歩には、たまにこんないい成果もあるようです。



今年の漢字 2012

2012年12月04日 21時51分56秒 | 最近の出来事

少し前に、図書館にあった
今年の漢字の応募用紙に
「国」と書いたことを書きましたが、
撤回です。

ここにきてにわかに浮上してきた
この言葉に訂正します。それは



そうです。
衆院選が公示された今
各政党が唱える言葉の中に
今年の世相を浮き彫りにする
この言葉が乱立しています。

まずは

原発」

今回の選挙の大きな争点でありますね。

これはかなり難しいんじゃないかと
doironはみているんやけどね。

デフレ却も目玉の一つですね。
お札をどんどん印刷みたいな
乱暴な政策を打ち出す声に株式市場が
反応したのにはちょっと驚きでした。

ほかほかのニュースでは
トンネルの天井板の落事故もあった。

政党離
官僚

それに国際社会で
頻繁に使われた
出」や
節電の夏に声高に叫ばれた
水症状」

大島優子のAKB48からの退
(本人は卒業と言ってましたが・・・)

ほかにもいろいろと「脱」は
使われたように思うのだが

なんといってもdoironにとっては
社会に向かった一年でした。

てなわけで、2012年今年の漢字は
「脱」で決まりやね。


懐かしい街 続き

2012年12月03日 22時22分13秒 | 最近の出来事

今、doironが住む町には神社がある。
この神社の縁起のことなどは
またそのうちに書こうと思っているが
今日はその神社本体のことではなく
神社の入り口にある
小さなお社のことだ。

この神社は「白山神社」。
「はいたの神さん」と書かれてある。

この白山神社を管理しているのが
村の6件のおうちで作られている

「白山講」

doiron家はこの講に属していないけど
今回はこの講の人たちが
毎年詣でに行ってる白山神社の総本山である
石川県にある「白山比(しらやまひめ)神社」



への参詣バスに便乗するという形で
祭り関係者約20人がいわゆる忘年会的な
日帰り旅行を敢行したわけである。

まだ夜の明けきらない午前6時に
町内唯一のコンビニ前に集合。
酒やらビールやらおつまみやらお茶やらを
しこたま積み込んでいざ出発である。

夜明け前から宴会バスは
北陸に向かいます。
第2名神や京滋バイパスを経て
順調に進んで行きました。
さすがに中高年の宴会バスです。
こまめにサービスエリアでトイレ休憩をしつつも
予定通りに目的の神社に到着しました。

白山比神社は石川県の名峰というか
霊峰と称される100名山のひとつ「白山」を
御神体とする神社の総本山であります。
doironは学生時代を金沢で過ごしており
当時の趣味であった、登山の対象の山として
この白山には数限りなく上りました。
山頂にある祠の横で
北アルプスから上る
荘厳な御来光も何度か見たっけなあ。

そんなことを思い出しながら
またdoiron周辺の人々の幸福を願いながら
2礼、2拍、1礼の参拝を済ましました。

この神社の境内には、
doironがこれまで見た中でも
最大級のケヤキの樹があり



ケヤキの神様といわれるだんじりの
愛好者仲間達には大うけでした。

まずはこのお詣りを済ませて
次は、我が町のだんじりの
太鼓を作った
日本最大の太鼓メーカーである
「浅野太鼓」の見学です。

工場内には大きな樹がいくつも積まれ
くりぬき作業工程や
皮はり工程、塗の工程などが見られます。
関係者ということで
撮影禁止の場所にも案内していただきました。

敷地の片隅には
太鼓の展示館があって
そこでも色々学びました。

太鼓の胴の内側って
単にくりぬくだけじゃなく
音の響き方を考慮して
いろんな模様に掘られてあるんですね。
例えばこれは



「亀甲彫」というもので

他にも「波動彫」など



いくつかの彫方が展示されてて
興味深かったです。

6尺もある大きな太鼓も
叩かせていただきました。

こんな大きな樹がよくもあったものだ
と驚くと同時に
1枚皮の大きさを見て
どんな牛から取ったんだと
思わずにはいれませんね。

我が町が太鼓を作ったおかげで
この業者でだんじりの太鼓を作る町が
多くなりました。
そんな御縁をきっかけに
我が町とこの太鼓屋さんとの付き合いも
かなり濃いものがあります。
もし「素晴らしい音の太鼓」をご所望の方が、
おられましたらぜひひと声お声掛けくださいな。

この太鼓屋を後にする頃には
すっかり「お昼」。
このあとはお待ちかねの
有名料亭での極上ランチです。

バスは一路、金沢へ。

卒業してからもこの町には
何度も訪れていますが
行くたびに、どんどん姿が変わっていくのには
驚かされると同時に少しさびしいものがあります。
でも、この日ランチをしたあたりは
昔からの城下町の名残をとどめ
懐かしい景色にいろんなことを思い出しましたな。

料亭に入ると総支配人がご挨拶にきました。
聞けばなんと、この支配人
doironがかつて所属していた
スポーツクラブのあるビルで支配人もしていたとか。
そのビルでかつて料理を作っており
独り立ちして今は地元で店をやってる知り合いも
よくご存知でした。

世間は狭いものですねえ。

これは加賀の名物料理の「じぶ煮」



飲んだお酒は、
そう昔からある「F正宗」





「萬歳楽」



の冷酒をいただきました。
こういうところに来たら地酒が一番。
いやあ、うまかったのなんのって。

しこたま飲んで食べて
その後は少し散策をし、金沢を
後にしたのは、もう夕方でした。

バスに揺られて、もう一息。
最後にハイウエイオアシスの
お土産物屋さんで土産を買ったら
あとは心地よいバスの揺れに身を任せての
極上の眠りが待ってます。

土産には、ぶりの身をかぶら大根ではさみ
麹味噌に漬けた
「かぶらずし」のほか

ビン海苔と鍋用の味噌を買ってきました。





ま、しばらくはこういったものを
いただきながら、
冬の北陸に思いを馳せてみましょうかね。




懐かしい街

2012年12月02日 17時09分08秒 | 最近の出来事
今日は村のおっさん連中と金沢バスツアーに来てます。昨日の初雪が道の片隅に残る中、行ってきました。ここには四年間住みました。懐かしい街並みも随分様子が変わっています。日帰りで夕方ようやく帰路につき、今、高速道路に乗ったところ。遅くなりそうなのでとりあえず携帯でアップします~