
今朝の新聞によると、今年5月中旬に、
富士山一周160kmのトレイルランが開催されるそうだ。
まだ、ルートは公表されていないが、これまで入れなかった
林道や演習場内の連絡道などに、設定される可能性もある。
もちろん、これまで保護されてきた登山道・遊歩道も、
2000人とも言われる参加者が走り抜ける訳だ。
スポーツは、自然観光よりも金になる。
大会企画側では、「自然を尊ぶ精神を育てる・・・」
としているが、多くの参加者には、付録でしかない。
協力する周辺市町村は、特にメイン会場となる富士河口湖町は、
宿泊客などの増加など、観光収入を当てにしているのだろう。
いずれにせよ、虫食い的な富士山使用ではなく、
トータルな活用・保護基準を、明確にして欲しいものだ。