申告は、人生劇場？ ・ ・

２月も明日で終り・・・
毎年度のけじめで、事業の税務申告をして来た。
今年は、父の土地の譲渡申告もやる羽目になり、苦労したが、ホッ！で
ある。

父の分の申告相談を終り、E-TAX待ちながら、ドラマを感じた・・・

片田舎の税務申告会場、そこは、ある意味、人生劇場である。
病院でもないのに、なぜか奥さんを伴った包帯姿の伯父さんたち・・・
申告手続きをするのは、もっぱら奥さんなのになぜ付いて来るのだろう？
たぶん、不慮の事故に伴う医療費控除を申請するのであろうが、基本、
本人のケガの程度をアピールする必要はない。

おばちゃんの分の申告をしに来た、中年の女性がそわそわ何かを探し始めた。
知り合いの方が「どうしたの？」と声を掛けると、「年金の源泉証明書をな
くした・・・」とのこと、書類を順番待ちの椅子に置いたまま、飛び出した。

しばらく、携帯で話す男の声が響く・・・「それが～、ダメなんだって！・
・・まあ、納付ゼロで良かったけど・・・そっちは、どう・・・」

しばらくして、係員が声を張る「熊谷さん、いますか？熊谷さん・・・」
どうも、さっきの女性のことらしい。
しばらくして、帰ってきた。そして、「ありがとうございます。・・・」
何やら、駐車場に落ちていたのが、届けられていたとのことだ。
やれやれ・・・

ふと気付くと、部屋の隅で若い男性が係員に詰め寄っている。
「E-TAXの控除は付かないんですか？・・」
「それは、家のパソコンで打って、カードリーダーと住基カードで電子申告
した場合で・・・」同じ問答を、繰り返している。

大変だ～。心の中では、「わからない人だね～・・・」と、
爆発してるかも？？

てなわけで、やっと番が回って来た。やさしい女性事務員に入力してもらって、
数分で完了。お互い、お疲れ様でした。