雨ナシの猛暑だった夏。
9月に入り、秋らしい空気が入ってきたかと思えば、
休みのたびに、今度は曇りや雨の日が続いた。
そんな貴重な晴れ間に、篭坂峠と三国山の間にある立山(太刀山
/たちやま)に、行ってみた。
ここは、ちょうど山梨県・山中湖村と静岡県・小山町の県境付近。
初級の登山道(ハイキングコース)だが、交錯している。
こうした遊歩道では、行政の取り組みの違い・歴史を見ることができる。
この辺りは、山中湖のハイキングコースとして紹介されている場所だが、
案内板も最低限あるが、パンフやHPの地図にも、静岡側の道は書かれていない。
三国山に続く遊歩道には、過去に野生植物の宝庫だったと思われるアザミ平があるが、
御殿場市から沼津の海までを見渡す静岡県側だけに、環境保全地の看板があった。
また、小山町名の古い手作りの案内看板も見かけた。
このように、県境の道はいろいろ見案内のところがあり、不便だが面白い。
シカ、イノシシなどの野生動物も多いらしく、あちこちにF・サインがあった。
ちなみに、篭坂から須走まで、この立山付近を経由すれば、
固く危険な自動車道を歩くことなく、1.5~2時間位で行けるようだ。