華やかな金屏風の晴れ舞台。
これは、今夜開かれた、地元JCの卒業式の模様だ。
卒業といっても若干40歳、まだまだこれから・・
云わば、大人に最後の研きをかけて飛び立つわけだ。
ちょうど舞台に家族で上がっている彼は、2年前、
忙しい生活の中でその活動中に、脳出血で倒れた。
そして、運良く回復を果たし、今日の日を迎えた。
実は自分も2回ほど倒れたことがある。
それは、疲労の上の飲酒で低血圧になり、倒れたもので、
致命傷ではなかった。
自分がJCを卒業して9年。
もはや、昔のように、昼夜を問わず活動をするのは無理で、
厳しい世の中の向かい風の中、
踏ん張っているのがやっとといった感じだ。
ただ、こうした、恐れを見せない後輩達の中に居ると、
まだ頑張れるような気もする。
努力は徒労に近く、見返りはわずか・・・
自分の理想を具現化する、多少の達成感はあるかも知れない。
あと、10年。ジジーと呼ばれる時まで、頑張ってみたいと思う!