ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「氷山を狙え」 クライブ・カッスラー 2015.11.12読了!(再読)

2015年11月12日 13時11分18秒 | 作家 か行
氷山を狙え (新潮文庫) 2015.11.12読了
クライブ・カッスラー (著), 中山 善之 (翻訳)

氷山に閉じこめられたまま北大西洋を漂う死の船―― 沿岸警備隊が発見し、印をつけたはずの謎の氷山は、調査に飛んだダーク・ピットの前から忽然と姿を消し、かわって彼を出迎えたのは完全武装の潜水艦だった。
体力と知力のかぎりを尽くして、正体不明の恐るべき国際的な野望に立ち向かう、不撓不屈の海の男。卓抜なスケールと劇的な展開で描く、大型海洋アドベンチャー。(昭和57年刊新潮文庫カバー解説より)



再読です。前に読んだのは25年も前ですが。
たぶん、カッスラー様の本、最初に読んだのがこれだったかと。
ダーク・ピットシリーズの3作目。
私の大好きなアル・ジョルディーノが出てこないやつ。だからかななんか物足りないような。
ただ、われらがダーク・ピットは最初の登場からスーパーマンだったんだな、と改めて思った。
なんとしてもあきらめない不屈の闘志。そして、あの瞬間的な決断力。
サンデッカー提督が一緒に行動するっていうのは、めずらしい。
しかし、今読んでみると、なんか地味目というか、華やかさや、ロマンスも少なく。
このシリーズにしては華がないかなぁ。
見どころはピットたちのアイスランドのツンドラ地帯からの脱出場面だろうか。

カッスラー様の初期の作品をちょっと読んでみましたが、やはりというかなんとうか。
25年前にはじめて読んだときのあの胸のときめきはやはり甦りません。
もう一冊「タイタニックを引き揚げろ」までは読み返してみようかな(悩)。…6点。