アジア的生活 (講談社文庫) 2016.4.26読了。
浜 なつ子 (著)
バンコクの一流ホテルで活躍する日本人女性、フィリピーナに溺れて全財産を失った男、ラオスの奥地でショウガを作っている人、カオサンにたむろするバックパッカー…様々な日本人がアジアで生きている。なぜ、彼らはアジアにはまってしまったのか?『マニラ行き』で話題を呼んだ著者による書き下ろし。
ノン・フィクションライターによる、アジアの取材中のこぼれ話的な旅物エッセイ。
ご本人もアジアにはまっていることがすごく伝わってくる。危険な目にあっても、どんな劣悪な環境におかれても、アジアへの愛に揺るぎがない。
なぜこんなにアジアが魅力的なのか、この本を読めば少しはその秘密がわかるかもしれない。
本を読んだだけで、アジア的生活にはまってしまっている自分に気づく。実際に行ったことはないが、本当にはまりそうで、行きたいような、でも、行かない方が無難なような。たぶん、フィリピーナに溺れて全て失った男の話が自分がオーバーラップするからだろうか。ノン・フィクションライターの方にありがちな文章が下手ってこともなく、アジア好きなら楽しく読めること間違いなし。…7点。
浜 なつ子 (著)
バンコクの一流ホテルで活躍する日本人女性、フィリピーナに溺れて全財産を失った男、ラオスの奥地でショウガを作っている人、カオサンにたむろするバックパッカー…様々な日本人がアジアで生きている。なぜ、彼らはアジアにはまってしまったのか?『マニラ行き』で話題を呼んだ著者による書き下ろし。
ノン・フィクションライターによる、アジアの取材中のこぼれ話的な旅物エッセイ。
ご本人もアジアにはまっていることがすごく伝わってくる。危険な目にあっても、どんな劣悪な環境におかれても、アジアへの愛に揺るぎがない。
なぜこんなにアジアが魅力的なのか、この本を読めば少しはその秘密がわかるかもしれない。
本を読んだだけで、アジア的生活にはまってしまっている自分に気づく。実際に行ったことはないが、本当にはまりそうで、行きたいような、でも、行かない方が無難なような。たぶん、フィリピーナに溺れて全て失った男の話が自分がオーバーラップするからだろうか。ノン・フィクションライターの方にありがちな文章が下手ってこともなく、アジア好きなら楽しく読めること間違いなし。…7点。