ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「食べない人たち」 (「不食」が人を健康にする) 秋山 佳胤 (共著) 2015.11.4読了!

2015年11月03日 19時15分48秒 | 作家 あ行
食べない人たち (「不食」が人を健康にする) 単行本 2015.11.4読了
秋山 佳胤 (著), 森 美智代 (著), 山田 鷹夫 (著)

6年間水も飲まない弁護士、18年間1日青汁1杯の鍼灸師、不食の人体実験に自ら挑んだ思想家
----食べることをやめた3人が、それぞれの体験と考えを語り尽くした! 誰でもできる不食のコツも公開した、世界初の「不食の教科書」。



過去にも、何冊か山田さんの不食関係の本は読んでいる。
もう、不食の本を読んでびっくりすることもなくなったが、
この本では、三人の不食への経緯が書かれていて、とても参考になる。
とはいえ、まだ私は、食べないで生きていけるということに関しては半信半疑だ。
ただ、考え方は、すばらしいと思う。
なんとなく時間になると、体のためにも食べなければいけないという脅迫概念が取り払われたことで、食べるか食べないかは自身の体に相談するようになった。
色々な固定観念や常識から解放されることは、心の自由に繋がると思う。
食事をするというのは、食材を買うためにお金を稼ぎ、買い物に行き、光熱費をかけて調理し、食べ終えたら、後片付けをする。そしてそれを一日に三回繰り返している。あんまり考えていなかったが、大変なコストと労力と時間の消費だろう。
仮に、もし、人間が食べなくても生きていけるとしたらどれだけすばらしいことが起こるか考えなくてもわかる。(しかし、本書でも書いているが、かなり退屈になるらしい。)
今の時代、食べ過ぎて体を壊す人が多くいる中、自分自身もなんとか1日一食ぐらいまでは到達してみたいと思っている。…6点。