DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

労働市場にグローバル化とロボット化の波!

2017-02-05 14:01:09 | 雑感

 今、アメリカ合衆国で、トランプ大統領の言動が物議をかもしているが、元をただせば、「労働市場のグローバル化とロボット化」が背景にある。例えば、日本で平均的な生活を維持しようとすれば、それなりの収入が必要となる。車を持っているのが当たり前だし、食事も少しはバラエティのあるものにしたい、少し上手いものを食べたい等々の欲求を満たせなければ、満足できない。したがって、賃金はそれ相応の額を支給しないと、人が集まらない。ところが、貧困にあえいでいるような国から来た人たちは、その日食べられて、寝る場所が確保できれば、ひとまず安心し、良い環境だといって安い給料でも、良く働く。それはそうだろう。自国の人たちに比べたら破格の賃金を得て、多少の蓄えもでき、自国の家族に送金することができるわけだから、働く意欲は高まるのは当然のことだろう。最近、あちこちの工場や建設現場で働く外国人が目立って増えているように感じる。ところが、その一方で、それまでそういった仕事に就いていた日本人は、職場を追われ、生活はどんどん低下するばかりだ。就労に対する意欲は低下するばかりだ。雇う側にとってみれば、能力があって、意欲があって、若い元気な人で、しかも、安い賃金で雇えるのだから、これを逃す手はない。当然の結果として、外国人の比率がどんどん増大し、賃金は結果的jに下落傾向を辿る。

 皮肉なことに、日雇いや派遣労働で、生活保護の水準の収入を得ようとすると、相当一生懸命働いても、なかなか生活保護の水準にも達しないという現象が起きている。生活保護の支給額に、健康保険税、住民税、国民年金等を加算してみると、とんとんか下手をすると、それよりも下回ってしまう人も多いことだろう。それに、職場までの交通手段として自家用車を保有するとなったら、それこそ、生活保護水準以下になってしまうというのが現状なのではないだろうか?

 同様のことはアメリカ合衆国やヨーロッパ各国で起きている。難民や移民を拒否するという減少は、こうした労働市場のグローバル化が背景にあるのではないかと思う。難民や移民が増えれば、元々その国にいた労働者は、賃金が下落し、働く場所を奪われてしまうという危機感があり、かなり切実な問題なのだと思う。

 話は、難民や移民による人口流入にとどまらず、IT化、ロボット化によっても、働く職場は奪われていく。例えば、一時代前、そろばんができれば、銀行等で重宝され、雇われることができた。今では、そういう仕事はATMが全てやってくれ、窓口業務をやっていたような銀行員は、ここ十数年で激減してしまっている。工場でも同様で、自動車の製造ラインなどではロボットが休憩を取らずにずっと動き続け、製造ラインに働いていた人たちの職場は、ロボットによって奪われてしまっている。

 これからいったいどうなってしまうのだろうか?われわれ定年退職組みは年金が減らされるのではないかという不安はあるが、外国人労働者やIT化、ロボット化に負けずに、日本人としてのプライド、生活水準を維持していくのは大変なことだろうと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入国禁止の大統領令が効力を失った?

2017-02-05 10:00:00 | 雑感

 合衆国のトランプ大統領が発した入国禁止の大統領令が効力を失ったとか、朝日新聞の一面に掲載されていた。何でも連邦地方裁判所が訴えを認め、憲法違反の疑いがあるとの決定だそうだ。今後、トランプ大統領がどんな手段に出るか、興味が持たれるところだ。元々合衆国は移民で出来上がり、大きくなってきた国だ。時期は別としても、みんなが移民なのだ。そして、移民で力を付けてきた国、移民をストップしたとき、どれだけ国力を維持できるかという問題もあるだろう。

 トランプ大統領に賛成する人もいれば、反対する人もいるだろう。北朝鮮みたいに言論を弾圧することは不可能だ。だから、彼の思い通りには進んでいかないだろう。自動車の貿易摩擦についても、故障しやすい車と故障しない車、多少、関税の問題があって、米国産の車が有利になったとしても、日本製の車が窮地に陥ることはないだろう。賢明な消費者は、多少高くても、良い品物を求めると思うし、消費者が政府を動かしていくことも十分に考えられる。

 ヨーロッパ各国とも、トランプ大統領の反対に回っている現状で、果たしてどれだけの成果を挙げられるか、今後の動静に注目したいところだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

確定申告の時期がやってきた!

2017-02-05 05:42:03 | 雑感

 税務署から確定申告の書類が送られてきた。いつもの事ながら、面倒くさいことこの上もない、避けて通れるものならば、遠慮したいところだが、そういうわけにもいかない。申告書作成会場はいつも混雑していて、待ち時間がかなり掛かってしまう。トイレの合間に上手に時間を作れるかどうかが今のところ、最大に課題なのだ。朝食を済ませ、朝食後のトイレを済ませると、9時過ぎてしまうし、昼食の薬までの時間は、3時間を切ってしまう。税務署までの往復の時間を考えると、せいぜい2時間といったところだ。これは申告書作成会場が余程空いていないと、難しい。

 国税庁ホームページの「確定申告等作成コーナー」を利用すれば、良いのだが、生憎私のパソコンはウィンドーズXPで、最早、「確定申告等作成コーナー」にさえ、入れない状態にある。まあ、今時、XPなんて前時代的なパソコンを使っている自体問題なのかもしれないが、他のことではそれ程支障なく使えているものをこのためにだけ買い換えるのもどんなものか?日本全体がマイクロソフトの言いなりに動いていて、牛耳られていることに腹が立つ。

 新しいウィンドーズが発売されると、セキュリティーホールがたくさんあり、そこをウィルスが攻撃を加えてくる。ウィルス対策ソフトが売られ、それを利用して何とか安全が確保できるようになっているようだが、対策ソフト自体のバリアを越えて侵入してくるような新たなウィルスが作られる。まさに、イタチごっこ、終わることがない戦いに巻き込まれてしまっているのが現状のようだ。「もう使われなくなった古いウィンドーズを攻撃するために、新しいウィルスを作るという物好きがいるのだろうか?」と、勝手に思ってまだXPを使っているのだが、内心、ひやひやものだ。全く困った問題だと思う。

 取り敢えず、ウィンドーズ・ビスタは何とか「確定申告等作成コーナー」に入れるらしいので、これを使って確定申告書を作成してみようと思う。ただし、ビスタももうサポートが終わってしまっているので、この手も確実とは言えない状態のようだ。そろそろ妻のパソコンのウィンドーズを更新するのが良いのだろうが、更新できるかどうか、パソコン売り場に行って聞いてみようと思っているところです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする