現在、住んでいるマンションの大規模修繕工事の真っ最中。日中は、工事の人夫が出入りし、落ち着かない毎日だ。特に、今、壁面タイルの補修ということで、痛んだタイルを取り除き、新しいタイルを貼る工事の最中。そのため、コンクリートカッターや振動ドリルの作業しているため、ガガガガ、ドドドドといった大きな音がしょちゅうなって、テレビの音声も良く聞き取れない時があったりして、最悪の状態だ。私などは、一時的に買い物等で部屋を空けることができるが、動けない妻は、騒音の中にずっといなくてはならない。たまったものではない。「うるさいよ!!」と叫びたくなる心境だろう。しかし、自分たちのマンションの工事で、マンションを長持ちさせるためにはどうしても必要なことなので、文句を言うこともできない。他の作業に変わってくれば、幾分、騒音は減るだろうが、3月一杯足場が組まれている状態が続くことを考えると、うんざりしてくる。
日中、どこかに非難できると良いのだが、デイケア等に行く気持ちはないようだ。デイケアーなどは、プログラムが組まれていて、そうしたプログラムに従って行動する必要があるが、本人自身、動けないので、そういう場面に身を置くことが嫌なのだろう。それよりは、自分の住みなれた環境の中、自由に過ごしたいらしい。電子書籍を読み、疲れたり飽きたりしたらテレビを観る、横になって休むなど、自由にできる。しかし、施設に行ったら、そういうわけにはいかないからね。まあ、妻の気持ちも分からないではない。それにしても、工事の騒音はどうしようもないし、堪えがたいものがある。今は、早く終わってくれと祈るばかりだ。