今日、訪問看護師がもう一人の看護師を連れてやってきた。妻の担当は一人ではなく、2,3人で順転になるらしいことは聞いていた。しかし、今日来るとは考えても見なかった。最初の看護師は、経験豊かで、自信家、手際が良くて、強そうな人だったが、二人目は、それ程ではないようだ。まあ、一人目は所長という肩書きを持っているので、余程できる人のようだ。でも、まあ、色々な看護師のやり方に妻が慣れるということも、必要なのかも知れないと思う。
色々な方法があるということを知り、受け入れていくということは大事なことだ。妻はこれまで入浴の時の段取りにかなり強いこだわりが有ったようだが、車椅子の上で着脱衣をするという看護師の方法を受け入れたようで、私が入浴させるときも、車椅子の上で脱衣し、そこから直接シャワーチェアーに移動する方法に変えるよう妻が言ってきた。これは、かなり歓迎すべきことだ。今までの方法では、車椅子から洗面台に立ち、そこでパンツを下ろし、そして、スツールへと移動し、パンツを脱ぐという手順だったが、これではどうしても、本人の力で立ち姿勢を維持したり、、少し移動したりする必要があったが、最近、それがとても危なっかしいことがあったので、そろそろ手順を変更する必要がありそうだと思っていた矢先のことだからだ。
このように、体力の低下に伴って、今までの方法ではできないことが増えてくるだろう。そうしたときに、色々な人が関わってくれていれば、色々な方法・手順が考えられ、そのうちの一番いい方法を選択すれば良いということになり、少しは気が楽になるというものだ。