妻が入院して、間もなく一ヶ月。この間、一人分の食事を作るのが面倒だと思って、一ヶ月料理をせずに、外食を通してきた。
そうしたらどうだろう!不思議なことに、ここ何年も悩まされ、皮膚科に通って薬をもらってつけても治らずにいた手の荒れがきれいに治まり、昔のような綺麗な手が戻ってきた。まあ、料理をしないのだから、食器を洗うこともない、妻から毎度毎度言われていた手洗いもせずに済ませていた。確かに、手洗いは大事だと思うが、「過ぎたるは・・・・」で、皮膚の油分も一緒に洗い落としてしまって、皮膚の抵抗力を無くしてしまっていたようだ。私なりに、手袋をして食器を洗うとか、手荒れのしにくい洗剤を使うとか、気を遣っていたのだが、まだまだ不十分だったのか、手洗い回数が多すぎたのか、そうした努力の甲斐は無く、手荒れがひどくなるばかりだった。しかし、なんのことはない、手洗いを私的に普通に戻したら、知らないうちに、綺麗な手が戻ってきた。自然の治癒力に驚くばかりだ。
さて、妻が帰って来ると、料理を再開することになるし、手洗いの回数も増えるだろう。今度こそ、再び手荒れに悩まされないように、十分に注意し、この綺麗な手を維持して行きたいものだ。