妻が退院し、大幅に介護の手を借りることにした。妻は、「ヘルパーを頼めば、きちんとやってくれると思うのはどうかな?」とかなり懐疑的な発言をしていたのだが、私の負担を軽減するにはやはり入れるしかないと思い、ケアマネージャーと相談し、昼食時の食事介助をヘルパーさんにやってもらうことにして、今日が、ヘルパーさんの来る初日だった。現れたヘルパーさん、見るからに年齢がいっているように見え、果たして大丈夫なのだろうかと一瞬思った。今日は初日ということで、監督者が付いてきていたのだが、ベッドから車椅子への移乗等、ほとんど監督者がやってしまい、ヘルパーさんが自分でしたのは、食事の介助だけだった。明日からは、一人で来るというが、本当に一人で移乗ができるのか、とても不安に感じた。
妻は、普通の老人のように動作が怪しくなっても、筋力はあり、ちょっと手助けすればできるというわけではない。筋力自体がないのだから、介護される方も、介助者が相当力があり、安心して体を任せられるという人でないと、介護される方が疲れてしまう。ヘルパーセンターも、ヘルパーとして雇用するならば、その力量等をきちんと把握して、訓練をきちんと積ませるくらいのことはして欲しいものだ。また、もっと対象者の状態を理解して、ちゃんと介助できるヘルパーを人選して送って欲しいものだ。明日の様子を見て、他の人に代えてもらうなどの対応を考える必要がありそうだ。