テレビで最近宣伝しているグーグルホーム、いったい何のことだろうと思っていたが、どうもこういうものは興味を持っても手が出ない年齢になってきた。しかし、何時までもそうも言っていられない状況というものがある。
妻は、体の自由が利かないが、話すことだけはまあまあ普通にできる。だから、話すことで、家電等がコントロールできれば、生活の不自由も和らぐというものだ。病院に行ったら、理学療法士から、コミュニケーションを便利にする機器についての話があったという。長男が一緒に病院に行っていたので、テレビの操作やエアコンの操作、照明のオンオフができれば、少し便利になるのではと妻に説明し、妻も使ってみると言うので、試してみることにした。
長男は、グーグルホームとスマート家電コントローラとを組み合わせ、照明のオン・オフ、テレビのオン・オフ、エアコンのオン・オフが出来るようにしようということになり、機材を調達し、今日、半日くらい掛けてセッティングし、一応使えるようにして帰って行った。「ねえ、ぐーぐる。電気を点けて!」というと、部屋の照明が点くようになった。実に不思議な装置だ。電波や赤外線リモコンのある家電は何でも操作できるようになるらしい。しかし、設定は私には難しそうなので、ひとまず、長男に任せることにしているが、取り敢えず、妻が使えるようになるためには、使い方を私が教えなければならない。「ねえ、ぐーぐる!」と声を掛けて、色々操作してみることにしようと思う。
世の中、色々な機材やスマホアプリができて便利になってきたが、それを使いこなせるようになるのも、結構大変なことだと思う。まごまごしていると、すぐに時代遅れの人間になってしまう。そうならないために、色々新しいことに興味を持って手を出して行くことも大事なことだ思う。