DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

朝鮮半島 南北融和に傾く中、強硬路線を続ける日本は?

2018-03-07 19:22:27 | 雑感

 韓国が北朝鮮に特使を送り、大歓迎を受け、南北首脳会談が開かれることになったと新聞は報じている。まあ、緊張緩和が進むことは歓迎だが、この流れで、米朝会談が開かれ、アメリカが態度を軟化させたとき、北朝鮮にとって日本だけが悪者扱いし、日本に対する敵意をさらに強固にしてくるのではないかと心配になってきた。

 合衆国は、北朝鮮が核武装し、北朝鮮のミサイルの射程圏内に入り、核の脅威に晒されることを何としても避けたい。それはそうだろう!今のところ、合衆国にミサイルを発射する危険性のある国は、北朝鮮のみだからだ。中国の台頭は脅威には違いないが、まだまだ国がコントロールされており、そんな馬鹿な行動に出るおそれは少ない。そこで、北朝鮮に核を放棄させるべく、圧力を掛け続けているのだ。

 しかし、合衆国も、核の脅威が少し薄れ、自国に利があると判断すると、一気に北朝鮮に対する態度を軟化させていくということは十分あり得ることだ。一方、安倍内閣は一貫して強硬路線を崩しておらず、先頭を切って経済封鎖や圧力を強化を他の国々に訴え続けている。ここで、にわかに合衆国が態度を軟化させることがあったら、日本だけが浮いてしまい、行き場を失ってしまうということも考えられる。そういう事態も当然、想定内のこととして、対応を慎重に考えておいて欲しいものだ。

 事が起こってから、「想定外でした!」という政府の答弁は聞き飽きたし、そんなことでお茶を濁して欲しくはないと思う。ここはしっかりと考え、性根を据えて対応して欲しいものだ。

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