「駅馬車」という映画が今日放送された。とても古い映画で、1939年というから私が生まれる前の映画だ。ジョンウェインがまだ若く、デビューして間もないころのものらしい。子供の頃、テレビで見た覚えがあるし、再放送も見ているので、これで3回目ということになる。昔は、アメリカ西部の開拓時代のインディアンとの戦いや拳銃を持ったガンマンの決闘などが良く映画になっていた。子供の頃は、広大な荒野を駆けるカーボーイに、胸をときめかせていた頃の記憶が蘇る。
それにしても、こういう昔の映画は話が単純で、何と分かりやすいことか?今の映画はテンポが速く、話も複雑で、物語の展開が急テンポで、分かりにくくなっている。まあ、それだけ、私が歳をとったということなのだろう!この後に続く西部劇はどんどんパターン化して行ったように思う。その典型がマカロニウエスタンで、主人公が悪者にいじめられ、いじめられ、そして、最後に大逆転に成功する。どれもこれも同じような展開になるのだから、まるで、水戸黄門を見ているような感じになる。終わりはいつも同じ、悪者を成敗して終わる。まあ、これも単純と言えば単純な話だ。
光テレビでBSやCSを見るようになって、昔の番組が再放送されている。それもとても古く、お歯黒をした女性なども出てきたりするのだから、驚きだ。