
私は、花粉症でもないし、マスクをすれば、人から移される危険から逃れられるなんて全く信じていない。だから、普段、マスクをすることはほとんどない。ただし、当然ながら、自分がインフルエンザ等に罹って人に移す危険性がある時や病院に行く時にはマスクをして出かける。なぜ、病院に出かける時にマスクをするかというと、病院はインフルエンザ等のウイルスが蔓延している思う。そういう場所に出入りするときには、マスクが多少なりとも、効果が期待できるのではないかと思う。また、そういう場所で、バスクをせずに、咳をすると、周囲から一気に注目され、非難の視線に晒される。それは、やはり避けたいと思う心理が働いていると思う。
テレビでは連日、新型コロナウイルスの話題が取り上げられている。マスク、手洗い、消毒の徹底?そのニュースに踊らされて、マスクの備蓄、アルコールの備蓄に走る。ちょっと前は、次亜塩素酸ナトリウムは新型コロナウイルスには効果がないと言っていたが、いつの間にか、次亜塩素酸ナトリウムが効果的だと報道する放送局も出てきた。いい加減なことこの上ない。
日本という国の報道は、いったん一つのニュースが出ると、報道機関が我も我もとそのニュースを取り上げ、ハチの巣を突っつくように報道し、ピークが過ぎると、スーッと消えていく。それに従って、国民の意識も同様に揺れ動かされる。今回の新型コロナウイルスについての報道でも、ただ、政府から発表されるものをただ垂れ流しているだけだ。報道機関は、もっと勉強して、自ら頭を働かせて、しっかり考えてからニュースを流して欲しいものだと思う。