大門剛明の小説を読むのはこれが初めてだ。きっかけはテレビ朝日のドラマスペシャル「不協和音」を見て、田中圭と中村倫也の迫真迫る演技に圧倒させられたからだ。テレビを見終えてすぐに、「不協和音」と検索して、小説の題名や作者を知り、すぐにアマゾンで検索して、電子書籍で購入し、読み始めた。
ほぼ二日間、この小説を読み耽った。結構、面白く読むことが出来ました。
小説の話の筋は、テレビドラマとはちょっと違っていた。テレビドラマは原作の数編を組み合わせられている。後は、脚本家の腕ということになるのだろう。まあ、確かに、テレビドラマは時間が限られているし、小説の筋をそのまま劇に変えても、映像化しにくかったり、面白くなかったりする。だから、それらを組み合わせ、新たな作品を作り替えたのだろう。まあ、そういうことも「あり」ですかね・・・
私はかつて、一度テレビで見たので、今更小説で読む必要があるのかと思っていたが、新型コロナウイルス騒ぎで、暇になってしまって、他に刺激を求めるようになったことが影響しているのかも知れませんね・・・