DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

政治家が教育現場に介入するとはどういうことだ?

2018-03-20 16:04:19 | 雑感

 自民党の国会議員の照会で、文部科学省が前川元文部科学省次官の行った中学校での講演内容について、事細かに照会をしたという事案が新聞に載っていた。

 加計学園問題で、政府に対抗的な態度を示していた前川氏、どのような講演を行っていたのかが、自民党議員には、気がかりだったのだろうが、果たして教育の現場に、こうした形で圧力を掛けるのはいかがなものだろうか?

 文部科学省の担当者は、単に照会しただけと言い訳するかもしれないが、本省から照会があれば、照会された小学校は右往左往したことは想像に難くない。担当者は、講演内容の照会を行うことがどれ程の意味を持つのかをしっかりと判断して、現場の学校に照会などはせずに、政治家に対してきっぱりと断るだけの見識があってしかるべきだろう。

 それとも、文部科学省という省庁は、それ程、政治家の言いなりに動くようになってしまったのか、嘆かわしいことだ。

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訪問入浴

2018-03-19 14:15:58 | 雑感

 土曜日 初めて訪問入浴があった。スタッフは、男性2名(通常は1名)、看護師1名、介護師1名の4名。年齢が皆若いだけあって、動きはきびきびしていた。訪問入浴は初めてだったので、どんなものかイメージできなかったので、予め訪問入浴の動画を見ていたが、動画の通りだった。男性スタッフが浴槽を運び込み、組み立てや機器の準備を整えている間に、看護師が対象者(妻)の体温や血圧を測定、入浴に耐えられるか否かを判定。もう1名の介護師がタオルや洗剤等の準備を整え、準備する。浴槽が組み立て終わると、予め張っておいた風呂のお湯をポンプを使って浴槽に入れ、浴槽のお湯が溜まったところで、お湯の温度を図り、湯加減を調整する。お湯湯の準備と並行し、女性スタッフ(看護師、介護師)が対象者の脱衣させ、タオルを巻いて、湯に入れる準備を行う。それらが全て終わると、男性スタッフが対象者を抱え、浴槽の入れる。浴槽の上にはネットが張られ、その上の寝かせる形になる。張られたネットを緩めて対象者をお湯に付けるという段取りとなる。その後、洗体、洗髪が行われるのだが、一つ一つの動作がきびきびとしていて、何かをする前に必ず声掛けが行われ、十分洗えているか、痒いところ、もっと洗って欲しいところがあるか等々をチェックしながら動作を進めていく。傍で、見ていても、その動きはすばらしいものだった。

 詳しくは、訪問入浴の動画がいくつかの会社で作られているので、確認してみてください。

 何か安心してみていられるし、任せられるという気がした。まあ、その時のスタッフによって多少の違いはあるのだろうが、訪問入浴の手順・マニュアルがしっかりしていて、個々のスタッフに対する訓練、指導が徹底しているのだろうということが感じられ、その徹底振りには感心しました。

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介護ヘルパーも人次第だね

2018-03-15 16:13:50 | 雑感

 妻が退院し、大幅に介護の手を借りることにした。妻は、「ヘルパーを頼めば、きちんとやってくれると思うのはどうかな?」とかなり懐疑的な発言をしていたのだが、私の負担を軽減するにはやはり入れるしかないと思い、ケアマネージャーと相談し、昼食時の食事介助をヘルパーさんにやってもらうことにして、今日が、ヘルパーさんの来る初日だった。現れたヘルパーさん、見るからに年齢がいっているように見え、果たして大丈夫なのだろうかと一瞬思った。今日は初日ということで、監督者が付いてきていたのだが、ベッドから車椅子への移乗等、ほとんど監督者がやってしまい、ヘルパーさんが自分でしたのは、食事の介助だけだった。明日からは、一人で来るというが、本当に一人で移乗ができるのか、とても不安に感じた。

 妻は、普通の老人のように動作が怪しくなっても、筋力はあり、ちょっと手助けすればできるというわけではない。筋力自体がないのだから、介護される方も、介助者が相当力があり、安心して体を任せられるという人でないと、介護される方が疲れてしまう。ヘルパーセンターも、ヘルパーとして雇用するならば、その力量等をきちんと把握して、訓練をきちんと積ませるくらいのことはして欲しいものだ。また、もっと対象者の状態を理解して、ちゃんと介助できるヘルパーを人選して送って欲しいものだ。明日の様子を見て、他の人に代えてもらうなどの対応を考える必要がありそうだ。

 

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覆水盆に返らず!

2018-03-13 05:29:54 | 雑感

 森友学園問題、こんなにも混迷を極めるようになったきっかけは、安倍首相が国会で昭恵夫人の関与を追及され、「私や妻が関係していたとしたら、総理を辞めるし、国会議員も辞める!」と大見得を切ったことに端を発しているように思う。恐らく安倍首相は、妻の振舞いにまで、しつこく追及する野党に、冷静さを失い、感情的になり、発してしまった言葉だったのだろう。

 この言葉に、野党は、安倍首相を退陣に追い込めるチャンスと踏んだのだろう。野党の追及は増すばかりで、これで、安倍首相側は自分と妻の関与をなかったものにする必要が生じてきてしまった。

 もともと昭恵夫人が名誉園長まで引き受けていて、関与があったことは明白。それをなかったものにするなんて到底無理な話で、そこに無理が生じても不思議はない。やることなすこと全てが後手に周り、抜き差しならない状況に追いこまれて行ったように思う。そんな状況の中で、誰が指示したのか、誰が忖度したのか分らないが、今回の決裁文書書き換えが行われたのだろうと考えられる。

 これはまさに「覆水盆に返らず!」なのだ。失言は出来るだけ早いうちに、素直に非を認めて謝ってしまうに限る、それをなかったものにしようとすると、墓穴を掘る結果になるという格言を見事に証明したような事件と言えそうだ。

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忖度の代償!

2018-03-12 18:36:40 | 雑感

 森友学園問題、もともと多かれ少なかれ、忖度から始まっているように思う。忖度してうまいこと立ち回ればそのうち良いことがあるだろうといった下心が働いたのだろう。忖度される側も、如何にも自分が大きな存在として認められたようで気分が良いし、忖度する側も、忖度する相手が大きければ大きいほど返って来るメリットも大きいわけで、常識の枠外にまで忖度が及ぶようになる。いったん始めてしまった忖度、途中ではやめられものではないようだ。そこにあるのはどの沼、抜けるに抜けられないという状況に陥ってしまったのだろう。

 そして、いったんそれが問題化し、取りざたされるようになると、今度は、自己保身やら忖度やらに汲汲とし、その事実の隠蔽に奔走することになったのだろう。始めから地道に規定どおりに仕事をしていれば、何てことなかったものを、忖度してうまい汁を吸おうという浅ましい考えから、途を踏み外した哀れな公務員なのだろう。トカゲの尻尾切りで捨てられても、忖度した相手がそのうち救ってくれるだろうと、はかない望みにしがみつき、またまた口裏合わせ、一手に責任を負うことになるのだろうね。自業自得と言えば自業自得なのだが、それにしても、忖度の代償はあまりにも大きいように思う。

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