開聞岳の麓にある花瀬望比公園。『望比』の文字のとおり、フィリピン方面で戦没された方を慰霊している地です。ここは、何度訪れても悲しく、切なく、強く胸が締め付けられます。
ここには47万6千余柱というとてつもなく膨大な御霊を鎮める地です。フィリピン方面は戦闘で亡くなった方よりも、圧倒的に疫病死・餓死が多い。疫病死・餓死なんです。その実態の一端を知ったとき、それまでの『御英霊』という言葉にとても違和感を覚えるようになりました。果たして『御英霊』と一言で語れるものか、どうしても『御英霊』という名に収められない。。。
碑文は『許されるものならば・・・』と始まるのですが、その中に『精霊』と書かれていました。『英霊』ではなく『精霊』・・・。ずしーーんと重たいものを感じました。
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雨がひときわ場の空気を静かにしてくださいました。参加者の皆様からも『花瀬望比公園』がとても印象に残った、との声が多かったです。
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生きるということを曖昧にしてはいけない。この歴史があっての今の私たちなんだ。
5時15分に出発したのにもう2時間も経ってしまった。ここからさくら館に戻り、朝食を食べた後は知覧巡りです。
ではまた。
おさむ
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