おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

朝デニはいい。

2014年06月30日 03時55分08秒 | 世間ばなし
昨日の朝デニは日曜日ということでたいへん混雑していた。禁煙席は3組。喫煙席はなんと満席。夜を忘れた若者たちが品性のない甲高い声で居酒屋状態。

しかし今朝は打って変わって静かだ。ぼくひとり。実にいい時間だ。

この時間はぼくにとって何物にも代えがたい。お気に入りの煙草と珈琲。『7SPOT』でネットは使い放題。自分自身をリセットすることができる。仕事のことや自分のこと、いっぱい感じることができる。

明後日は舞台『帰って来た蛍』が六本木俳優座である。39名ものお客様や仲間にお集まりいただく。7月29日30日にはお客様と共に富士登山。9月には北海道ツーリングに行けたらいいなあ。10月には第4回の北澤工務店ゴルフコンペ。お客様とお世話になった職人のすばらしい交流。11月には『カタロ市の日』がある。昨年は300人の来場。今年は400人を目指したい。あ、そうそう、もうすぐカタロ通信発刊200号だ。200ヶ月続けてきた記念になにかしたいなあ・・・・。

忙しない日常からちょびっと離れるこの時間は、とても豊かです。

ではまた。

おさむ





ヴァストゥ 外観の経過

2014年06月29日 16時55分28秒 | 家づくり
知る人ぞ知るヴァストゥの家づくり。しっくい工事の前段階がほぼ完了しました。何を思うか、外観を見つめる設計松葉君の後ろ姿。



ヴァストゥは西日を取り入れないのがよくわかる外観。自然石の屋根が美しいです。



基礎の形状は独特で、『段々』になっています。ここの仕上がりもとても楽しみです。



『自分の娘に振り袖を着せたような家づくり』着々、です。



ではまた。

おさむ






漏水のご相談

2014年06月28日 13時26分43秒 | 家づくり
漏水のご相談がありました。早速訪問。

まー、スマートフォンは便利です。現場でも大活躍。狭くて目視できないところに携帯を突っ込んでパシャリ。



バッチリ原因が見てとれました。それにしてもちょっと残念な仕事だなぁ。。。

今回は監督長澤が同行してくれたので天袋から屋根裏にまわってもらいました。なかなか身軽で、ぼくじゃ上がれなかったな。。。(^_^;)



間違いなく原因を特定することができました。

『困った時には北澤を呼べ』とお客様。(笑)

やっぱり工務店は近くの存在に限ります。

ではまた。

おさむ









研修視察、報告

2014年06月27日 18時58分06秒 | 自分のこと
新潟刑務所の研修視察に行って参りました。



内容が内容だけに詳しくは書けないのですが、特徴としてしおりにはこんな風に書いてありました。

『原則として26歳以上で、刑期10年未満の犯罪傾向が進んでいる男子(中略)受刑者は、過去にも刑事施設に入所歴のある者が大半を占めており、覚せい剤事犯者、暴力団関係者、外国人、高齢者など、処遇に困難を伴うものや、特別な配慮が必要な者も少なくありません。』

受刑者の作業風景や生活の姿を間近に見ながら、いろいろなことを感じました。

『すべては家族から始まる』

その器である『お家』をつくる者として、そのお家を通してずっとその家族の成長を見守る工務店オヤジとして、これからもこの『家づくりという仕事』に、励みます。

ではまた。

おさむ




新潟刑務所研修視察

2014年06月26日 05時07分12秒 | 自分のこと
今日はこれから龍ヶ崎地区保護司会で新潟刑務所研修視察に行ってきます。

犯罪は、『家族』から芽生える。

しあわせも、『家族』から芽生える。

世のすべての始まりは『家族』からなんだと確信している。

その『家族』の器をつくる工務店の果たせる役割は、もっともっと深めていくことができるはず。

『保護司』と『工務店経営』って全く違う領域に思われるけど、ぼくの中では統合されているんだ。

いい学び、してきます。

ではまた。

おさむ




O様邸基礎工事

2014年06月25日 17時15分12秒 | 家づくり
O様邸基礎工事、明日JIOの検査後ベースコンクリート打設です。いつも通り、野村さんの仕事は美しいです。



事務所に帰ってくると監督長澤が目新しいモノを広げて見せてくれた。



『基礎点検口』。今回のO様邸で採用するとのこと。近年の高性能住宅には、細部にわたって革新が著しい。というか、どんどん変わっていく。手薄になりがちな浴室まわりの断熱・気密を確保しながらも点検が可能なのだという。

シンプルイズベストだとは思うのだけれど、なかなかそれだけでは済まないのが現代の家づくり、、、だなぁ。。。

ではまた。

おさむ




集中豪雨で?

2014年06月24日 16時09分52秒 | 家づくり
今朝、土浦市の一部では相当な雨が降ったのだそうです。集中豪雨ともいうべきほどだったとか。

20年前に新築工事をさせていただいたA様からお電話。『きたざわさん、今朝のすごい集中豪雨で雨漏りというか、そんなちょこっとじゃなくって、どーっと雨が漏れてきたんですよー!!』

これまで雨漏りなどなかったA様宅。いくら集中豪雨だとはいえ、、、、。しかも2階の部屋ということは・・・。うむうむ、経験上思い当たる節があるぞ。。。

早速訪問して屋根に上ると、、、



割れてました。想像通りです。誰かが上って割ったか、なんか異常な割れ方。お客様に尋ねると誰もひとは上がっていないという。するとお客様、『もしかしたら!!!』

う!

犯人はこれでした。



ゴルフ練習場。さく越えです。

予備瓦を交換して無事完了。



帰り道、間もなく大雨!!さっきやらなかったらお部屋がたいへんなことになっていた。お客様の安堵の表情と笑顔が目に浮かぶ。まさに『プライスレス』



工務店オヤジ、いい仕事、しました。

ではまた。

おさむ










黒蜜

2014年06月23日 17時31分12秒 | 甘味cafe空~くう~
今日は月曜日ということで、午後から甘味cafe空~くう~のお当番でした。幾度も足を運んでくださっているお客様も多く、とても楽しくお仕事させていただきました。

で、『黒蜜つくっておいて!!』と指示されたので、つくりました。

甘味cafe空~くう~は、基本手づくり。北澤工務店の家づくりと同じく、既製品をなるべく使わず手間ひまかけます。市販されている黒蜜を何種類も試食したのですが、どれもこれも添加物やら水飴やらへんてこなカタカナ文字がいっぱい入っていて、おいしくなーーーーーい!!!(お家も同じです。)

甘味cafe空~くう~の黒蜜は、沖縄産の黒糖100%を煮詰めるだけ。



これがとろっとろで、口の中でふわっと消えていく自然なコクと甘味。実に美味しい。

ぜひお越しくださいませ~\(^o^)/

ではまた。

おさむ





おさむのひとりごと7月号

2014年06月20日 18時45分17秒 | 家づくり
毎月書いている『おさむのひとりごと』の7月号を書き終えました。。。北澤工務店で発行しているカタロ通信の発送に合わせてやっと書き終えたのですが、よろしかったらご覧ください。またまた例によってながーーーーーーいですが。。。(^_^;)



おさむのひとりごと2014-7

 もう7月です!!つい最近『明けましておめでとうございます』って言っていたような。。。時間の流れの早さを改めて感じます。いかがお過ごしでしょうか。
 毎月書いているこの『おさむのひとりごと』は、今回で171回目。12カ月で割ると14年書いていることになる。人に自慢できるものが少ないぼくですが、これはちょっと自画自賛です(^_^;)。いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 今月号は、先月6月号で書いた富士登山に対する思いを今一度転載させていただきながら、『日本人』というところに焦点を当てて、北澤工務店の家づくりの背骨の部分を書いてみたいと思います。

≪富士登山≫
 今年の北澤工務店主催『ゆるゆる富士登山』は、7月29日(火)30日(水)に開催予定です。まだ8名ほど余裕がございますので、ご検討中の方はまずご一報ください。頂上だけが富士登山ではありません。7合目をゴールにしてもいいじゃないですか!!

 昨年は『ゆるゆる富士登山』と称しながら『カツカツ富士登山』となってしまった反省を踏まえ、今年は一段と準備段取りを入念に行い、参加される方々に最高の体験をご提供できるようにしてまいります。

 ぼくは富士山が好きです。見て美しい、登って素晴らしい。いつも胸の内に富士山を抱いています。富士山は当初『世界自然遺産』として登録申請しましたが、周辺の開発等々が自然遺産としてふさわしくないとの理由で却下された話は有名です。そして再度申請し採択されたのが『世界文化遺産』だったのです。
 これはほんと、日本人にとって全くもってふさわしい採択であったと思います。富士山とはまさしく古来より、日本人の精神性の象徴であると思うからです。

≪見て美しい≫
 富士山は登る山じゃないよ、見る山だ。そうおっじゃる方は多い。逆に言えばそれほどに美しい山だともいえます。
 確かに、神業としか言いようのないほどに端正なあの姿。古来は神宿る霊峰として富士講の修験者など、一部の人間しか登ることができなかったのもうなずけます。がしかし、最近私は新たな発見をしたのです。それはバイクツーリングで『水ヶ塚』というところに行った時のことです。

 水ヶ塚は登山シーズンになるとマイカー規制のための駐車場になる場所です。宝永山が間近に見られます。そこには、およそ非の打ちどころのないほどに美しいあの富士山とはまるで掛け離れた、恥ずかしいほどにバックリと口を開けた火口、痛々しいほどのえぐれた傷跡が垣間見えるのです。富士山にもこんな姿があるのか!!と絶句でした。
 そして、胸が熱くなりました。こみ上げてくるものがありました。

 富士山は、身をもって我々日本人にその生き方・在り方を教えてくれているんだ。手痛い深傷を負っても尚、『凛として生きよ』。娑婆において必ず起こる辛い体験や苦しい体験を丸抱えで生きよ・・・。ドドドドーと押し寄せるような、そんなメッセージが飛び込んできたのでした。

 見て美しい富士山。まさに然り。しかしそれは、ただ秀麗なだけではなかった。ただ端正なだけではなかった。恥ずかしいほどに醜い部分をあわせ持つ存在だった。人間として美しく生きるとは、富士山のように在ることなのだと、深く深く感じたのでした。

≪登って素晴らしい≫
 富士山は日本一の山であるにもかかわらず、登山愛好家には著しく評判が悪い。富士登山は登山じゃない、とまで言われる。あの人ごみ。登山マナーの欠片もない集団。すし詰めの劣悪な山小屋等々、確かにネガティブ面は多い。
 加えて、延々と続く九十九折。美しい池があるわけでなく、高山植物が咲き乱れているわけでなく、景色に変化があるわけでなく、ひたすらひたすら、ただひたすら上り坂・・・。そんなんじゃー、北アルプスをはじめとする荘厳で美しく変化にあふれた『登山』を知る登山愛好家に好かれるわけはないですね。
 でもしかし私、何度目かの富士登山の時に気づいたんです。『あ、これってもしかしたら、人生と同じような・・・』って。繰り返す日常生活。変化の少ない単調な日々。この中でどれほどの意味と価値を見い出せるだろうかって思い始めたら、いつの間にか富士登山の魅力に取りつかれていた。

 風の薫りを感じる。雲の流れを感じる。平地では体験できないような激しい雷雨に打たれる。石が飛んでくるほどの強風に飛ばされそうになる。そして静寂の中、万物を照らすご来光を仰ぐ・・・・。
 どの体験も素晴らしいと感じる。だから一度きりの富士登山で快晴に恵まれ、ちゃちゃっと登頂できてしまったというだけではもったいないと思う。まして富士山は神宿る霊峰ですから、困難に困難を極めて頂上に立つことの方が実に味わい深いのではないか、と思うのです。もしかしたらヘリコプターでも行けるかもしれない。同じ頂上からの景色だ。でもきっと、まったく違って見えると思う。結果よりもプロセスが大切なんだな。
これってやっぱり、人生と同じように思えてならないです。

 さらにさらに、富士登山は大変苦しい。だいたい、苦しいときに苦しい顔をするのは誰でもできる。苦しい時は、みんな苦しいんだ。苦しい時こそまわりにプラスのエネルギーを与えられるような人間でありたい。日常の暮らしも全く一緒だ。
 そして富士登山も人生も、登山よりも下山が要注意。ほとんどのケガやひざの故障は下山時に起こる。ニュースで晩節を汚す事件を見ると悲しくなる。あぁほんと、富士登山とはまるで人生の縮図だ。

≪日常の中の富士山≫
 そんな富士山は、この龍ヶ崎からもはっきりと見える。写真は8年前、家族で富士山の頂上に立った時のものです。1度目は天候不良のため7合目で下山。2度目は高山病で8合目で下山。そして3度目にして快晴の頂上。あの体験は家族が一丸となった貴重な共通体験として胸に刻まれています。
 この先子供たちの人生に必ず起こるであろう様々な問題障害。そこに直面した時、夕映えに浮かぶ富士山を見つめてがんばってほしい。そしてそれを乗り切ってほしい。それは、ぼくと妻の願いであり祈りです。

≪なんで北澤工務店が?≫
 ぼくはただ単にお祭り好きで富士登山を企画しているわけじゃないんです。
 なんか、世間一般的な現代の世相は、スマートでかっこよくって、カンタン便利。享楽的で中身からっぽ。家づくりもそう。表面ばっかり。数字や目に見えることばかりが重要視され、それでなければ価値が見えない。ぼくはそんな世相に違和感を感じている。そんな家づくりに違和感を感じている。大切なものは、目に見えるものより目に見えないものなのだと思う。モノや理屈はもう充分だ。人間的な心が蝕まれている(むしばまれている)としか言えないような事件、疾患の激増がそれを如実に語っているではないか。内側からあふれ出てくる感性を蘇生させるんだ。そしてその感性を現実に照らし合わせながら生きていくんだ。
 それは、『まあまあそこそこの人生』から『わくわくドキドキの人生』への転換だ。『まあまあそこそこの家づくり』から『わくわくドキドキの家づくり』の転換だ。
 富士山は完全な存在ではなかった。負をも丸抱えだからこそ、美しかった。人間もそうなのだと思う。家づくりもそうなのだと思う。

 北澤工務店の造る手づくりの家、自然素材の家は完全な仕事が難しい。時間もかかるしクレームも起こりやすい。ビニールやプラスチック建材や工場生産品なら問題は起こらないかもしれない。でもそれは、理性的で合理的で目に見えるだけの世界であって、本質においてからっぽだ。それは手離れはいいかもしれない。けれどぼくは、手離れの悪いいまの北澤工務店の家づくりをやっていく。
 そして長く長く、お客様とつながっていく。手離れしない。お客様家族の成長をずっと見守っていく。関わらせていただく。その象徴的企画が富士登山。お客様家族と『共通体験』できるこの『ゆるゆる富士登山』をこれからも毎年、開催していきます。

 あ、ちなみに年齢・体力を気にされている方もいらっしゃるかもしれませんが、昨年は80歳の方も7合目まで登りました。72歳の方は2名頂上まで行きました。ヽ(^o^)丿


ではまた。

おさむ





雨漏り

2014年06月19日 16時51分08秒 | 家づくり
雨漏りのご相談は多い。こちらは全国展開する大手ハウスメーカーのお家。

さっそく上がって確認すると、怪しいところがいっぱい。入り隅の割れ。



ここもなんとなく。。。



ここも・・・。



でやはり、お客様には申し訳ないが、水をかけて『再現』するのが一番。



ビッタシでした!!原因はココ!



お客様もたいへん喜んでくださいました。

雨漏りの原因は関連する職人が多い。板金、外壁、大工、屋根、塗装、アルミ建材、電気・・・・。それらを単品でお客様が対応するのは無理。やはりここは工務店オヤジの出番でした。

ではまた。

おさむ




H様邸

2014年06月18日 19時10分58秒 | 家づくり
新築工事中のH様邸。



長期優良住宅に対応しているため、床は剛床となります。その断熱材を挿入しているところ。これがなかなか『ビッタシ!』にはめ込まないと全く意味をなさない。断熱材の厚みがあるため、なかなか手がかかります。『やっと慣れてきたよぉ~!!』とは長沼棟梁。



H様邸、着々と進んでおります。

ではまた。

おさむ





わくわく~\(^o^)/

2014年06月17日 08時07分01秒 | どうでもいいお話し?
ひとつの節目を迎えるにあたり、わくわくが止まりません!!



25万キロ通過!!!バンザーイ\(^o^)/



そしてまた30万キロに向けて走る走る。



モノには魂がある。大切にしている気持がちゃんと返ってくる。愛車ステップワゴン、まこともって調子がよろしいです。

お家もそう、道具もそう、人間関係もそう、あらゆるものがそう。『万(よろず)の神』として祀ってきた日本人の美徳のひとつだと思います。

ではまた。

おさむ





リクシル東京ショールームご案内

2014年06月16日 18時16分30秒 | 家づくり
新築工事中のH様ご家族と共に、リクシル東京ショールームに行って参りました。目的は玄関ドアの確認。玄関ドアはつくば周辺のショールームにはほとんどないのです。しかも、カタログではその質感や重量感、イメージがとてもわかりずらい。ちょっと遠いですが、現物確認が一番です。



バリエーションサッシの使い勝手やお手入れの仕方も教えていただきました。写真は、上げ下げ窓の網戸のはずし方と、お手入れの仕方の実演。2階にこのサッシを採用するため、実際にH様にも体験していただきました。

・・・・う~ん、かなちゃん、きゃわいいねぇー!!



行き帰りの車中でも楽しく会話が弾み、あっという間の一日でした。いい一日でした。

ではまた。

おさむ










ぶよぶよ

2014年06月15日 08時30分16秒 | どうでもいいお話し?
3日前から富士登山のためにトレーニングを始めた。

走れない。いやいや、小走りでもダメだ。100mも行ったら心臓が爆発しそうだ。。。

30年前(おいおい!!)はこんなんじゃなかった。どんなに激しい稽古でもガンガンやっていた。。。ガラスに映る醜いぶよぶよのカラダ。スクワットをやると、たるんだ脂肪がぶわんぶわんいう・・・・。

行徳先生の野鴨の話しを思い出した。

デンマークの海岸に面したところにジーランドという美しい湖がある。そこには毎年何千キロも離れたところから渡り鳥、野鴨達がやってくる。

その湖には、ある気のやさしいな老人がいた。たいへんな旅をしてきたこの野鴨達に、その老人はおいしな餌を与えた。

野鴨達はこの湖にいる間は安全だった。平和だった。景色も美しく、何よりおいしな餌があった。野鴨達は考えた。ここにいれば何も大変な苦労をして次の湖に行かなくてもいいじゃないか。ここにいれば安全で平和でおいしな餌もあるじゃないか。。。

やがて、何千キロも休むことなく、力強く羽ばたいたあの野鴨達は、飛ぶことをしなくなった。

ある時事件が起こった。いつも餌を与えてくれていた気のやさしな老人が老衰で死んでしまったのだ。明日からは食べる餌がない。野鴨達は餌を求めて、かつてのあの力強い羽ばたきで飛ぼうとするが、、、飛べない。

そんな時に小高い山から雪崩が起こった。激流が湖に押し寄せた。それぞれの鳥たちは飛び立つなり駆け上がるなりして逃げ得ることができたものの、いまは醜く太ったあの野生の鴨達は、飛ぶこともできなければ駆け上がることもできず、成す術もなく激流にのまれていった。。。


これは実存哲学という、たいへん奥深い世界のお話しです。あたくしのぶよぶよなカラダに引用するのもなんですが、まさに然り、といった感じです。

なんとかセントバーナード!!!

ではまた。

おさむ