おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

ここ数日

2006年09月29日 20時34分20秒 | Weblog
ここ数日 『設計草案』 の日々が続いています。

家づくりを始めていく中で一番重要なのが 『資金計画』

次に、間取りや構造・工法、将来の家族計画、暮らし方などを含めた 『プランニング』 となります。お客様にとって一番楽しい時期でもありますし、逆にそれを通り越して 『苦しみ』 になってしまっている方も多く見受けます。

その次の段階として 『設計草案』 となります。私の出番です。

私の仕事の中で最も楽しく、かつ最も苦しい段階です。

ものすごくいい案が 『ぱっ!!』 と出来上がってしまうこともありますし、何日かけてもモヤモヤするばかりで一向に進まないときもあります。そんな時私は、9時前に就寝し、2時半とか3時に起き出します。すると、、、、いい感じなんです。今回もそれに助けられました。皆さんもぜひお試しを!!

もう9月も月末。来週は衣替えです。季節の移ろいはいいものです。

ではまた。

おさむ

チームワーク

2006年09月28日 19時51分06秒 | Weblog
住宅建築は、今更ですが 『現場で』 仕事をします。

しかも、打合せをした人間がつくるのではなく、多くの 『職人』 がそれぞれの役割を持って、仕事をします。加えて、その職人は北澤工務店だけの仕事をしているのではなく、ハウスメーカーや他社の仕事も手がけています。

この 『現場で作る』 という仕事が、品質を一定に保ちがたい要因であることから、工業化住宅や既製品・乾式工法の普及となったわけです。

新築ならばその傾向だけでもよいのかもしれませんが、リフォームとなるとそうは行きません。生活しながらの 『現場』 で、多くの職人が出入りし、ドッタンバッタンと工事が始まるわけです。

このストレスは、体験した方でなければ想像もつかないほどです。

我々も、最善を尽くしてホコリが飛ばぬよう、ご近所の迷惑にならぬよう、美しい仕上がりになるよう仕事を進めるのですが、完全という形があるならば、そことはまだまだ隔たりがあることも事実です。

刻々と変化するその 『現場』 で、非常に重要なのが 『メリハリのあるチームワーク』 です。

馴れ合いのチームワークではだめですが、機転を利かせたチームワークはとても重要です。チームワークとは 『後工程まで考えて仕事をする』 ということです。

幸い、北澤工務店で協力いただいている職人の皆さんは、お客様から大変好評です。職人同士の連携や明るい挨拶、チームワークが整っているように見えるのだそうです。

その職人を生かすことができるかどうかも、担当の現場監督の采配如何です。何事もそうですが、日々向上心をもって学び続けなければいけないと感じた今日の心境です。

ではまた。

おさむ


激しい雨です。

2006年09月26日 19時09分03秒 | Weblog
激しい雨が降っています。明日の天気予報によると、午後3時ごろには風速12メートルの強風も加わるようです。

こんな時役に立つのが 『雨戸』 です。

ペアガラスが普及した現在、コストアップにつながる雨戸を最初から提案しない業者が増えましたが、やはり日本の気候風土を考えると、採用すべきであると思います。

デザイン的にはシャッターもいいですが、経年によるメンテナンスを考えると雨戸に分がありそうです。また、輸入サッシには基本的に雨戸がつきません。北澤工務店が安価で高性能な輸入サッシであるにもかかわらず、採用に躊躇してしまう原因の一つです。

いずれにしましても、この風雨で雨漏れなどトラブルが発生するようでしたらばご連絡ください。早々にお伺いします。

ではまた。

おさむ

くしゃみが止まりません。。。

2006年09月25日 16時51分26秒 | Weblog
朝から激しいくしゃみに襲われています。連続7回8回という感じです。

先日の紀州材の視察の際、花粉症についての説明がありました。

『生命というのは、自分の命が危ぶまれると生存本能や種族保存の本能が働くんです。この森に生育するスギやヒノキも同じ。戦後大量に植林されたスギやヒノキが管理されずに荒れ果てている。雑草や風災害によって命を脅かされているために、通常では考えられないような大量の花粉を生成して、種族保存を果たそうとしている。それが花粉症の原因の一つになっている。我々山に従事するものとして、責任の一端を感じます。』 とのこと。

ただの植物であるスギやヒノキ。よくよく見ると、一本一本全て違います。60年前、あるいは100年前に同様にして植林されたのです。その間、同じような寒波、酷暑、雨や日差しを受けてきたのに、一本一本違うのです。それはまるで人間と同じです。

まっっっすぐに節もなく適度な太さで優等生のようなスギ、くねくね曲がって育っているスギ、ぐるりとねじれながら天高く伸びるスギ。やせっぽちのスギ、コブができているスギ、でぶっちょのスギ、枝が生い茂るスギ、自ら枯れていくスギ・・・・・。

スギやヒノキは、近くに植えるとお互いに競争したりするのだそうです。他にもいろいろなことを教えていただきました。まるで人間と同じです。

マタギが伐採をするときに、お神酒を上げるというのもうなずけます。一つの命を、我々のために使わせていただくわけです。

日々の業務の中に反省が浮かびます。材料を無駄に捨ててはいないか。この材料をもっと輝かせてやることはできないか。一つの命をいただいているんだ・・・・。

国産材真壁つくりの家づくりに用いられた素材たちが 『どうぞ俺たちを見てくれ』 と言わんばかりに威容を感じさせるのも、上記のような背景があるのかもしれません。

ではまた。

おさむ

みなさまなら???

2006年09月24日 21時17分16秒 | Weblog
またまた建築に関係のないことですが・・・・。

今朝、打合せの時間の2時間前に現地に着き、読書を兼ねて近くのファミリーレストランで朝食をとっていた時の事です。

一晩中遊んでいたと思われる3人グループ。20歳前後と思われます。『女』はひとり。どう見ても異性を挑発するかのように感じる装いを身にまとっています。男は2人。いまどきの若者よろしく、半ケツのまったく 「だらしない」 格好の2人です。

幸い私の前には低い壁があり、直接彼らを見ないでも済む位置でしたが、そこは角コーナーの座席ということもあり、周囲からよく見える位置にこの3人は座っていました。

で、それがまあ、でかい声なんです、会話が。それも品性のない会話。ギャーギャーと周囲のことなど一向に気にすることなく盛り上がっているのです。

そんな時、皆様ならどうしますか。

① 直接、本人たちに注意する。

② 店員に注意をするよう促す。

③ 何されるか分からないから黙っている。

正義感の強い私です!!!そんなときは迷わず怒鳴りつけて注意してやる・・・・・・、、、、実は私は③でした・・・・。

頭で思うことと現場では、違っている私がいました。

①の行動をしたとしても、自己満足の世界といえます。②は最も現実的かもしれません。③は 『無関心を装う』 他力本願の生き方と言えるでしょう。

こんな一幕でも、いろいろなことを感じ勉強になりました。

皆様ならどうしますか???

ではまた。

おさむ

新聞記事から

2006年09月23日 08時16分25秒 | Weblog
家づくりと直接は関係ないのですが、昨日の新聞で非常に気になることがありましたので書いてみたいと思います。

それは、日の丸の掲揚と国歌斉唱に対する判決です。

卒業式や式典の際の起立、斉唱の強要は 『憲法違反である』 という判決です。

細かいところは新聞をご確認ください。朝日新聞と読売新聞では、社説で全く逆の評価をしています。(いつものことですが・・・)

家づくりもそうなんですが、理屈や数値だけを追求していくと、本質からかけ離れた結果になったりします。なんとなく違和感を感じる結果になったりします。

『どうしてこうなるの』 という問いに対して、『どうしてもだ』 という答えも人間には必要だと思います。愛も感動も涙も、好きとか嫌いとかの感情も理屈では説明できません。逆に人間世界には理屈で説明できないことのほうが多いと思うのです。そうでなくては成り立たないのではないかとも思うのです。

国歌斉唱をしましょう、というときに個人の自由だ、人権の侵害だといって無視して座っている教育現場。その光景が未成熟な子供にどんな影響を与えるか。

理屈ばかりの社会、理屈ばかりの人間関係、理屈ばかりの家づくり。

理屈も大事、でも理屈では説明できないことはもっと大事。北澤工務店の家づくりもそのバランスを大事にしていきます。

ではまた。

おさむ

視察報告

2006年09月22日 17時13分13秒 | Weblog
『紀州材』 の視察報告です。

今回お邪魔したのは、社有林5000ヘクタール(山手線の内側部分の面積に相当)というとてつもない山を財産としてる日本でも有数のメーカー 『山長商店』 です。

羽田空港から南紀白浜空港に飛びました。いやはや、近いんですね!!所要一時間足らず。上空から見る紀伊半島は山・山・山・山・・・・・さすがです。

迎えに来てくださったお二人と共に早速山中へ。

・・・・全てを書こうとするとすごく長くなりそうなので、それは 『おさむのひとりごと11月号』 に掲載することにします。

とにかく、山仕事は大変な仕事であり、50年60年先のために今日働くという、他に類を見ない仕事です。

でもその苦労も、汗の分だけきちんと材木たちが応えてくれるんですね。

Mさんの体験にもとづく数々のお話に、時間を忘れさせるほど関心を持ちました。山長商店さんは植林から除草、除伐、間伐、主伐、製材、プレカット加工まで一貫生産しています。

さて、さて、その製品は・・・。

最も素晴らしいと感じたことは、『品質管理』 です。

ややもすると、経験や勘に頼りがちな製材業界、木造建築業界です。

しかし、山長さんは 『全量強度試験』 を行っています。一本一本の含水率・強度を試験し、シリアルナンバーで管理しているのです。

同じ山の中で育った、同じ生育年齢のスギ材やヒノキ材でも、強度が異なるのです。規定値に満たないものはいくら4寸角であっても強度がないわけですから、柱材としては使うことができず除外されるのです。

長い年月の間に、強い風災害や寒波にあったりすると、それもちゃんと年輪に刻まれています。虫食いのあとなどがあればそれも除外されてしまいます。

目利きの職人さんは 『ぜんぜん強度には関係ないんだけどね。お客さんがいやだって言うんだから仕方ないよ』

60年にもわたって管理してきた同じ山の同じ木材です。その気持ちがびんびんと伝わってきました。

北澤工務店では現在、柱材や梁材の一部に紀州材を使っていますが、広く一般に使われている 『米松(ベイマツ)』 材よりも強度があることが証明されています。

これからもコストと強度のバランスを考えながら、適材適所のよりよい家づくりの研究を重ねて行きたいと思います。

やっぱり、百聞は一見にしかず、ですね!!

ではまた。

おさむ


紀州材視察

2006年09月20日 05時13分21秒 | Weblog
明日から、スギ材で有名な紀州(和歌山)に、工事部長と共に行って来ます。

『紀州材』 は、スギのブランドです。柱や梁を現す真壁つくりの現代的な工法も積極的に取り組んでいるようです。

茨城県にも県北から栃木・福島に広がる八溝山系の地元産材の木材も大変魅力的なのですが、具体的にどのような違いがあるのか、自分の目で確かめてこようと思います。

山の管理の仕方、葉枯しの仕方、製材及び乾燥のさせ方、プレカットや流通の仕方、コスト、素材そのものの色・つや・香り、そして最も大切な強度など等です。

昨日は八溝の製材所の方と商談をしました。後日現地に赴きます。

県産材といっても、北澤工務店の所在地からするとあまり実感がないのが実情です。であるならば、安全で安心な 『国産材』 というくくりの中で魅力的な素材との出会いを探って行きたいと思っています。

帰ってきたらまた報告します。

ではまた。

おさむ

完全なる仕事を目指す

2006年09月18日 20時12分47秒 | Weblog
家づくり、中でも自然素材を中心とした木造建築は、一軒一軒の仕上がりにバラツキがでることが最大の欠点であり特徴でもあるといえます。

工業製品を中心とした家づくり、企画化された家づくり、職人のいらない家づくりであるならば、ある程度均質化された仕上がりが期待できるわけですが、やはり 『わくわくするような』 家づくりはできません。

『自動車よりも多い』 と言われる家づくりの部品点数を現場で加工・取付するわけですから、その職人、その季節・天候、その部材、その家々によって仕上がりが異なってきてしまうことがあります。職人の技術も皆同じではない。長所短所もばらばらです。でもやっぱりそのリスクを背負ってでも、わくわくするような家づくりをしていきたい。ほんものの家づくりを追求していきたい。

実に言い訳がましい書き込みです。

何を書き込みたいのか、、、、。生身の人間ですから、完全なる仕事はできませんし、完全であると思ったとたんに傲慢になり不完全になってしまいます。だから、うまくいかないことをそのまま全部飲み込んで、完全を目指して仕事をしていく。

『そのまま全部飲み込む』 それが北澤工務店の素晴らしさ。それを生かして次のステージに現れる問題も全部そのまま飲み込む。そうやって、より良い仕事ができる会社にしていきます。

ではまた。

おさむ

つくばの現場より 最終回

2006年09月17日 19時02分42秒 | Weblog
本日、つくばの現場の全ての工事、手続きが完了し、お客様にその報告をすることができました。

大径のスギ材が飛び交う大空間のリビングには、新調のテーブルが置かれていました。その大空間を見上げながら、ご家族の皆様とそのテーブルに座り、始まりから今日までの思い出話に花が咲きました。

初めは、古くなった家をリフォームする予定でした。しかし、30年を経たその建物を水周りから外装内装全てをリフォームするには800万円以上のコストがかかることが判明しました。

それならば、、ということで建て替えをすることに。

家族の思い出がいっぱい詰まった荷物を整理し、神主を招いて祈祷。そして解体。

いろいろな感情が錯綜する中、更地となった敷地に工事が始まりました。

着々と工事は進み、その状況はこのブログでも紹介させていただきました。

数多くの職人の手によってこの家が完成したのです。私も存分に建築の醍醐味を堪能させていただきました。

お客様から何度も褒めていただいたことは 『北澤工務店は、職人のチームワークがすごい』 ということでした。私が褒められるより職人が褒められるということは何よりうれしかったです。

また一つ、北澤工務店の 『娘(むすめ)』 が誕生しました。これからがほんとうのお付き合いの始まりです。

家づくりという仕事は、ほんとうにやりがいを実感することができる仕事です。

ではまた。

おさむ

水漏れの相談

2006年09月15日 19時47分08秒 | Weblog
本日、お年より二人暮らしのお客様から水漏れの相談を受けました。

『電気メーターが回りっぱなしで、知り合いの電気屋さんに見てもらったらどこも悪いところがない。唯一、井戸ポンプが回りっぱなしなんだそうだ。どこかで漏れているかもしれないというのだが・・・・』

早速設備職人と駆けつけました。こんな時に一番初めにやらなければならないことは、室内の設備機器からの水漏れがあるかどうかです。床下がぐしゃぐしゃになってしまい、正常な状態になるまでに相当な期間を要してしまいます。

その確認方法として最も確実なことは、床下にもぐることです。幸い古い農家造りのため床下は通々なので、ワイシャツ姿ではありましたが這いつくばって床下をライトで照らし出しました。

しかし、全く乾いていました。

ぐるっと回り込んで見てみると、最近弊社で施工したシステムバスの下側が目視することができません。散々周囲を見回しましたから、床下で目視できないのはこの場所だけ・・・・。嫌な予感です。

システムバスの立ち上がりの給水管を切断し、システムバス側に向けて圧力をかけてみました。(写真参照)・・・・・大丈夫。圧が下がることはなく、その位置から先は漏れていないことが確認できました。

とすると困りました。

旧家ですから、これまでにもいろいろなリフォームをしています。どこにどんな配管がしてあるのか分かりません。結局細切れに穴を掘って配管を露出させ、圧力をかけてここからここまではOK、、、じゃ次・・・・という作業を繰り返すより他なくなってしまいました。

大きな平屋建てのうちですから、予想以上に時間がかかり・・・・、そしてやっとこの辺ではないかという場所にたどり着きました。

しかし、そこはコンクリートがベッタリ打ってあるお勝手場・・・・・。

圧力をかけて確認しながら距離を詰めてきました。このコンクリートの下であることは間違いなさそうです。給水管が一本立ち上がっていたのでその周辺をはつりましたが、やはりカラカラ。さ、、どうするか。

結局、発想を変えて水道管を新規で配管する事にしました。狭い場所で手掘りしなければならないわけですが、迷路を抜け出たようなすがすがしさが職人さんの表情に見えました。

これで一件落着。お客様にも安心してお使いいただけます。

家づくりは、ほんとうに毎回毎回、勉強勉強です。

ではまた。

おさむ

準備完了!!

2006年09月14日 22時13分07秒 | Weblog
明日から始まるリフォームフェアの準備が完了しました。

TOTOさん、サンウェーブさん、ミカドさん、問屋のフジコーさんの協力を頂きました。雰囲気はちょっとしたショールームのような感じです。

カタロ通信9月号をご持参いただいた方には、ちょっぴりうれしいプレゼントもご用意しております。どうぞ 『サクラ』 になっていただくつもりでお越しください!!!

写真は準備中のものです。その後2時間かかって立派に仕上がりました。

ではまた、現地で!

おさむ

リフォームフェア

2006年09月14日 15時54分06秒 | Weblog
明日から龍ヶ崎ショッピングセンター内リブラ店で 『リフォームフェア』 が開催されます。

水まわり住宅設備機器を中心とした展示を行います。

今日はこれからそのセッティングです。お越しいただく皆様にお役に立てるよう、展示内容やレイアウトを工夫したいと思います。お近くにおいでの時には是非お立ち寄りください。

今日も雨です。上棟したばかりの牛久の現場では、杉の梁にカビが大量発生!!今年はほんとうに湿度の高い日々が続きます。押入れ、タンスの裏、洗面所周辺などなど、どうぞご注意を

ではまた。

おさむ

住宅研究会

2006年09月12日 20時42分05秒 | Weblog
本日は、北澤工務店の職人・業者の勉強会 『住宅研究会』 を開催しました。

この勉強会、少しばかり私の自慢です。

これまで職人の集まりなんていうと、遅刻とか無断欠席が常習だったのですが、今は時間前に全員がビタッと集まります。そして、誰が取り決めたわけではないのですが、履物がそろっているんです。きれいに。

履物がそろっている職人の集まりなんて、聞いたことありません。これが私の自慢です。強制しているわけではないのです。素晴らしいことです。

今日は、『禁煙』 について取り決めをしました。

これまでも指定場所以外は禁煙だったのですが、指定場所には灰皿を置いていました。それを携帯灰皿に統一しました。空き缶への灰の投入も厳禁です。

健康住宅を造っているわけですから、当然のことです。

愛煙家の方にとっては、益々居心地が悪くなるご時勢です・・・・。

ではまた。

おさむ

お客様の心情

2006年09月10日 20時09分20秒 | Weblog
本日、藤ヶ丘事務所にお客様がお見えになりました。新築をご検討中とのこと。

カタロ通信をご友人がお読みになっていて、そのご紹介で来店されたのでした。

現場をご案内し、会話も弾み、とても楽しい時間を過ごすことができました。

次回の予定も打合せし、ご住所を尋ねるとこんな言葉が。

『がんがん営業に来たりしないですよねー。他の会社はすごいんですよ。困るので。。。。。』

『どこの工務店もいろんなこというから、わかんなくなっちゃいました。』

お客様の心情は複雑です。

医療業界でも 『セカンドオピニオン』 の考え方が普及してきました。一ヶ所ではなく複数個の意見を聞いて本人が意思決定する、というものです。

しかし、知人で実際にあったことなのですが、K病院では 『癌だ、一刻も早く手術をしたほうがいい』 といわれ、癌専門のY医院では 『絶対癌ではない、手術はしないほうがいい』 と言われたのです。

あとは本人が意思決定をしなければならない。彼は、筆舌しがたいほど悩みました。

家を建てる方も、一社だけに決め込んでしまうのは不安だから、もう一社話を聞いてみよう。そしたらまた不安になってもう一社。。。。。えーなんだこりゃ。みんな言ってること違うじゃないか・・・・と不信が募り、疲れ果てているお客様も数多くいらっしゃいます。

逆に、いま市内で建てさせていただいているお客様のように、友人からの紹介だったのですが、北澤工務店にきーめた!!!とばかりに他は見向きもせず、信じ切ってくださっている方もいらっしゃいます。

どちらも同じ家づくりです。

業者選びは結婚相手を選ぶのと同じくらい大変なことだと思います。でも、何度も書いていることですが、決めたら絶対に振り向かない。何事があっても絶対に振り向かない。それが家づくり成功の秘訣ですね。夫婦関係も?????

ではまた。

おさむ