ぼくは『ひとりファミレス』が好きで、よく利用させてもらっています。
ひとり静かに座っていると、いろんな音が聞こえてきます。聞きたくなくても聞こえてきてしまう会話もあります。特に大きな声でのやり取りは、迷惑なくらい聞こえてくるものです。
で、本日もそんなシーンがありました。
男3人組。どうやらもめているよう。ひとりがしきりに怒鳴っています。
『あいつは最悪の野郎だ』『警察呼べ!』『やくざもんなんかまわして脅迫しやがって!』『ケツまくって現場に来ねぇ』『職人じゃねぇよ、あんなやつは!』・・・電話に出ないだ、不払いだ、と悪態の限りを尽くした言葉が吐き出される。
どうやら建築関係の職人らしい。内装工事屋さんのようだ。吠えている反対側の席に座る二人は元請の社員か!?地元の中堅会社らしい。会話の中にお客様の存在は全くない。お金と利権の毒舌ばかり。現場は乱れに乱れていることだろう。
当然のことながら、家をつくるのは営業マンでもなければ現場監督でもない。職人だ。その職人のレベルが仕上がりのレベルになる。いくら検査基準があっても、それは最低基準であって、職人の技術レベルの話しではない。ましてや『こころを込めて』なんていう世界ではない。仕上がる家は単なる『モノ』『カネのなる木』でしかない。
お客様が知らない世界で、実はこんなやり取りがされている。悲しいなぁ。
お客様の施工会社の選定基準は、元請会社のイメージだ。職人の姿を見て決めることはまず少ない。職人は選べない、というのが現実だろう。でも、もしかしたら施工会社選びよりも職人選びの方が重要なのかもしれない。中堅会社になると、下請けの孫請け、ひ孫請けも常識。どんな職人が回ってくるのか現場監督でさえ把握しきれない。
なんか違うよなぁ。なんか異和感を感じる。恐らく多くの建て主さんがそう感じている。不安でいっぱいだ。
だから、看板が大きい方が安心だ。パンフレットがしっかりしている方が安心だ。営業マンがよく教育されている方が安心だ。匿名のインターネットの情報の方が安心だ。。。。。
建築業界に身をおいて15年経ちました。いい家づくりをしていきたい。そう改めて感じたひとりファミレスでした。
ではまた。
おさむ
ひとり静かに座っていると、いろんな音が聞こえてきます。聞きたくなくても聞こえてきてしまう会話もあります。特に大きな声でのやり取りは、迷惑なくらい聞こえてくるものです。
で、本日もそんなシーンがありました。
男3人組。どうやらもめているよう。ひとりがしきりに怒鳴っています。
『あいつは最悪の野郎だ』『警察呼べ!』『やくざもんなんかまわして脅迫しやがって!』『ケツまくって現場に来ねぇ』『職人じゃねぇよ、あんなやつは!』・・・電話に出ないだ、不払いだ、と悪態の限りを尽くした言葉が吐き出される。
どうやら建築関係の職人らしい。内装工事屋さんのようだ。吠えている反対側の席に座る二人は元請の社員か!?地元の中堅会社らしい。会話の中にお客様の存在は全くない。お金と利権の毒舌ばかり。現場は乱れに乱れていることだろう。
当然のことながら、家をつくるのは営業マンでもなければ現場監督でもない。職人だ。その職人のレベルが仕上がりのレベルになる。いくら検査基準があっても、それは最低基準であって、職人の技術レベルの話しではない。ましてや『こころを込めて』なんていう世界ではない。仕上がる家は単なる『モノ』『カネのなる木』でしかない。
お客様が知らない世界で、実はこんなやり取りがされている。悲しいなぁ。
お客様の施工会社の選定基準は、元請会社のイメージだ。職人の姿を見て決めることはまず少ない。職人は選べない、というのが現実だろう。でも、もしかしたら施工会社選びよりも職人選びの方が重要なのかもしれない。中堅会社になると、下請けの孫請け、ひ孫請けも常識。どんな職人が回ってくるのか現場監督でさえ把握しきれない。
なんか違うよなぁ。なんか異和感を感じる。恐らく多くの建て主さんがそう感じている。不安でいっぱいだ。
だから、看板が大きい方が安心だ。パンフレットがしっかりしている方が安心だ。営業マンがよく教育されている方が安心だ。匿名のインターネットの情報の方が安心だ。。。。。
建築業界に身をおいて15年経ちました。いい家づくりをしていきたい。そう改めて感じたひとりファミレスでした。
ではまた。
おさむ