おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

Y様邸地鎮祭

2011年05月31日 20時45分16秒 | 家づくり
今日は市内Y様邸の地鎮祭が行われました。

Y様邸は100年以上の歴史あるお家にお住まいでしたが、今回の東日本大震災により 『大規模半壊』 の状態となり、生活にも危険を伴うことから新たにお住まいを新築されることになりました。昨年水周りのリフォーム工事をしたばかりですが、事態が事態だけに、苦渋の決断でした。

その立派なお住まいを背に、再会を喜ぶ施主様と棟梁の谷さん、左側は基礎工事の野村さん。



地鎮祭が粛々と始まりました。



祝詞の奏上って、とっても気持ちがいいですね。万の神々に感謝の言葉ばかり。

地鎮祭のメイン行事は 『鍬入れの儀』 です。仕事始めを意味します。



今回は特別バージョン????で、あの御神木も祈祷していただきました。神主さんいわく 『人間の勝手で申し訳ございません。』と何度もおっしゃっていました。確かにそうだなぁ。。。



で、ユニークだったのは、『それではみなさん、感謝の気持ちと願いを込めて、3回木をさすってやってください・・・』 とおっしゃるんです。なるほど、、、と思いました。



滞りなく地鎮祭の儀は執り行われました。地鎮祭が始まるまで曇り空だったのがウソのように青空が広がりました。



これからY様邸の家づくりが始まります。

ではまた。

おさむ




台風一過とはいきませんでしたが。

2011年05月30日 19時28分17秒 | 世間ばなし
季節外れの台風でした。みなさまのお家は何事もなかったでしょうか。

一晩中激しい風が吹き荒れ、またか、と思われるかもしれませんが、とにかくブルーシートの屋根が心配でなりませんでした。心配したところでどうしようもないのはわかっているのですが、とにかく気をもみました。

朝から気になるお客様のところに電話を入れました。残念ながら1件だけ雨漏れがありました。自然災害とはいえ、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

他のお客様はみな、『いやー、おかげで何事もなかったよ。心配してくれてありがとう!!』 とのお言葉を頂戴して一安心です。

明日から続けて屋根瓦の解体の現場が始まります。軽量化のためにガルバリウム鋼板の屋根材に葺き替えるのです。お天気が心配な季節ではありますが、慎重に進めていきたいと思います。

また明日は、先日移植した 『花梨の大木』 のお家、Y 様邸の地鎮祭が行われます。またブログでご紹介させていただきますね。



ではまた。

おさむ

つばめ

2011年05月29日 18時22分25秒 | 世間ばなし
いつの間にかつばめが卵を産み、いつの間にか生まれていました。今年は5羽!!!毎年来てくれているのですが、何度見てもかわいいですね。

がしかし、今日は台風です。雨風がとても強い。

にも関わらず、お父さんなのかお母さんなのか、はたまたご親戚のみなさんなのか、ツバメさんたちが大勢で餌を与えにやってきています。雨に濡れてたいへんだろうに、風に飛ばされてたいへんだろうに。

こんなに身近に、自然と生命の営みの美しさを感じることができる。

この子たち、その餌を持ってきてくれる間、ひたすらこんな感じで待っている。



で、その声がしたり、音がしたりすると、ピーピーピー! といって一斉に口を開ける。



先ほどは大人のツバメがこの狭い中に入って、たぶんあたためているんでしょうね、今日は少し寒いですから。よくできたお家です。

繰り返しになりますけど、

こんなに身近に、自然と生命の営みの美しさを感じることができる。

ではまた。

おさむ






静かな雨

2011年05月28日 04時18分34秒 | 世間ばなし
今日はしっかり雨ですね。

それでも昨日は一昨日前のお天気予報が外れて雨が降らず、屋根瓦崩落の現場の修復がぐんぐんと進みました。助かりました。

いまがんばってくださっているかわらぶき職人は山梨組のみなさん。4人でがっつり2週間がんばってくれました。土浦方面をやっていただいているのですが、これまでにM様 S様 O様 N様 T様 O様の6棟を完了。重篤な現場ばかりやってきていただきましたが、土浦方面としては残すところ軽症な2棟を残すばかりとなりました。ほんとうによくがんばってくださいました。ありがたいです。

今日からまた山梨の地元に帰られます。次回はまだ日程がたたないですが、必ずまた来てくださるとのこと。

これまでに北澤工務店で受け付けている屋根の修復を必要としている現場は日ごとに増え、小工事を含め100件を超えています。これまでに5分の1ほど着手することができましたが、まだまだ先は長い・・・・。

関東地方も梅雨に入りましたね。例年よりずいぶん早い。それを受けて、『いつ頃になるの?』『まだなの?』『隣りでは始まったのに!!』というお電話が入ります。不安ですよね、なんとかならないものかと思いますよね。。。。。『空(から)梅雨』であることを願って(それじゃぁ困る人も多いわけですが)、その隙間を縫って、屋根の修復を進めて行きたいと思います。

ではまた。

おさむ





きょうのお天気は・・・

2011年05月27日 06時16分06秒 | 世間ばなし
いやー、お空を見ていると思わず口角が上がってしまいます。雨、降ってませんねー!!!!!うれしいーーーーー!!!!

今日このまま雨が降らないことを、祈っています。雨が降らなければ、古屋さんグループががんばってくれている土浦方面の屋根瓦崩落現場がほぼ完了するんです。彼らもまた祈るような気持ちでいまごろ準備していることでしょう。

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今朝は、締切日をはるかに過ぎてしまった『おさむのひとりごと6月号』を書き上げました。これ以上待たせたら黒木さんに叱られちゃいますからね。

書きたい内容はいっぱいあるのですが、やはり今回は『かわらぶき職人 息子からのメール』です。ひとと人がつながり、関わりあい、分かち合ってこの震災を乗り越えていく。『自分にできることはなんだろう』ってことを端的に感じさせてくれたエピソードだと思うから。

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とにかくお天道様、雨のほう、よろしくおねがいします。。。。。

・・・・なんと、晴れてきましたよ!!!

ではまた。

おさむ





花梨の移植

2011年05月26日 19時03分14秒 | 家づくり
花梨の大木はやはり珍しいようです。新潟県のホームページで発見しました。

http://www.city.niigata.jp/info/akiha/about/culture/takara/takara06.html#06

たぶんこのY様邸の花梨の方が幹そのものが太いように見えます。



今日の決定的瞬間には監督長澤が立会い、携帯ですが写真を撮ってくれました。



昨日は4トンくらい、と書きましたが、実際には5.5トン、あったそうです。



枝には全て殺菌剤が塗布されました。



この地で、新たな歴史を刻んでくれることを、祈っています。季節的には不適切であることは承知していますが、花梨さん、生きてください。



『人間がやれることは全部やりました。あとはこの木の生命力を信じるだけです。』とは、庭師の松浦造園代表、松浦さん。ほんとうに一所懸命やってくれました。お庭でご相談ごとがありましたら、松浦さんならきっとご満足いただけますよ!!!



施主様にもこの過程に対し大変ご満足をいただいています。皆の祈りが通じますように!!!!!

ではまた。

おさむ




明日、花梨の移植

2011年05月25日 18時26分36秒 | 家づくり
カメラを持っていなかったのが残念。

新築工事を予定されているY様邸の花梨。その巨大な姿は昨日の写真の通りです。

その花梨、いよいよ明日、移植です。

で本日その根巻き作業をしていたのですが、ほんとに花梨とは思えない巨大さです。その根っこですから人間がすっぽり入るほど深く掘り込んでいました。重さは4トンにもなるとか。

『こりゃー枯らしたらたいへんだなぁ』

とあたくし。

『いや、枯らしません。』

ときっぱり答えた彼の姿にうれしさと頼もしさを感じました。

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明日は朝から松戸行きです。同級生のお家のアスファルト工事に立ち会うのですが、近くにデニーズがありますので、『朝デニ・松戸版』を楽しみたいと思います。

ではまた。

おさむ



本日2回目ブログ

2011年05月24日 20時26分48秒 | 家づくり
テンションが低いブログ読んだって、誰も元気になりませんからね。そしてまた、午後からは透き通るような空気と快晴のお天気!!!気持ちを切り替えて本日2回目の更新です。

でも、やっぱり、現場は、、、、、、こんな感じです。



紫外線にガラ袋が負けてしまうのです。当初はそんなことも知らずに手当てしたものですから、無残な姿に・・・。

で、なんと1枚49円もするUVカットの土のう袋に詰め替えました。で、また周囲を見回してみました。



全然景色は変わっていません。この場所は千葉県の印西市なのですが、ここから取手市を回り、龍ヶ崎を経て土浦に向かったんです。でも、でもですよ、瓦工事をしている現場についぞお目にかかることがなかったんです。ほんと、どうなっちゃってんでしょ。とにかく職人さんがいないんですね。

で、こちらは本日屋根工事修復完了したN様邸。4人がかりでがんばってくれました。



山梨組の中心的存在のふるやさん。下の田んぼとの高度感が伝わりますでしょうか。それも屋根のはじっこ!!!すごいです。真剣なところ、パチリ、ごめんなさい。



明日からまた新しい現場に入ることができます。

ではまた。

おさむ





雨です。

2011年05月24日 05時18分40秒 | 世間ばなし
雨ですね。明日・明後日は回復しそうですが、その後も雨続きの空模様。この季節らしいといえばその通りなのですが。

やっと屋根工事着工の目鼻が立ってきた利根町のI様邸や市内のM様邸。26日と6月2日に足場が掛かるものの、この雨では手も足もでない。職人も前工事が遅れてくるでしょうから、そのぶん押せ押せになって遅れてしまうのが目に見えている。

ま、しょうがないんですよ。仕方がないんです。お天気のことですから、しゃーーーーないんです。

でも、

なんともなんとも、気をもみます。やっと、始まれると思ったのに。。。お客様はぼく以上のお気持ちでしょう。

外の雨が恨めしくさえ感じる。

お天気の 『気』 は、気持ちの 『気』。

いまこの下界は雨ですが、この雨雲の上には真っ青な青空が広がっていることを胸に描いて、がんばりたいと思います。

ちーとトーンが低いブログでございました。

ではまた。

おさむ





ヘルメット、、、ほか。

2011年05月23日 19時19分49秒 | 家づくり
今朝ほどカラスさんからコメントをいただきました。

『スゴいですビックリするぐらい
瓦屋根の修繕が
スゴいです

でも・・・あれ?
ヘルメットが・・・
最低限ヘルメットはお願いします
ヘルメットをかぶる事で安全の意識が高まります! 』

そうだ、その通りだ!!

・・・・・・と思って現場に行くと、、、、、



ちゃんとかぶってくれてました。2階の職人さんも



なんなんでしょうね。以心伝心というやつですかね。おもしろいもんです。失礼しましたm(__)m。

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こちらは本日から新築工事で敷地内の伐採工事が始まったY様邸。ところがところが、この大木、なんだかわかりますか。



花梨です。こんなでっかい花梨の木、見たこともありません。樹齢200年は優に超える、まさに 『神木』 です。伐採するわけにはいきません。職人のMさんも 『これほどのやつは見たことがない』 と言うほど。

でもこの季節、移植には一番不適切なんですね。そのときのMさんの言葉がかっこよかった。

『これだけの神木ですから、伐るわけにはいかないですよ。これまでやったこともないですけれど、枯らさないように全力でやらせてもらいます。やりがいがありますよ!!』 と。

仕事をする男は、ほんとかっこいいです。

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久しぶりに新築現場の写真。こちらは市内かっぱ寿司至近のS様邸です。だいぶカタチになってきました。



外壁は漆喰塗りです。なんでもそうなんですけど、上塗りをいくらきれいに塗りたくってもダメなんですよね。下地が大事。割れないように工夫を凝らした下塗の状態。



この現場の棟梁は、純血北澤工務店育ちの千尋建築さん。とにかく仕事がキレイです。だいぶ進みました。



スリッパが要らない現場です。



納まりもすっごくキレイ。彼にとってはこの状態が 『仕上げ』 です。



毎日毎日、ひとりでコツコツと、ほんと、感心します。



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雨が続く季節になりました。ぼくのアタマの中は瓦・瓦・瓦・・・・。なるべく電話は入れているつもりなのですが、『いつごろになるの?』『早くできないの?』 という電話が増えてきました。新規での問い合わせも増えてきた・・・。

グチってどうすんだい×××!!!

ではまた。

おさむ







またおさむは泣きました。

2011年05月22日 19時28分07秒 | 家づくり
ご本人の承諾をいただいたので、サイコー!!!のエピソードを書きたいと思います。

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今日の15時過ぎ、会社のメールに差出人のわからないメールが入ったんです。

『被災地周辺の都県でも大変だとは思いますが、

頑張ってください!』

アドレスをたどっても記録がない。はてさてどなただろう、、、、と思いながらも返信。

『うれしい応援メール、ありがとうございます。いま龍ヶ崎はとても激しい雨!!瓦が落ちてしまったお家が心配です。

ところで、すみません、どちら様でしたでしょうかm(__)M  北澤工務店 北澤修』

すると間もなく返信がありました。2日前のブログを読んでくださった方はご理解いただけると思います。

『6月5日からお世話になります、京都の瓦職人の息子です。父親から北澤工務店さんの名刺を見せてもらい、blogやHPを観覧させてもらいました。blogは社長さんの考え方や信念や思いが、すごく伝わってくる内容に安心感を覚え、父親にも、茨城県の地震の影響で被災した現場で頑張ってほしく、また、北澤工務店さんの力に少しでもなってほしく、メールしてしまいました。
忙しい中申し訳ありません。父親には内緒でお願いします。色々と迷惑をおかするかもしれないですが、2人の事をヨロシクお願いいたします。乱文ですが、これにて失礼させて致します。』

いやーーーー、いや、、、、、、、、ほんとにほんと、涙があふれてあふれて、、、、止まりませんでした。

すごすぎます。いまも身体中が熱くなってくる。

その職人さん、ずーっと龍ヶ崎にいてくれるって言うんです。『きたざわさんのいいようにつかってくださってけっこうですから!!終わるまでがんばりますから!!』って笑いながら言ってくれたんです。家族の方もさぞ心配なはずです。たぶん息子さんが心配して調べてくださったんだと思うんです。見ず知らずの茨城の地へ行く父親を思い、北澤工務店のHPやブログを読んで、そして、ぼくに、共感してくれたんです。そして、このメールをくれたんです。

ぼくは、うれしい。ただただ、うれしい。また涙があふれてきてしまったではないかー!!

すばらしい家族なんでしょうね。目に浮かぶほど笑顔の絶えない家族なんでしょうね。職人さん6月5日に来てくれますが、その時にはまたブログでご紹介させていただきます。京都の家族のみなさんも安心されるでしょうから。

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ぼくの『東日本大震災』は、いまこの目の前にある壊れたお家・お家・お家・・・・・・とにかく一刻も早く治したい!!いまぼくがとっているこの行動。敵も嫌気も迷惑もつくっているかもしれない。ほんとにいろいろありますけど10年後、家族が、社員が、お客様が、そして自分が、どう見るのかな。楽しみです。

ではまた。

おさむ







水曜日の現場から

2011年05月21日 19時06分59秒 | 家づくり
とにかく毎日、屋根瓦の崩落現場です。なんとなく梅雨の気配も感じます。急がねば!!!

山梨組のかわらぶき職人のみなさん、がんばってくれています。土浦市のO様邸は、かなり大規模な崩落となってしまいましたが、4人の葺き師で取り掛かってくださっているため見る見る屋根が治っていきます。



真剣に取り組んでいるところにカメラ向けてごめんなさい。



この日、地元では妻も現場に駆り出し、屋根の上で崩れた瓦の収集作業をやってもらいました。まぁ、なかなかのもんです。



今日は広島尾道の友人からお電話をいただきました。茨城への支援のかたちを模索してくださり、いろいろなところにも働きかけてくださっているんです。ありがたいです、ほんと。

ではまた。

おさむ





最高の一日でした。

2011年05月20日 18時58分44秒 | 家づくり
実はいま、京都からの帰りの新幹線の車内です。まぁ~自分でもびっくりするほどすっ飛んでおります。

先日ブログにも書いた京都の瓦工事店さんとの業務提携の契約にお邪魔したのです。今回の出張が決まったのが昨日の夕方6時過ぎ。それから夜行バスとレンタカーの予約をして24時新宿発に飛び乗ったのでした。

無事に約束を交わすことができ、6月5日からしばらく???ずーーーっと???龍ヶ崎に滞在して崩壊した瓦の修理に当たってくださることになりました。お二人組みですからドバーっと現場が進むわけではありませんが、これから新築工事もありますし、とにかくとにかく絶対的な安心感を手にすることができました。

お越しくださるかわらぶき職人さんともじっくりお話しをしたり現場を見させていただいたりして、とても有意義な時間となりました。

せっかく京都まで来たのですから、ちょびっと足を伸ばして盟友に会いたい!!!そう、あの奈良のかわらぶき職人の皆さんに!!!

ということで、突然 『いま 奈良に来たんですけど 現場はどちらの方でしょうか・・・・』 とお電話しまして、会ってまいりました!!いやーーー懐かしかったですね、ほんと。うれしくてうれしくて、再会できたことに言葉もありません。

もりたさんとは奥様とかわいいお嬢ちゃまにもお会いしました。さかもとさん、きしださん、ひがしさんはでっかいお家の新築工事の最中でした。山の奥の奥で仕事をされていたのはうえださん。もーなんだかすっごくうれしくて、思わずお互い抱きついちゃいました。タケダさんのとくさんも突然出現したあたくしにびっくり。事務員1号さんも2号さんもお元気そうでうれしかった!!。まるやまさん、うえむらさん、もとおかさんにお会いできなかったのだけが残念!

ぜ~んぶ手ぶらでお邪魔してしまいましたけど、なんだかほんと、つながっている感じがしました。

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山梨組の皆さんは来週も来てくださるとのこと。なんとか、なんとか、ご先祖様が帰ってくるお盆の前には、カタチにしたい!!!と、強く強く念じているおさむです。

奈良と京都をぐるぐるまわって、170km!! 観光はまったくできませんでしたが、最高の一日でした。かわらぶき職人をお待ちの皆様!!あと少し、、、お待ちください!!!

ではまた。

おさむ







現場は楽しい!!

2011年05月19日 18時50分47秒 | 家づくり
屋根の修復工事をさせていただいているK様邸。棟梁谷さんががんばってくれているところです。下屋の下地修復が終わり、いよいよ上屋を解体。



小屋の中はこんな感じ・・・・



すると・・・・・なんと屋根の中からお宝が出てきました。

例えば、神事に用いられていたと見られる木箱。中身は秘密です。昭和28年正月と書かれています。



例えば、乳母車。なんと施主様が入っていた乳母車だそうで・・・。まさかあるとは思っていなかったそうです。



例えば、炭火鉢。昔はこうしていろいろな場所において 『採暖』 をしたんでしょうね。



この写真の手前は、桐でできた大きな器です。座布団や打ち替えようの綿が入っていました。

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住んでいる家族も忘れてしまうような歴史を、『家』 はちゃんと語ってくれます。

家づくりの仕事って、ほんとうにおもしろいです。

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たくさんたくさん書きたいことがあるのですが、今日はこのへんで。

ではまた。

おさむ






ホーキング博士

2011年05月18日 04時36分11秒 | 世間ばなし
ヤフーのトップページにホーキング博士の興味深い記事が載っていましたね。ご覧になった方も多いのでは。以下はその抜粋。

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ホーキング博士は「(人間の)脳について、部品が壊れた際に機能を止めるコンピューターと見なしている」とし、「壊れたコンピューターにとって天国も死後の世界もない。それらは闇を恐れる人のおとぎ話だ」と述べた。

 博士は21歳の時に筋萎縮性側索硬化症(ALS)という進行性の神経疾患と診断され、余命数年とされた。「自分は過去49年間にわたって若くして死ぬという可能性と共生してきた。死を恐れてはいないが、死に急いでもいない。まだまだやりたいことがある」と語った。

 また、人々はどのように生きるべきかとの問いに対し「自らの行動の価値を最大化するため努力すべき」と答えた。

 1988年の著書「ホーキング、宇宙を語る」で世界中に広く知らるようになった博士は、2010年の著書「The Grand Design(原題)」では宇宙の創造に神の力は必要ないとの主張を展開し、宗教界から批判を浴びている。

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ホーキング博士の見解は、神の存在について 『スパッ』 っと切り込んだことで、世界中がどよめいていると思う。 

ぼくが神云々を語ったところでどれほどの意味があるか知れないが、ちょこっとだけ。

神様とか創造主とか見えない何かの存在について、ぼく自身は一般論として 『在るかどうかわからないし、在ってもなくてもいい』 というスタンスです。なぜなら信じるか信じないかの違いに過ぎないと思うから。ぼくは信じてますけど。大いなる存在を。

ぼくが興味を持ったのは、この記事の最後のくだりです。

『ひとは自らの行動の価値を最大化するため努力すべき』

これですよ、これ。

『神』 が存在したとしても、いかほどその対象に願っても祈っても、自らが行動しない限りなんの成果も与えてくれない。『自らの行動の価値を最大化するために努力する』 この言葉、自分自身をとっても励ましました。

ではまた。

おさむ