おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

老木・花梨よ

2012年01月31日 18時58分12秒 | 家づくり
老木・花梨よ。

人間の都合で、ごめん。

君が数百年生き続けてくれていることを知りながら、

その老体を知っていながら、



枝を払い、根を伐ったことを許して欲しい。その季節も劣悪だった。・・・・・ごめん。



昨年のあの猛烈な暑さ、そして今年に入ってからのこの強烈な冷え込みに、、、、、心配は的中した。



その無残な姿・・・・・。皮が剥がれ落ちても、凛と立っていようとするその姿。

・・・・・・ごめん。

できる限りの手を尽くそうと、植木職人もがんばった。でも、

今日の君の姿を見て、愕然としたよ。

四躰を切断された君の姿に、涙が出るほど胸が熱くなった。

ぼくら人間の都合で、こんな姿にさせてしまった。無言でできる最大限の声を発して、、、ごめん!!!



ひかりのつぶの中のひとつが君の魂のように感じる。



老木・花梨よ、頼む。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ではまた。

おさむ





空~くう~の駐車場入口

2012年01月30日 18時16分59秒 | 甘味cafe空~くう~
今日は月曜日ということで、午後から甘味cafe空~くう~のお当番日でした。お店に行くとどうしても気になる箇所が・・・・。

それは、駐車場の入口。甘味cafe空~くう~はそれでなくても『駐車場が狭い!』『入口がわかりずらい!!』と不評。。。それに加えて今回の雪で建物の影となっている部分が凍ってしまっている。しかも急な坂道・・・・。

ということで、カチカチと割ることにしました。(汗)



いやー、踏みしめられた部分はほんとにカチカチなものでたいへん!!!

見に見かねた????うちの奥様。スコップでガッツンガッツンやりはじめました。(汗)なかなか頼もしい姿です。(笑)



ということで、どーでもよろしいお話でした。

ではまた。

おさむ



家づくりの仕事を誇りに思う

2012年01月29日 13時48分54秒 | 家づくり
昨日のお引渡し式を写真で追って行きたいと思います。





















百数十年の歴史ある建具や欄間を使わせていただきました。『当時の職人の魂を感じる』と語る建具職人の河崎さんと美装職人の稲川さん。ひとりひとりの職人の手技が、チームワークが、このお家を完成させた。言葉にならないほどの感動の引渡し式でした。

この家づくりという仕事を誇りに思う。

ではまた。

おさむ



今日はY様邸引渡し式

2012年01月28日 07時30分50秒 | 家づくり
今回の大震災により『大規模半壊』となってしまったY様邸母屋。修復を断念し、その母屋横におふたり暮らしのお家を新築されました。今日はそのY様邸のお引渡し式です。

百数十年、Y家を代々見守ってきた母屋玄関の鬼瓦と千鳥破風。



新築されたおうちのご紹介は・・・・また後日。

でもちょびっとだけ・・・・ご紹介。歴史あるY家母屋の建具や欄間を新築のお家にふんだんに移植しています。先日ご紹介した欄間も見事に甦りました。



ということで、18時から、お世話になった職人と共に、お引渡し式です。

家づくりの仕事って、ほんとうに、素晴らしい。

ではまた。

おさむ




日はまた昇る

2012年01月27日 07時31分19秒 | 世間ばなし
今朝も、とっても気持ちがいい太陽が昇ってきてくださいました。



科学の世界では、『地球が自転しているから太陽が動いているように見えるだけだよ』というけれど、心情的には太陽さんが動いて地球を照らし、闇をつくっていると思いたいなぁ。

大好きなシンガー浜田省吾さんの『日はまた昇る』です。よかったらお聞きください。

http://www.youtube.com/watch?v=Gl1a1kOIGwg

今日はこれから『耐震壁補強工事』が始まります。

ではまた。

おさむ


娘の携帯電話

2012年01月26日 17時39分59秒 | どうでもいいお話し?
『自分の娘に振り袖を着せたような家づくり』の北澤工務店。キャッチコピーで作ったものではなく、『棟梁口伝』として代々伝えられた家づくりの極意。

ま、それとこれとは話が違うかもしれませんが、、、、、。

ぼくには中学3年になる娘がいます。身長170cmの頼もしい?娘です。その娘やっと高校受験が終わり、約束だった携帯電話を昨日購入しました。(え!?まだ持たせてなかったの??)

子供に携帯電話を持たせる、ということに抵抗のある方も多いはず。ぼくもその一人です。だいたい子供が携帯電話なんて必要なのか、と思います。面と向かったコミニケーションをそらして、ヘタな日本語をメールでやりとりしている。へんてこなコミニティーサイトで問題多発。ゲームも音楽も情報もケータイからだから、『依存症』になってしまう子供も多い。

でも、ネガティブな面ばかりじゃないですよね。親子の新しいコミニケーションもとれたりするし、第一、このインターネット社会に背を向けて生きることは困難なのだから、嫌なことや失敗も含めて『やってみなはれ』ですね。

ということで、ぼくの責任の下で、娘、ケータイデビューです。

どーでもよろしいお話でした。

ではまた。

おさむ



間もなくお引渡し

2012年01月25日 15時49分57秒 | 家づくり
市内で新築工事中のY様邸、間もなくお引渡しです。



特殊な技術を駆使して、古材を見事に蘇らせる稲川さん。毎度写真が嫌いで、顔はなかなか見せてくれません(笑)



同じく、古材を見事に蘇らせてくれている建具職人の川崎さんと施主のY様。Y様、育った家の古材を見事に蘇らせてくれている職人の仕事ぶりに、ほんとうに喜んでくださっています。



こんな感じ。



明治時代の現在の母屋。その面影はこのような引手金具にも現れます。



ただ、、、、、ただ心配なことが一つ。あの、移植した花梨の大木に、異変が起きているのです。



表皮が剥がれ落ちているのです。あの暑さ、この寒さ、、、、、250年以上の古木には、非常に厳しい移植だったのでしょう。植木職人も駆けつけ、もう一度大手術をして、さらに養生を続けます。できる限りの手当を行います。みなさまからも祈りのエネルギーを!!!!!!!!!!!!!



花梨よ、頼む。

ではまた。

おさむ



小田原少年院

2012年01月24日 06時06分53秒 | 世間ばなし
小田原少年院を訪問させていただきました。昨年の千葉刑務所では、受刑者の暮らしの中まで見学させていただくことができましたが、今回は施設見学が主でした。恐らく、少年ということもあり、なるべく刺激しないという配慮からではないかと思います。非行の進行状態によって各施設に振り分けられるそうですが、この小田原少年院は再犯者が主であり、非行が進行している状態の子供たちが多いそうです。

昨日時点での入所者は86名。いわゆる『刑務所』が1000人単位であることからすると、桁違いに少ない。全国的に見ればこれでも規模が大きい部類に入るそうです。職員も40名前後。入所する少年一人一人に担当の先生がつき、平均11ヶ月の処遇を行っているという。

院長の言葉の中には興味深いものが多くありました。中でも『ここを出る時少年は、本心から立ち直ることを決意する。しかし環境がまた犯罪を繰り返させてしまう。保護司や更生保護にかかわる方の役割は非常に大きい。』『少年への処遇だけでは実に不十分であり、近年は保護者教育(という言葉は使わなかったが)を積極的に行っている』

ぼくはある意味、罪を犯した少年は『被害者』であると思っている。全て保護者の責任だ、という位に言いたい。『だれだれの責任だ』なんていっても、不毛であることは承知している。でも、罪を犯した少年のその生い立ちや境遇を聞くと、『おまえ、ほんとによくここまで生きてくれたなぁ。』と言いたくなる。

『やりなおせる』という機会に立ち合わせていただくこの保護司という仕事に、とても大きなやりがいを感じています。

ではまた。

おさむ





今年は小田原へ・・・

2012年01月23日 03時31分58秒 | 自分のこと
ここのところ家づくりに関係のないことばかり書いております。今日もこれから保護司会の研修旅行で小田原少年院に行ってまいります。昨年は千葉刑務所でした。



この時のブログはこちら↓↓↓

http://blog.goo.ne.jp/e-kitazawa/e/b7bc07591155c171577ea6a8c59d4f76

http://blog.goo.ne.jp/e-kitazawa/e/da93218216fe52cf152ce496cd511a07

さてさて、今年はどんな学びをさせていただけるでしょうか。とても楽しみです。

で、保護司活動をしていて常々思うところがあります。それは毎度の『正しさ』です。

正しいことを主張することは誰でもできるんだな。でもこの娑婆じゃ、いろんなことが絡みあって白か黒かはっきりできないこともたくさんある。これは正しいとか、これは間違いとか、はっきりできないこともたくさんある。程度の差こそあれ、時に間違いを犯すことは誰だってあるんだ。

『「正しさ」は、時に冷たく、固く、痛い。そして何より、「正しさ」だけじゃ楽しくないんだよなぁ。』

ではまた。

おさむ








寒い一日

2012年01月22日 17時10分52秒 | 世間ばなし
連日寒い日が続いております。今日も冷たい雨と共に、寒い一日でした。

周りを見渡すと、街路樹も野原も、まるで成長をやめてしまったかのよう。

そんな景色を見ながら、以前こんなことを教えていただいたことを思い出しました。

『草木は寒い寒い冬の時、地面の下で根を張って春に備えるんだ』って。

自然界の中に存在するぼくら人間も、きっと同じなんだな。辛いときとか苦しい時こそ、根っこを張るんだ、って。

またまたお説教がましい文章で失礼しました。

ではまた。

おさむ



仲間がいる

2012年01月21日 12時46分53秒 | 自分のこと
『仲間がいる』という意識が薄い自分がいた。

俺は孤独だ、という言葉に酔うかのように、ひとりぼっちを選択していた。

俺は違う、と言葉や態度で主張して、寂しさをまぎらわしていた。

アタマ的には『ひとり在ること』を理解していたけれど、所詮アタマでしかなかった。

でも、ぼくは、変容した。

素っ裸になって飛び込んでいくことができる『仲間がいる』。

無条件で『人間大好き、人間万歳!!!』と叫んでいる自分がいる。

きっと、たぶん、、、自分が自分自身をしっかりと受け止めることができるようになったからかな。

理想と現実の狭間でゆらぐこともあるけれど、その『ゆらぎ』さえも愛おしい。

いまはしっかりと言える。

ぼくには『仲間がいる』 そして、そんな自分が大好きなんだ、と。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨日の御殿場の山の中での研修で、改めて感じたことを文字にしました。

ではまた。

おさむ




雪!!

2012年01月20日 19時32分35秒 | どうでもいいお話し?
昨日、本日と御殿場の山の中におりました。予報通り、雪が降ってしまったではないですか!!!



車もこんな感じです。スタッドレスタイヤなんてもちろん履いていません。



ただ、出てくる直前に友人が経営するタイヤショップのアドバイスに従い、フロントのみ新品に替えてもらったのが大正解。なんとか滑らずに下山してくることができました。思わず友人にお礼の電話をしてしまったくらい、『助かった。。』って感じです。

で、なぜこんな山奥に行っていたかというと、尊敬する行徳哲男先生と芳村思風先生の泊り込みの研修があったからです。最終日のこの日、受講生のみなさんと朝まで飲み明かしました。『人間って素晴らしい!人間万歳!!』 自分自身を振り返ったり、この家づくりという仕事の意味と価値を深く深く洞察したり、『元気』をいただいて帰ってまいりました。

また明日から、いい仕事、やります!!

ではまた。

おさむ






今日も・・・!?

2012年01月19日 05時41分17秒 | どうでもいいお話し?
昨日に引き続き、今日もどーでもよろしいお話です。

昨日から少しずついじり出した新しいパソコン。確かに起動も終了も速い!!のはいいのですが、とにかく使い勝手がXPとはずいぶん違う。特にメールは「windows liveメール」というのを使うようで、これがよくわからん。会社のメールがどっかにいっちゃっていたり、送信ができなかったり・・・・というかぼく問題なのですね。。。使いこなしたらさぞいいのでしょうけれど。

最近のお家もそうですね。「省エネモード」とか、「夏モード・冬モード」とか、、、、、まいろいろあります。あんまりにも便利性や快適性や省エネ性を追求するあまりに、「人間不在」になってしまっているような…。

ま、たわごとです、はい。今年45歳になる私ですが、何事も「カンタンなのがいい!!シンプルなのがいい!!!」って常々思っています。人間関係なんて特にそうですね(笑)

さてさて、ぼくもこうして毎日ブログを書くのを日課として楽しみにしているのですが、お客様もがんばってくださっています。つくば市で新築工事中のKさまです。毎日書いてくださっています。何度かご紹介させていただいておりますが、またURLを貼り付けさせていただきますね。

無垢の木で心地良い家を作る
http://mukunoie4040.blog.fc2.com/

施主様の心情がしみじみ伝わってきます。

ではまた。

おさむ



メインパソコン入れ替え

2012年01月18日 08時10分53秒 | どうでもいいお話し?
何年お世話になったかな。ホームページのリニューアルと合わせて、昨日事務所内のパソコン3台の入れ替えを行っていただきました。

新旧合わせて写真を撮ってみました。左がこれまでお世話になったパソコン。右の新しいパソコンはもちろんwindows7で、cpuはcore i5です。メモリもHDも桁違いに高性能になっています。オフィスもついて78000円!!は、納得価格です。



ネット販売とか組立パソコンとかいろいろ検討したのですが、結局いつものケーズデンキのNさんから価格交渉なしで購入しました。表示価格は高かったのですが、「この金額で」と提示されて、実際その数字など見る気もなく、購入です。Nさんができるだけのことをやってくださっているのを知っているし、比較して高いの安いの言うのが嫌いだから。

「近く」という「安心」を優先したのですが、結局値段も一番安かったと思う。

ぼくが言うと変に聞こえてしまうかもしれませんが、家づくりもきっとそうなんだと思います。調べても調べても、結局深みにはまってしまって何が何だか分からなくなる。結局地元で信頼できる方に相談できるのが一番いい家づくりになると確信している。ま、その出会いが難しいんですけどね。

このハイスペックパソコンを使いこなすにはしばらく時間がかかりそうですが、ばりばり仕事がんばるぞ!!そんな気にさせてくれます。

どうでもよろしいお話でした。

ではまた。

おさむ






うれしくて、切なくて

2012年01月17日 08時13分54秒 | 家づくり
新潟県村上市の北越瓦工業のみなさん、予定した全工程を終えて、いまほどお帰りになりました。



昨年7月11日に初めて茨城に来ていただきました。それから回を重ねること10陣!!棟数は数えていませんが、恐らく50棟以上、震災によって崩落した屋根瓦を治していただいたのではないかと思います。

今回はビジネス旅館ではなく『カタロ』に寝泊まりしていただいたんですね。ビジネス旅館であればふかふかのお布団とおいしい料理があるのですが、『カタロ』では、ニトリのお布団と500円のお弁当・・・・。いつもながら大変申し訳なかったなぁ。

でも、カタロって、不思議な場所なんです。み~んなこころが開いていく。すっぴんの自分になっていく。そして、感性がメラメラと湧き上がってくる。

昨晩のことば

『茨城へ来て、初めて、この仕事やっててよかったって思ったんですよ』

『正直なところ、最初は来たくなかったけれど、あの屋根見て、お客さんに喜んでもらって、、来てよかったっす』

『ブルーシートの屋根を一棟でもいいから減らしたいっす』

『こんな自分たちでも、ひと様の役に立つことができるんだ、って。おれにもできることがあるんだ、って。』

・・・・・・・・・・・かわらぶき職人としての誇りを感じました。

で、そのお礼にと、板垣社長に電話したんです。ぼくなんてもう板垣社長の声を聞いただけでうるうるしちゃうんですけど、おださんが板垣社長にこんなこと言ってました。

『しゃちょう、、、。おれ、20ねんかん、、、しゃちょうについてやってきて・・・・ほんとうによかったです。ありがとうございます、ほんとに・・・。』

たぶん、板垣社長も社員からこんなこと言われて、、、電話先で泣いていたと思う。

それぞれの奥さんにも電話したりしました。(酔っぱらいはやだねーーー汗)もりくんは新婚さんなんですが、なんと結婚後初めてのお誕生日だと!!!!奥様には本当に申し訳なかった。。。

カタロで4人男同士で、泣いたり笑ったり。して抱き合っちゃったりして。。。最高の夜でした。

・・・・・・・・・・・・・・

まだまだ周囲の屋根は治っていない。ブルーシートの屋根は続いている。さしでがましさを感じながらも訪問営業したり仲間に声をかけたりしたんだけど、『うちはいいわ、声かけてあるから。これだけ待ったんだから・・・』と。その反面、新潟は雪で仕事にならない。かわらぶき職人の仕事が空いている。このジレンマ、どうしたらいいだろう。

ダンプの後ろ姿。彼らの笑顔を思い出しながら、うれしさと切なさがこみ上げてくる。





ではまた。

おさむ