豪雨による不具合等の連絡もなく、ひと安心。
さてさて、頻発している地震ですが、こう何度もお家が揺さぶられると、当然ながら継手部分や仕口部分の強度低下が心配されます。東京大学のある研究チームの実験によると、大地震により現行基準の建物であっても20%の強度低下が見られるとの報告もあります。
耐震・免震・制震、あるいは減震なんていう言葉も現れたりして、一般の方には大変わかりずらい(というか、我々も解りずらい)世界です。耐震については国の指標がかっちり出来上がっているのですが、その他についてはまだまだ発展途上というか、数値化が難しいというか、いろいろな工法や個別の基準が乱立しているのが実情です。
最近、耐震リフォーム工事のお問い合わせが多いです。昭和56年以前の建物など、精密診断をしてみると0.2とか0.3のお家も結構ある。そういう場合は耐震計画を立ててもなかなか現行基準の1.0にはならない場合も多い。
話が前後しますが、そこで北澤工務店では、ある制震装置を採用する方向で検討しています。それがこちら↓↓
http://www.mak-1.net/
MAK-1といいます。これまでにもいろいろな制震装置を見てきましたが、オイル式のダンパーはシール材の劣化によるオイル漏れの懸念がぬぐいきれない。バネ状のものもありましたが、補強金物との相性に疑問が残る。その意味からして、この装置はなかなかよさそう。。。
耐震と制震を組み合わせることによって、0.8までしか上げられなかった建物が1.1~1.2の耐震性を確保できるという。
いのちを守る器を造る者として、これからもアンテナを張り、学びを現場に生かしていきます。
ではまた。
おさむ
さてさて、頻発している地震ですが、こう何度もお家が揺さぶられると、当然ながら継手部分や仕口部分の強度低下が心配されます。東京大学のある研究チームの実験によると、大地震により現行基準の建物であっても20%の強度低下が見られるとの報告もあります。
耐震・免震・制震、あるいは減震なんていう言葉も現れたりして、一般の方には大変わかりずらい(というか、我々も解りずらい)世界です。耐震については国の指標がかっちり出来上がっているのですが、その他についてはまだまだ発展途上というか、数値化が難しいというか、いろいろな工法や個別の基準が乱立しているのが実情です。
最近、耐震リフォーム工事のお問い合わせが多いです。昭和56年以前の建物など、精密診断をしてみると0.2とか0.3のお家も結構ある。そういう場合は耐震計画を立ててもなかなか現行基準の1.0にはならない場合も多い。
話が前後しますが、そこで北澤工務店では、ある制震装置を採用する方向で検討しています。それがこちら↓↓
http://www.mak-1.net/
MAK-1といいます。これまでにもいろいろな制震装置を見てきましたが、オイル式のダンパーはシール材の劣化によるオイル漏れの懸念がぬぐいきれない。バネ状のものもありましたが、補強金物との相性に疑問が残る。その意味からして、この装置はなかなかよさそう。。。
耐震と制震を組み合わせることによって、0.8までしか上げられなかった建物が1.1~1.2の耐震性を確保できるという。
いのちを守る器を造る者として、これからもアンテナを張り、学びを現場に生かしていきます。
ではまた。
おさむ