おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

一本の電話の力

2013年10月16日 17時43分05秒 | 家づくり
甚大な被害をもたらした台風26号。あなた様の身の回りはいかがでしたでしょうか。

北澤工務店には朝5時から雨漏りの連絡が入りました。その後、屋根板金が飛んだ等々12件の被害の相談を承りました。

一日中その対応に追われ、やっと一段落ついて美しい夕焼けを見つめていたとき、一本の電話が入りました。

京都の瓦工事会社の井辻社長からでした。井辻社長は友人からの紹介で、あの東日本大震災の時に早速この龍ヶ崎に乗り込み、奇跡的な修復をやってくださったお一人です。

『あぁ、しゃちょうですか?ごぶさたしてますなぁ。てれびみとったら、いばらきほうめんがえらくたいへんなことになってるいうもんで、しゃちょうんとこだいじょうぶかなぁと・・・』『またこまったことおこったら飛んでいきますやさかいに・・・』

いやーーーーーーーー、あたくしきたざわおさむ、またまた胸がいっぱいになりました。

一本の電話の力に涙があふれました。

今日飛び回ったことへの最高のギフトでした。

ではまた。

おさむ


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『古民家』、すばらしい。

2013年10月15日 03時52分59秒 | 家づくり
近年、古民家の修理修復のご依頼がとても多い。

東日本大震災による修復工事をさせていただいているS様邸。この古民家は、もともとは『曲家』でした。非常に文化的価値の高い建物です。

お家の方からは築450年と言われていたのでしたが、ぼくの意識には若干懐疑の念がありました。150年とか200年近いというお家はたくさん見てきましたが、450年というのはちょっと・・・江戸初期ですから。。。



でもしかし、修復を進めていくうちにおもしろいことがわかってきました。まず、『荒床』です。畳の下の板です。



荒床が曲がったままの材で使われているのを始めてみました。製材や流通が発達した時代のものではないことがよくわかる。四角にしたほうが合理的なわけだが、曲がった原木を『木挽き(コビキ)』と呼ばれる職人が挽き割ったものをそのまま並べている。

さらにおもしろいのは『モジュール』。もちろん尺貫法なのだけれど、柱間寸法が関東間(芯寸法)ではなく関西間(内法寸法)になっている。親戚から頂いた関東間の建具が柱一本分足りないのがわかるでしょうか?



スケールをあてると『2730』前後とある。これが関東間の場合は柱の芯から芯が『2730』前後なのだが、この古民家は内法が『2730』前後。すなわち関西間。



棟梁の谷さんの見解を聞いてなるほど!!と思った。それは、『住まいの床には板しかなかった時代、文化の発達した関西方面から「畳」という代物が伝わった。畳は非常に貴重品だった。だから、畳寸法優先でこの家を造ったのではないか。』というもの。いやいやいやいや、、、、実に興味深い。

道路を挟んだ反対側には、地元の方々には『油屋(あぶらや)』と呼ばれ親しまれている平井家住宅がある。





当家は平井家住宅よりも古いと言い伝えられている。平井家住宅も年代不明ではあるが江戸初期に間違いないと書かれてあった。んんんん、、、、なるほど。S様邸古民家はほんとうに450年の歴史を刻んできたんだ。450年のこの地域の脈動を見守ってきた。一代30年として15代!!!!すごい。

過去の職人の技術に触れ、そのような歴史ある古民家に手を加えさせていただけるということは、実に多くの学びの宝庫です。

ではまた。

おさむ


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生まれくるいのちと旅立ついのち

2013年10月14日 14時01分43秒 | 家づくり
一昨日、生まれたOさまのけいくんのお話しを書きました。

実はその日の午前中、別のOB施主様よりお電話を頂戴していました。

『きたざわさん、おひさしぶりです。Iです。じつはちょっとそうだんがありまして、、、。じっかのぶつだんすぺーすをきれいにしたいのですが・・・。』

I様には新築工事でお世話になり、そのご両親様には耐震補強工事を含めた大きなリフォーム工事でお世話になりました。ご年配の祖父母の方にご不孝があったのかな、、、と思いながら、早速おじゃましました。

玄関先で久しぶりにI様と対面・・・・

『実は・・・・・・』

あの、元気100%のお父様がお亡くなりになったのだと・・・。

11年前に血液の癌が発症し、余命3年と宣告された。しかし本人の努力と周囲の協力で5年、8年、10年とがんばってきた。。。なにも知らなかった我々は、職人や担当の松葉もすっかりお父さんの魅力に引き込まれていた。

遺影を見ながら湧き上がってくる感情をしっかり感じました。そして、『今生、たいへんおつかれさまでした。また何処で必ずお会いします。』と語りかけました。

そしてその午後、

Oさまとバッタリ会ったのでした。待望の、それこそ待望の赤ちゃんが生まれたと。

なんともなんとも、言葉に換え難い感覚でした。

生まれくるいのちと旅立ついのち。『お家』は、そんな家族を見守っている。その証に、赤ちゃんが産まれたら『早くお家に連れて帰りたい』と思い、死ぬときには『家(うち)で死にたい』と多くの人が思うから。

家づくりという仕事は、まことすばらしい。

ではまた。

おさむ





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早速対面!!

2013年10月13日 18時07分41秒 | 家づくり
昨日のブログでご紹介させていただいたOさま。天使ちゃまにお会いしたくて早速おじゃまして参りました!!

いやーーーー、とにかくかわいいです。不思議です、赤ちゃんを見ていると誰もが笑顔になります\(^o^)/。お父さんの腕の中でご機嫌!!



抱っこさせてもらったんですが・・・・・・・・・・・・・。



でもこの後は、ぼくのひざの上でしばらくご機嫌だったんですよ!7月11日生まれ(セブンイレブンで覚えやすいとか、、、笑)のけいくん。成長がとっても楽しみです。

『お家は家族の成長の器』

そして

『愛は家庭で育つ』

この家づくりという仕事の意味と価値を存分に感じさせていただきました。

ではまた。

おさむ



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思わずホームセンターで、、、。

2013年10月12日 17時28分38秒 | 家づくり
いやいやいやいや、、、思わずホームセンターの売り場で投げ飛ばしちゃいそうになりました。。。

偶然にお会いしたOB施主様のOさま。もうお引渡しをしてから3年近く時間が経ちます。

『いや、実は・・・・、7月に産まれたんですよ。。。』

『えぇ~!!!!なにぃーーーーっ!!!!』

うれしさのあまり周囲の目など全く気にせず、Oさまに抱きついてそのまま柔道技でぶん投げそうに!!(笑)

とにかくうれしかったんです。結婚して6年。お婿さんとして龍ヶ崎の地に越していらした。お家の近くを通るたびに気になっていた。

そして、産まれたんですよ、新しいいのちが、ぼくらの造ったお家で!!!

とにかくうれしい。

・・・・・・・・思えば、北澤工務店でお家を建てたお客様って、ほんとうにおめでたが続く。やっぱり、ほんもののお家がいいですよ。当然です。

Oさま宅の玄関ホール。きっと、赤ちゃんの泣き声が響いているんだろうなぁ。



玄関のあかりも、あたたかく感じます。



家づくりの仕事って、ほんとうにすばらしい。

ではまた。

おさむ




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祝・ご成約

2013年10月11日 21時48分20秒 | 家づくり
新しくお家づくりをご決断されたHさま。昨日無事にご契約となりました。

誠におめでとうございます!!



しみじみ思うんです。

『お家って、自分のためだけだったらアパートでもなんでもいいんだよなぁ。やっぱ、家族のためなんだ。家族の成長と明るい笑顔のためにお家を建てるんだ』って。

そのために、ぜひ、『いい仕事』お見せします!!

ではまた。

おさむ




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Hさまリフォーム

2013年10月10日 13時28分58秒 | 家づくり
市内でリフォーム工事をさせていただいているH様邸。



下屋の葺き留めがずれてしまっていると、担当の石原から連絡があった。よし、これまた工務店オヤジ出動か!!



と思いきや、、、症状が悪く、とても工務店オヤジレベルでは治せません。。。瓦職人にお願いすることにしました。



残念!!

ではまた。

おさむ





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水曜日の朝

2013年10月09日 05時06分01秒 | 自分のこと
今日は水曜日ということで、北澤工務店は定休日。お休みの日だからこそ朝は早く起きて!!(笑)朝デニを楽しんでおります。

朝デニではいつもパソコンを持ち込んでいるのですが、ある友人からとても大切な記事をいただきましたので転載したいと思います。

それはあの『戦艦大和』の最後の乗組員の八杉康夫さんの記事。ぜひご覧ください。

以下。

『若者よ、君たちが生きるきょうという日は
死んだ戦友たちが生きたかった未来だ』


八杉康夫(戦艦大和語り部)
(『致知』2006年8月号 特集「人学ばざれば道を知らず」より)

大和の後部が白煙を上げているのが私にも分かりました。
なおも攻撃が続けられ、魚雷が的中した時は 震度5にも感じられるほど激しく揺れました。

次第に船は傾いていきます。

砲術学校では、戦艦は十五度傾いたら限界と習ってきましたが、二十五度、三十度とどんどん傾いていきます。
それでも、戦闘中は命令がない限り 持ち場を離れることはできません。

その時「総員、最上甲板へ」との命令が出ました。
軍には「逃げる」という言葉はありませんが、これが事実上「逃げろ」という意味です。

すでに大和は五十度ほど傾いていましたが、この時初めて、「大和は沈没するのか」と思いました。 それまでは本当に「不沈戦艦」だと思っていたのです。

もう海に飛び込むしかない。

そう思った時、衝撃的な光景を目の当たりにしました。 

私が仕えていた少尉が日本刀を抜いたかと思うと、自分の腹を掻っ捌いたのです。

噴き出す鮮血を前に、私は凍り付いてしまいました。

船はますます傾斜がきつくなっていきました。
九十度近く傾いた時、私はようやく海へ飛び込みました。

           * *

飛び込んだのも束の間、沈む大和が生み出す渦の中へ巻き込まれてしまいました。
その時、私の頭に過ったのは海軍で教わった「生きるための数々の方策」です。

海軍に入ってからというもの、私たちが教わったのは、ひたすら「生きる」ことでした。海で溺れた時、 どうしても苦しかったら水を飲め。
漂流した時は体力を消耗してしまうから泳いではならない……。
陸軍は違ったのかもしれませんが、海軍では「お国のために死ね、天皇陛下のために死ね」などと 言われたことは一度もありません。 

ひたすら「生きること、生き延びること」を教わったのです。

だからこの時も海の渦に巻き込まれた時の対処法を思い返し、実践しました。しかしどんどん巻き込まれ、あまりの水圧と酸欠で次第に意識が薄れていきます。

その時、ドーンという轟音とともに オレンジ色の閃光が走りました。
戦艦大和が大爆破したのです。
そこで私の記憶はなくなりました。

         * *

気づいたら私の体は水面に浮き上がっていました。
幸運にも、爆発の衝撃で水面に押し出されたようです。

しかし、一所懸命泳ぐものの、次第に力尽きてきて、重油まみれの海水を飲み込んでしまいました。

「助けてくれ!」と叫んだと同時に、なんともいえない恥ずかしさが込み上げてきました。
この期に及んで情けない、誰にも聞かれてなければいいが……。

すると、すぐ後ろに川崎勝己高射長がいらっしゃいました。
「軍人らしく黙って死ね」と怒られるのではないか。

そう思って身構える私に、彼は優しい声で

「落ち着いて、いいか、落ち着くんだ」 

と言って、自分がつかまっていた丸太を押し出しました。
そして、なおもこう言ったのです。

「もう大丈夫だ。おまえは若いんだから、頑張って生きろ」

四時間に及ぶ地獄の漂流後、駆逐艦が救助を始めると、川崎高射長はそれに背を向けて、大和が沈んだ方向へ泳ぎ出しました。 

高射長は大和を空から守る最高責任者でした。
大和を守れなかったという思いから、死を以て責任を取られたのでしょう。

高射長が私にくださったのは、浮きの丸太ではなく、彼の命そのものだったのです。

       (中略)

昭和六十年のことです。

いつもピアノの発表会などでお会いしていた女性から 喫茶店に呼び出されました。 

彼女は辺見さんが書かれた『男たちの大和』を取り出し、こう言ったのです。

「八杉さん、実は川崎勝己は私の父です」

驚いたなんていうものじゃありません。
戦後、何とかしてお墓参りをしたいと思い、厚生省など方々に問い合わせても何の手がかりもなかったのに、前から知っていたこの人が高射長のお嬢さんだったなんて……。

念願叶って佐賀にある高射長の墓前に手を合わせることができましたが、墓石には「享年三十一歳」とあり、驚きました。
もっとずっと年上の人だと思い込んでいたからです。

その時私は五十歳を超えていましたが、自分が三十一歳だった時を思い返すとただただ恥ずかしい思いがしました。

そして不思議なことに、それまでの晴天が 急に曇天となったかと思うと、突然の雷雨となり、まるで「十七歳のあの日」が巡ってきたかのようでした。

天皇も国家も関係ない、自分の愛する福山を、そして日本を守ろうと憧れの戦艦大和へ乗った感動。

不沈戦艦といわれた大和の沈没、原爆投下によって被爆者になる、そして敗戦。
そのすべてが十七歳の時に一気に起こったのです。

十七歳といえば、いまの高校二年生にあたります。

最近は学校関係へ講演に行く機会もありますが、現在の学生の姿を見ると、明らかに戦後の教育が 間違ったと思わざるを得ません。 

いや、生徒たちだけではない。
間違った教育を受けた人が先生となり、親となって、地域社会を動かしているのです。

その元凶は昭和史を学ばないことにあるような気がしてなりません。

自分の両親、祖父母、曾祖父母が どれほどの激動の時代を生きてきたかを知らず、いくら石器時代を学んだところで、真の日本人にはなれるはずがない。

現に「日本に誇りを持っていますか」と聞くと、学校の先生ですら「持ってどうするんですか?」と 真顔で聞き返すのですから。 

よく「日本は平和ボケ」などと言われますが、 毎日のように親と子が殺し合うこの日本のどこが平和ですか?

確かに昔も殺しはありました。
しかし、「殺してみたかった」などと、 意味もなく殺すことは考えられませんでした。 

真の平和とは、歴史から学び、つくり上げていくほかありません。
鶴を折ったり、徒党を組んでデモをすれば 天から降ってくるものではないのです。

しかし、一流の国立大学の大学院生ですら、

「昭和史は教えてもらっていないので分かりません」

と平気で言います。

ならば自分で学べと私は言いたい。
自分で学び、考えることなしに、自分の生きる意味が分かるはずがないのです。

人として生きたなら、その証を残さなければなりません。
大きくなくてもいいのです。

小さくても、精一杯生きた証を残してほしい。
戦友たちは若くして戦艦大和と運命をともにしましたが、いまなお未来へ生きる我々に大きな示唆を与え続けています。

復員後、長く私の中に渦巻いていた「生き残ってしまった」という罪悪感。

それはいま使命感へと変わりました。

私の一生は私だけの人生ではなく、生きたくても生きられなかった戦友たちの人生でもあるのです。

うかうかと老年を過ごし、死んでいくわけにはいきません。

未来の日本を託す若者たちが歴史を学び、真の日本人になってくれるよう私は大和の真実を語り続け、

いつか再び戦友たちに会った時、「俺も生かされた人生でこれだけ頑張った」と胸を張りたいと思います。


************

体験をされた、ほんものの声を聴ける機会はもうタイムリミットだ。全国どこにでも飛んで行って八杉さんの講演をお聞きしたいと思いました。

朝デニの時間、最高です。

ではまた

おさむ



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あっという間の一日。。。

2013年10月08日 18時46分05秒 | 世間ばなし
あっという間に9月が過ぎてもう10月になってしまった!なんて思っていたら、これまたあっという間に一週間を過ぎて10月8日。一日一日がほんとうに早い。

現場の工事段取りは、もう『年内仕事』という言葉が飛び交っている。

ふぅ~、、、がんばるがんばる。

ではまた。

おさむ


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木のおもちゃ

2013年10月07日 14時19分37秒 | 甘味cafe空~くう~
甘味cafe空~くう~では、常設で『木のおもちゃ』を展示販売しています。これがまたとってもステキっというか、かわいい!!!

木のパズルや子供がべろべろ遊んでもいい飛行機などなど。



スマホスタンドなんて、あると便利かも。



メガネスタンドは相当お役立ちグッズですね。



他にも、人気の輪投げや大型の機関車などなど!!

手づくりでしかも木のぬくもり。プラスチックのおもちゃより、こっちでしょう。(笑)

ではまた。

おさむ


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行徳先生と

2013年10月06日 09時27分40秒 | 自分のこと
昨日の東京思風塾10月例会。大変学び多き時間でした。

その後の懇親会の席に、あの行徳先生が乱入???して来られました。その席には行徳先生の門下生も多く集まっており、これまた大変有意義な時間となりました。今回初めて思風塾に参加し、そして初めて行徳先生を目にした長男坊たいし。その別格のオーラに、さぞや肝を抜かれたことだろう・・・。



息子と席を並べて学び、大恩師と出会う。すばらしい一日でした。

ではまた。

おさむ




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東京思風塾10月例会レポート

2013年10月05日 17時52分15秒 | 自分のこと
二カ月に一度の東京思風塾が開催されています。そのレポートを添付します。内容についてはわたし自身の偏見が多分にありますので、思風先生の感性論哲学が本質的に伝えているものと異なる場合がありますので、ご了承ください。


東京思風塾10月例会
『時流独創の精神』

歴史というものは、風土を移し替えることによって発展してきた。風土とは、その地域を文化的な価値として表現したもの。逆に言うならば、風土を変えることによって新たな文化、新たな文明が生まれる。

世界文明の中心はいま、アメリカからアジアに至る。その入り口である日本の真上に世界文明の中心がある。アメリカ⇒日本⇒(韓国)中国⇒(東南アジア)インド⇒地球文明

なぜ日本が世界の中心とならねばならないのか。
世界がいま最も求めているものは『平和』である。世界平和の象徴は『ヒロシマ』である。日本はその『平和の盟主』として世界の中心となる。それが歴史から与えられた日本の使命である。

日本は近代科学技術文明の過渡期を担う民族。ギリシャ人は古代文明をルネッサンス人は宗教文化(中世)を過渡期の民族として担った。日本人は近代科学技術文明をその質において完成させてその文明終わらせる。そして近代科学技術文明に代わる新しい根本原理を創造し世界に発信していくという役割を担っている

⇒・・・・ぼくとしてはあんまり興味が湧いてこないんですよねぇ。だからここまで1時間の講義でこれだけしか書けなかった。。。

とにかくいま、あらゆる領域で原理的変革が求められている。

よく、『変化対応能力』というが、それは変化の後についていくようなもので、後手後手の生き方といえる。変化が起こることを待っているのではなく、『時流独走』時の流れを俺が創るんだ、という先駆けのような生き方こそ、日本人には求められている。

人間とは『歴史をつくるために』生まれてきたといえる。過去の人間がやったことのないような創造的な仕事をするために生まれてきた。

生まれたいのちは、両親からもらった二人分の遺伝子が有機的に絡み合って相乗効果として働くから、生まれただけで両親以上の新たな時代をつくる可能性をもっている。

それぞれのいのちには『天分』という、その人だけがもつ歴史をつくり得る使命がある。あらゆる人に個性ある能力がある。顔が違うという意味は、その人だけが持つ能力があるということ。顔が違うということは、他人と全く違う能力があるということを証明している。

ではどうしたら自己の個性を生かした『天分・使命』と出会うことができるか。

人間の人生とは半分は遺伝子によって決められている。しかし半分は生まれてからの体験によって変わる。遺伝子の働きと生まれてからの体験との相乗効果でこそ、天分・使命のツボにはまったような人生を生きることができる。

いま与えられている仕事との出会いは、人知を超えた天の計らいであるから、とにかくまずはその仕事に没入して、がむしゃらに真剣にやり抜いてみよ。やがて『問い』が生まれる。それこそが『天分・使命』との出会い。『必ず出会える』という意識を意図し続けることが大切。天分・使命の発見方法5つ。
① やってみたら好きになるか。(能力・才能は『物質』であるから、肉体を通してしかわからない。)
② やってみたら興味関心が湧いてくる。
③ やってみたら得手だ。
④ やってみたら人よりうまくいってしまう。
⑤ 真剣にやったら問題意識が湧いてくる。

時代は『変化』を求めている。激しく『変化』を求めている。その変化を起こす人間たれ。変化を起こす『創造』は理性能力ではできない。理性能力は学習して現実化する力。

現実の原理的変化を起こすためには、理性がつくった現実に対して感性が『異和感』や『感性の実感』として感じなければならない。

自分の心を本当に満たしてくれるものを求め続ける。妥協しないで、ほんとうに納得させてくれるものを求め続ける。ついつい『まあまあそこそこ』で終わってしまうことが多い。⇒『求め続ける』ってのがミソですよねー。ゴールはあるかもしれないしないかもしれない。とにかく『ほんとうに』納得させてくれるもの満たしてくれるものがあるんだ、ということを信じて求め続けるという生き方をしていくんだ。求感性的生き方。

経営とは、①利益の出る仕組みをつくり続ける。『こんなもんでいい』と思ったとたんに衰退していく。②より良い方向に変化を起こし続ける。③問題を乗り越え続ける。問題には意味と価値がある。④最高の満足を与え、最高の信頼を獲得する。⑤本業を通して、会社と社員を成長発展させ続ける。その可能性は無限大である。(2時間目終了)

現実への異和感⇒これ、ちょーー大好き!!
自己の天分・使命は、『現実への異和感』から生まれる。いまある仕事にもっともっと真剣に取り組めば、『あれ?』『もっとこうしたほうがいいんじゃないか?』『おれだったらこうするなぁ。。。』という、感性のささやきとも言うべきものが必ず湧いてくる。⇒『必ず』、というのがミソ!!!

常識『で』考えるのではなく、常識『を』考える。⇒これも即日々の暮らしに生きる

物質文明から精神文明へ。これからは人間性を成長させる時代。いのちを輝かせるような生き方を人類全体として考えていかなければならない。多くの先進国で過剰福祉が労働意欲をそぎ、人間性の成長を阻害している。西洋人は、能力のある人や経済的成功者をすばらしいとするが、アジアは『人間的にどうあるか』で評価する。

かといって、過去にさかのぼって倫理道徳宗教を活かすということは、2千年前の精神から抜け出せないということであり、心理的閉塞感や終末感を生み出す。釈迦から学びキリストから学ばなければならないけれども、倫理道徳は大切であるけれども、それ以上の新しい文化文明を創造していくんだ。

いまや人類は、『千古の教場を去るべき時』なのだ。⇒うぅ~、しびれるぅ~!!!

無我無欲無心は、人間を人間として評価していない。我はなくならない。欲はなくならない。雑念はなくならない。否、なくしてはならないのだ。人間らしい生き方とは、108つの煩悩を生かし切ってこそ!なのだ。人間は人間らしく生きるのが母なる宇宙の祈り、摂理であるから、神や仏のような、まして動物の様に生きようとするのは、母なる宇宙への反逆であり謀反である。『倫理道徳がなんぼのもんじゃ。釈迦がキリストがなんぼのもんじゃ。おれたちは倫理道徳から学び、釈迦やキリストから学び、未来に向かって新しい時代を創造するのだ。』

古い教えは、『欲』を否定し抑圧する。しかし、『欲』を生かし切ってこそ人間らしい生き方。『小欲』を『大欲』に成長させていくんだ。

小我 小欲 小心
有我 有欲 有心
無我 無欲 無心
大我 大欲 大心
⇒自在的自我の世界


現代は『激動激変の時代』といわれるが、これは歴史が『激しく変われよ!!』『激しく変えろよ!!』と人類に問うているのだ。





ではまた。

おさむ





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すばらしい!!

2013年10月04日 18時40分46秒 | 家づくり
明日から地盤改良工事が始まるA様邸。それに先駆け、本日監督長澤と一緒に草刈りをやろう!ということになっていたのですが、、、、

建具職人の河崎さんが『手伝ってやるよ~!!』と名乗りを上げてくださり、あてにならない私が現地に到着すると・・・・すっかりきれいになっていました。



損得勘定が最優先の現代において、河崎さんや北澤工務店の職人の皆さんの『気持ち』や、その『姿』にはほんとうに頭が下がります。

四方を酒・塩・米でお浄めし、明日から無事着工です。

ではまた。

おさむ



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励み

2013年10月03日 21時00分49秒 | 家づくり
近年は時代を反映してか、お客様と電子メールでのやり取りが多い。

一昨日のこと、お客様から下記のようなメールを頂戴しました。そのお家は(当時の法律的な背景からしても仕方がないことだけれども)、お住まいのお客様からしても傾斜が著しく、しかも雨漏りが顕著でした。新築工事のご相談をさせていただいていたものの、『まずは雨漏りを何とかしましょう!!』と、修理をさせていただいたのでした。雨漏りは多聞に漏れず修理が難しい。それを経験値で調査し、施工させていただきました。

うれしくてうれしくて、お客様にご了解をいただいての転載です。

『北澤様
おはようございます。
ネズミの件、やってみます。
だいたい同じ場所にフンをしているようなので(社長に雨漏り修理していただいた、出窓のところです)その辺りに仕掛けてみます。

今日もだいぶ雨が降りましたが、雨漏りの方は一滴の水も落ちてないです。あの時、直していただかなかったら・・・と思うと、本当に感謝感謝です。

Tより』

家づくりという仕事は、とても困難な仕事だけれども、実に喜び溢れる仕事です。

ではまた。

おさむ




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10月の甘味cafe空~くう~ミニショップ

2013年10月02日 07時10分31秒 | 甘味cafe空~くう~
毎月月替わりでミニショップを開催している甘味cafe空~くう~。今月の作品が展示されました。

こちらは『踊る人形~秋乃紅葉~』さん。



とってもかわいらしいです。(ぼくでもそう思う!!笑)



こちらは『プリザーブドフラワー~チームリリアンローズ~』さん。



とっても華やかですてきです!!



10月末までの販売となりますが、どうしても人気商品から先に売れていきますので、ご興味のある方はお早めに甘味cafe空~くう~にお越しください。

ではまた。

おさむ




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