エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

デジブック 『2011 白老岳』

2011年01月07日 | 山紀行 (道央・札幌・積丹)
2011年  謹賀新年  エバ夫婦最初の山紀行・・・

手軽でおすすめの山・・・「白老岳」 (968m)

■ 山 行 日    2011年 1月 2日(日) 日帰り
■ ル ー ト     長流川支流二の沢~白老岳北西尾根ルート 往復
■ メ ン バ ー
   夫婦登山 №1
■ 登山形態     山スキー
■ 地 形 図    1/25000地形図 「白老岳」

■ コースタイム  (登り 2時間20分、下り 1時間)


★ 一年占う山行・・・

ご訪問いただいた皆様、明けまして おめでとうございます。  ブログを開設してちょうど2年が経ちました。
まだまだ機械音痴で悪戦苦闘のブログ更新ですが、この度ノートパソコンを新調しその設定にも戸惑いながらなんとかこうして更新が出来るまでになりました。
なんと言っても新しいパソコンはすごいです。機能もスピードも画面も・・・時代に着いて行けないオヤジでも苦労しつつマイペースを固持してやれば何とかなるものでしょう。

昨年の夫婦登山は、とにかく天候に打ち砕かれた中止登山の連発でしたから今年の最初の山行は、一年を占う意味でゲンを担ぐ思いでした。
天気は上々も雪不足が不安材料でしたが、なんとか歩けそうなので出発することにしました。


★ 渡渉に難儀・・・

9:25 登山口となる国道276号線美笛峠の滝笛トンネルを過ぎて500mほど下った長流川の支流二の沢川の出合いに着く。
二の沢に沿った林道入り口は除雪車のロータリーとして車2台分くらい除雪されているのでここに停める。(平日は除雪作業があるので停めない方がよい)


9:45 出発。
今日かどうかわからないが比較的新しいトレースが林道上に付いていた。ありがたく利用させていただくもトレースは沢から離れる林道上を辿っていたし私たちは沢沿いを歩きたかったので早々に別れる。しかし、しばらく歩いても沢沿いには雪が少なく渡渉点が見つからなかったので再び林道に戻り上流に渡渉点を期待して歩いた。積雪は正確ではないが数十センチだろうか。二の沢の流れが常にあり雪で埋もれる場所を探すのに苦労した。


10:20 ようやく雪に埋もれた渡渉点を見つけて慎重に渡渉を終える。すぐに白老岳の北西尾根に取り付き急斜面をジグを切って登る。松の樹林帯を抜けて尾根上に着くと疎林帯となりルート上に標識テープが目立ち始める。雪質はパウダーもまだまだ笹が出ていて積雪は少ない。

11:30 前峰の870m峰頂上直下に着きようやく本峰・白老岳を望む。

★ 先行者・・・

11:40 白老岳の北西面コルの取付きからいよいよ急斜面を登り始める。時期によっては氷状の固い急斜面でスキーで登れずツボになってアイゼンを付けて登る年もあったが、雪が少なくパウダーなこの日はジグを切れば容易に高度が稼げた。頂上が近くなると風も強くなって周りの音はかき消される。そんな中で何やら話し声が聞こえふと見上げると降りて来る登山者と出合った。男性二人組で北東隣の945m峰を経由して縦走して来たらしい。下りは私たちのトレースを辿り二の沢林道に出るようだ。もしかすると今朝の林道トレースは彼らのものかも知れない。

★ 大吉・・・

12:05 白老岳 頂上。


写真・・・今回初めてパソコン内蔵のソフトを使ってブログに投稿してみました。皆さんにはどのように映っているのか興味と不安で一杯です。ご感想などコメントいただければ嬉しいです。

デジブック 『2011 白老岳』