エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

デジブック 『2011  安平山』

2011年01月12日 | 山紀行 (道央・札幌・積丹)
デジブック・・・安平山(あんぺいざん) (166m)
(久しぶりに裏山の林道を利用して散策してみた・・)

■ 山 行 日    2011年01月12日(水) 日帰り
■ ル ー ト     千歳市協和~安平山北西ルート
■ メ ン バ ー   
夫婦登山 №2
■ 登山形態     山スキー
■ 地 形 図    1/25000 地形図  「追分」

■ コースタイム   (登り 1時間20分  下り 1時間)

★ カウント・・

 予定としては1/12~13 1泊2日で未踏の1000m超峰に臨みたかったが、今年も早々天候に恵まれないのか丁度吹雪の予報と重なり泊りの遠征は中止にした。
 日帰りでどこかへ・・と、いつものように山探しを始めるも気持ち的にテンションが上がらず計画は煮詰まらない。ましてやどこへ出掛けても昼からは吹雪予報と知ると朝も寝坊してしまった。

 自宅から一番近い「安平山」は、3日前から恵みの大雪でようやく昨日(1/11)オープンに漕ぎつけたと聞き、いつもの散歩コースではなくスキー場の裏側から登る比較的長いルートから久しぶりに辿って登頂しスキー場コースを一回だけ利用して滑降し再びシールを付けて登り返し裏林道を戻る計画を立てて見た。なので夫婦登山としてのカウントを数え№2とすることにする。

写真はデジブックで投稿しました。



★ 冬の散策おすすめコース・・・

 <アプローチ>
 登山口となる千歳市協和地区は、安平町追分から安平山(あんぺいざん)を回り込むような市道を利用して千歳市の方へ向かうとほんの10分程度で着く場所にある。分岐に「協和神社」の鳥居がありシーケヌフチ川右岸の林道に入る。スポーツ振興千歳ゴルフ場が左手の山奥にあるがゴルフ場入り口分岐の二股を直進し200mも進むと(最終除雪地)行き止まりとなる。このあたり一帯は私有地らしくたまたま地主らしき某会社の詰め所が駐車地となるところにあったので駐車と入山の許可をいただき安心して出発出来た。


10:25 ちょっと遅い出発である。
地形図でも林道線が表示されているが安平山から直線距離で北西に2.2キロが出発点である。
雪一面の畑を通り過ぎ微かな林道跡を辿って南東方向に歩き始める。大雪と言っても30~40cmの積雪。軽くふかふかした雪のラッセルはまったく気にすることなく快適に歩く。奥に入れば入るほど鹿の足跡が多くなりここが警戒心の要らない安全な場所なんだとわかる。ほんとに静かで自宅から僅か10分の場所とは思えない。
ちょっと雪山の遊びにはおすすめのコースとして紹介したいほどだ。


★ 縦横無尽の林道・・・

11:00 林道の左手(東側)の山は入組んだ複雑な地形をしているが、標高は100mほどであちらこちらに林道跡がある。過去何度か訪れいる場所だが確実に以前より増えている林道におどろく。記憶だけ頼りに適当な林道を登ると尾根上に道が続きアップダウンを繰り返しながらも安平山に近づくことがわかる。それは、安平山の頂上はこの辺りの最高峰で大きな反射板が取り付けられているので目立つからだ。

★ 頂上も静か・・・

11:43 頂上 辿って来た林道は恐らく地元のごく僅かな人しか知らないだろうと思う。今回のルートに人の気配は全く無かった。
頂上には、誰も居なかったがすでに訪れて居た愛好家たちのトレースでしっかりと踏み固められていた。夏の登山道には冬も毎日のように訪れているようだ。
 オープンしたばかりのスキー場も閑散として唯一あるリフトから登ってくる人もまばらである。スキー場のスピーカーから流れる音楽も無く静かな頂上に安堵する。


★ 一回限り・・・

12:00 下山開始
 シールを外して下山開始。リフトから登って来るスキーヤーが私たちを不思議そうに見る。
あんぺいざんスキー場は三つのコースと一つのリフトがありログの立派なロッジが自慢のスキー場、夏はパークゴルフ場としても人気の場所だ。
リフトで登り5分、どのコースを下っても約1分で再びリフト乗り場に着く小さな町営のスキー場である。赤字続きで存続も危ぶまれ今は第三セクターとして民間の業者が委託を受けて運営しているようだ。
そのコースを一回だけ無断で利用させて頂く。
あっという間にロッジ前に着く。そしてまたシールを付けて夏道の直登コースから頂上に登り返し、辿って来た裏の林道に消えて行く。

12:30 再び頂上

13:25
 駐車地


★ 明日も北海道は荒れ模様、夜にはHYMLの札幌つぼ岳を目指すが
さて、昼間はどこに登ろうか・・・・?




デジブック 『2011  安平山』