エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

移転復活・・・手打ち蕎麦 「春別」初来訪

2014年11月11日 | 美味しい・・・お店
日高幻の「つぶ昆そば」移転復活・・・
手打ち蕎麦 
「春しゅんべつ別」
【11月11日(火)】
★ つなぎ・・・
日高と十勝を結ぶ国道236号線、通称「天馬街道」
日高側にはサラブレッドの里と言われる牧場が広がり草原を駆け巡る馬たちの姿が四季の
風物詩とも言えよう。その麓に「そば店・春別」があった。
店主は安ヶ平久男さんと妻文子さん。

天馬街道の登り口にポツンと佇む小さな小屋が、二人三脚で営む「手打ちそば屋の春別」さんだった。

山屋の知る人ぞ知る旨いそば屋で、口コミで広がった密かな名店だったという。

1992年頃に開業し2014年7月まで約22年間続いた老舗だったが、今年8月にどう言う訳か
小樽市銭函に移転し同年8月から営業を始めていたらしい。

つい最近、ML上でその情報が流れて以来、気になっていたのは私だけでは無かったようだ。

そして、本日(11/11) 一番人気の「つぶ昆そば」を求めて私も行って来ました。


しかし、入店してすぐに息子さんと思われる方から「本日、ツブの入荷が無くツブ昆が出来ません」と
丁重な説明があり、一番人気の蕎麦は残念ながら食べる事が出来なかった。
という事は、「もう一度来店しなければダメだ」となりそのつなぎ的第一回目の来店だったかも
知れない。

注文したのは「鳥丸そば」と言って、これも春別オリジナル2番人気のそば。
鶏肉のすり身団子を乗せたかしわ蕎麦で、ダシの利いた汁が旨かった。蕎麦は、幌加内産に拘り
比較的細麺でちぢれ麺だった。


★ JRほしみ駅から・・・
仕事を終えて札幌からJRに飛び乗る。
本当なら小樽行きに乗って「銭函駅」まで行きたかったが、「ほしみ」行きしかなくこれに乗る。

ネットで「手打ちそば春別」で検索すると「食べログ」ページから色々と情報が手に入った。
店までの地図や電話番号そしてアプリを利用すればナビゲートしてくれるので便利極まりない。
銭函駅から約1.3キロ、徒歩15分とあったが、ほしみ駅からの距離や時間は不明。
結局、30分掛かってようやく春別さんに辿り着いた。



JRほしみ駅から歩くと店の裏側から来る事になる。


表に回ると玄関はこんな感じ、お店の看板と営業中がなければ判らないお店です。


玄関からすぐ左手の部屋?が居間ではなく食堂になっていた。

★ 民家です・・・
JRほしみ駅からの来店は正直お勧めしません。距離はたっぷり2キロ以上あります。
でも途中の道路にも案内板はあり春別さんの親切さが伝わって来ました。

着いて見るとホント一見は普通の民家です。
それも住宅街の一角にあるので、のぼりや看板が目に入らなければ見落としそうでした。
家の前は駐車場になっていて4台くらいは停めれそうです。他に駐車場があるかは未確認です。




始めて注文した「鳥丸そば 850円」の大盛り1000円


お店のメニュー表の中で紹介されていた昔の春別とお二人を描いた絵

★ つぶ昆そば・・・


これが食べたかった「つぶ昆そば 1100円」


こちらは「つぶ昆ざる 1100円」

★ 印象・・・
お店の場所が住宅街の一角に位置している事、最寄駅・銭函から徒歩15分は掛かる事などを
考えると普通なら商売にならないのでは?・・・と思ってしまう。なのにお店はほぼ満員になる。
口コミで広がった味の評判、接客が好印象の息子さんの優しさ、一度来た客は忘れないという
奥さんからの声掛け・・・そういうところが絶える事の無いお客さんに繋がっているんだろうか。

とにかくもう一度来て「つぶ昆そば」は食べてみたいと思った。
そば以外の丼ものも食べてみたいと思った。
始めての来店で少し緊張したかも知れない。
もっとお店の方と会話もしたかったし、落ち着いた雰囲気で食して見たい気もする。

蕎麦は、確かに美味しい・・・でも、もう一度食して自分なりの評価にしたい。
そんな印象の「春別」でした・・・。



帰りに利用したJR銭函駅、お店から約1.3キロ徒歩15分だった。