ぶらり一人歩き・・・紋別岳 (865.8m)
■ 山 行 日 2014年11月15日(土) 日帰り
■ コ ー ス NTT車道コース
■ メ ン バ ー 単独
■ 登 山 形 態 車道(登山道) 長靴
■ 地 形 図 1/25000地形図 「支笏湖温泉」
■ 三角点・点名 二等三角点 点名「紋別岳 モンベツダケ」 静かな山の意
■ コースタイム 登り 1時間25分 下り 50分
<登り>
11:30 山荘出発
11:35 登山口
13:00 頂上
<下り>
13:40 下山開始
14:30~15:00 登山口
15:05 山荘着

★ 夫婦で同窓会・・・
今年で4回目を数える「夫婦で同窓会」がこの日支笏湖山荘を会場にメンバー10名が集まる予定。
集合時間は15時だったが、朝から用事もなく会場近くの山でも散策しようと出掛ける。
一番効率的な山は、紋別岳。会場から登山口まで歩いて5分、コースタイムも登り1時間30分、
下り1時間と見て逆算し家を出る。
支笏湖山荘の駐車場に許可を得て車を停める。早々支度をして11時30分に出発した。
昨夜降った雪、道路上には無かったが登山道となるNTTの車道には薄らと積もっていた。
登山口には登山者と思われる数台の車が停めてあり、登山道にはその踏み跡が幾つもあった。
小雪舞う怪しげな空だったが、久しぶりの単独登山は急ぐ旅でも無く長靴履いてのんびりと歩き始めた。
<夫婦で同窓会って?>
私の小・中・高時代の同級生、その中に53歳で定年退職したメンバーの慰労会を企画したのが
始まりだった。その時、折角だから夫婦共々参加しようと言う話でまとまり、集まり易い
「支笏湖温泉」の場に決まった。
第1回目は2012年4月の開催だったが、予定していたメンバーがどうしても参加出来ない
月で欠席。翌年は2月そして今年の2月にも開催したが、その度に参加出来ないメンバーは
必ず居る。もちろん夫婦で参加が理想も奥さんの都合で参加し出来ないメンバーは我が夫婦を
含めて毎回である。しかし、そんなことには拘らず新しいメンバーを加えながら和気あいあいに
飲んで喋って遊んで昔話に盛り上がる共通の時間を過ごす事でみんなが幸せ気分なのだ。
こんな同窓会があっても良いじゃないか・・・年に1回2回集まれるメンバーが集まって
互いに元気な顔を見ながら酒を飲む会、それが「夫婦で同窓会」の始まりです。

登山道に薄らと積もった雪を踏みしめながらスタートする

上空は寒々しい雪雲が風を伴なって舞っている。眼下に見える支笏湖と風不死岳

頂上部が見え隠れする恵庭岳

ようやく頂上に立つレーダー群が近くなって来た・・・

8年振り3回目の紋別岳は、のんびり単独での登頂だった・・
★ 頂上での再会・・・
紋別岳頂上 13:00
登山口から頂上まで約5㎞の車道を歩く。
登り始めの積雪は約1cmも高度を上げて行くと少しずつ深くなり頂上では10cmほどあった。
途中で下山する3組のパーティーと擦れ違いその内1組はボードを背負って降りて来た。
さすがにボードが出来るほどの積雪は無く空振りの登行だったようだ。
頂上手前ですれ違った方に「もう最後ですか?」と聞くと、「いま登って行く人が居ますよ」と返事。
自分もそうだがこんな天気でも登る人が複数いる事が素直に嬉しくニンマリ。
頂上は少し風が強く、写真を撮った後に建物の風下に移動する。
すると先行者の一人も風を避けるために壁に背を付けて座って居た。
ご挨拶するも言葉少なに仙人のような登山者は、静かに支笏湖を眺めてジッとしたままだった。
今日は、車を運転しないのでいつもの山頂コーラではなく山頂ビールを用意していたが
手がかじかむほどに寒くてビールどころでは無かった。
コンロを出してすぐにお湯を作りカップラーメンを食べて冷えた体にエネルギーを注ぐ。
仙人のような登山者が「待っても晴れそうにないな・・・」とつぶやきながら
「お先に~」と下山して行った。その時チラッと顔を見て「あれっ・・?どこかで見た顔」と思うも
思い出せずそのまま見送ってしまった。
「誰だったろうか・・・」と気になって仕方ない。
5分程経って後を追うように下山した。
駆け下りるとすぐに追い着き、再び横を歩きながら顔をマジマジと見て思い出す。
「失礼ですが、もしかして○○さんですか?」「そうです」
「もしかして○○さんですかと本名を言われ」「そうです」と応える。
その方は、千歳に住むSさんで約10年振りの再会だった。
70歳は超えている方で立派なヒゲをたくわえたホント仙人のような方でした。
週に2~3回は紋別岳に登っていると言う。自分の体力を確認するために丁度良い距離と
高低差が良いらしい。
登山口まで会話が途切れる事無く続き、登山口でも30分は話していた。
思わぬ再会に、充実した収穫のあった登山に満足する。
山荘に戻ると参加のメンバーが次々と到着し合流する。
勝手言って、先に温泉で汗を流し早々部屋での事前宴会に突入。
朝の3時まで飲み、語り、笑い、そして潰れて意識を無くす・・・。
そんな一日でした。
■ 山 行 日 2014年11月15日(土) 日帰り
■ コ ー ス NTT車道コース
■ メ ン バ ー 単独
■ 登 山 形 態 車道(登山道) 長靴
■ 地 形 図 1/25000地形図 「支笏湖温泉」
■ 三角点・点名 二等三角点 点名「紋別岳 モンベツダケ」 静かな山の意
■ コースタイム 登り 1時間25分 下り 50分
<登り>
11:30 山荘出発
11:35 登山口
13:00 頂上
<下り>
13:40 下山開始
14:30~15:00 登山口
15:05 山荘着

★ 夫婦で同窓会・・・
今年で4回目を数える「夫婦で同窓会」がこの日支笏湖山荘を会場にメンバー10名が集まる予定。
集合時間は15時だったが、朝から用事もなく会場近くの山でも散策しようと出掛ける。
一番効率的な山は、紋別岳。会場から登山口まで歩いて5分、コースタイムも登り1時間30分、
下り1時間と見て逆算し家を出る。
支笏湖山荘の駐車場に許可を得て車を停める。早々支度をして11時30分に出発した。
昨夜降った雪、道路上には無かったが登山道となるNTTの車道には薄らと積もっていた。
登山口には登山者と思われる数台の車が停めてあり、登山道にはその踏み跡が幾つもあった。
小雪舞う怪しげな空だったが、久しぶりの単独登山は急ぐ旅でも無く長靴履いてのんびりと歩き始めた。
<夫婦で同窓会って?>
私の小・中・高時代の同級生、その中に53歳で定年退職したメンバーの慰労会を企画したのが
始まりだった。その時、折角だから夫婦共々参加しようと言う話でまとまり、集まり易い
「支笏湖温泉」の場に決まった。
第1回目は2012年4月の開催だったが、予定していたメンバーがどうしても参加出来ない
月で欠席。翌年は2月そして今年の2月にも開催したが、その度に参加出来ないメンバーは
必ず居る。もちろん夫婦で参加が理想も奥さんの都合で参加し出来ないメンバーは我が夫婦を
含めて毎回である。しかし、そんなことには拘らず新しいメンバーを加えながら和気あいあいに
飲んで喋って遊んで昔話に盛り上がる共通の時間を過ごす事でみんなが幸せ気分なのだ。
こんな同窓会があっても良いじゃないか・・・年に1回2回集まれるメンバーが集まって
互いに元気な顔を見ながら酒を飲む会、それが「夫婦で同窓会」の始まりです。

登山道に薄らと積もった雪を踏みしめながらスタートする

上空は寒々しい雪雲が風を伴なって舞っている。眼下に見える支笏湖と風不死岳

頂上部が見え隠れする恵庭岳

ようやく頂上に立つレーダー群が近くなって来た・・・

8年振り3回目の紋別岳は、のんびり単独での登頂だった・・
★ 頂上での再会・・・
紋別岳頂上 13:00
登山口から頂上まで約5㎞の車道を歩く。
登り始めの積雪は約1cmも高度を上げて行くと少しずつ深くなり頂上では10cmほどあった。
途中で下山する3組のパーティーと擦れ違いその内1組はボードを背負って降りて来た。
さすがにボードが出来るほどの積雪は無く空振りの登行だったようだ。
頂上手前ですれ違った方に「もう最後ですか?」と聞くと、「いま登って行く人が居ますよ」と返事。
自分もそうだがこんな天気でも登る人が複数いる事が素直に嬉しくニンマリ。
頂上は少し風が強く、写真を撮った後に建物の風下に移動する。
すると先行者の一人も風を避けるために壁に背を付けて座って居た。
ご挨拶するも言葉少なに仙人のような登山者は、静かに支笏湖を眺めてジッとしたままだった。
今日は、車を運転しないのでいつもの山頂コーラではなく山頂ビールを用意していたが
手がかじかむほどに寒くてビールどころでは無かった。
コンロを出してすぐにお湯を作りカップラーメンを食べて冷えた体にエネルギーを注ぐ。
仙人のような登山者が「待っても晴れそうにないな・・・」とつぶやきながら
「お先に~」と下山して行った。その時チラッと顔を見て「あれっ・・?どこかで見た顔」と思うも
思い出せずそのまま見送ってしまった。
「誰だったろうか・・・」と気になって仕方ない。
5分程経って後を追うように下山した。
駆け下りるとすぐに追い着き、再び横を歩きながら顔をマジマジと見て思い出す。
「失礼ですが、もしかして○○さんですか?」「そうです」
「もしかして○○さんですかと本名を言われ」「そうです」と応える。
その方は、千歳に住むSさんで約10年振りの再会だった。
70歳は超えている方で立派なヒゲをたくわえたホント仙人のような方でした。
週に2~3回は紋別岳に登っていると言う。自分の体力を確認するために丁度良い距離と
高低差が良いらしい。
登山口まで会話が途切れる事無く続き、登山口でも30分は話していた。
思わぬ再会に、充実した収穫のあった登山に満足する。
山荘に戻ると参加のメンバーが次々と到着し合流する。
勝手言って、先に温泉で汗を流し早々部屋での事前宴会に突入。
朝の3時まで飲み、語り、笑い、そして潰れて意識を無くす・・・。
そんな一日でした。