エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

3年ぶりに参加、「三段山オフミ」

2023年01月12日 | 日記
自由さが魅力 HYML恒例の懇親会復活・・・
3年ぶりに参加、「三段山オフミ」
昨年 (2022) の12月から復活したHYML恒例の「三段山オフミ」。3月まで毎月開催される山行
& 懇親会で各月最大2泊3日で参加する事が出来る。参加者の参加スタイルは自由で日帰りから2
泊までの選択肢を選ぶだけである。会場は、上富良野町吹上温泉「白銀荘」で参加した会員や知人
らとの懇親会がメインと個人的には思っているが、BCがメインとしている方もいるだろう。

今回の「1月オフミ」は、1/7~9で開催され、私は3年ぶりに2泊で参加した。
まだまだコロナ禍であり、募集人員を制限する中ではあるが、最大29名が参加し、過去2番目の
大盛況だったと言う。( コロナ前で1番は32名だったらしい)



2日目 1/8 10名で出掛けた前十勝カバ原コースの帰りに撮った集合写真 (左が私・・)

★ 人気の理由はなんだろう・・・
1泊目は29名、2泊目は15名だった。
参加者が殺到するほど人気のオフミだが、その理由はなんだろうと考えて見た。あくまでも私の主
観ではあるが、① 安価 ② 大広間の貸切 ③ 温泉と宴会 ④ 仲間とのBC ではないだろうか。
他に出会いや仲間作りもあるかも知れないが、行動に制限が無く「自己責任」の上で自由なところ
が魅力なのだろうと思う。

① 安価だが、通常の温泉宿なら1泊2食で10,000円前後の料金だろうが、白銀荘では仲間の中から
賄い役を担い2食分を作って提供、材料費だけ人数で割って宿泊代に加算するだけである。今回の
場合は、1泊2食で4,000円だった。
② 大広間の貸切では、予め半年前から決まった日程で予約をする仲間が居のが強み。各月連休絡み
でも毎回予約が出来るところが凄い。29名全員が大広間で泊る訳では無いが、宴会なら十分な広
い大広間が借りられる。
③ 温泉と宴会は、言うまでも無く温泉宿だし、大広間が宴会会場であり泊まる部屋でもある。
チェックインからアウトまでこの部屋が自分たちの部屋なので自由にワイワイ出来るのが楽しい。
④ 仲間とのBCを何よりも楽しみにしている方も多い。知り尽くした三段山のBCルートを始め、
前十勝、十勝岳、富良野岳G尾根などコース・ルートは様々である。大勢でのメリット、デメリッ
トはあるもののレベルに合わせたBCが楽しめるほか、一人マイペースでBCを楽しむのもOKだ
し、山には行かず温泉と昼酒でのんびりするのも自由なのだ。

時には、雪崩予知訓練やビーコン訓練なども行った事もあり、講習会の要素もあって学べる懇親会
にもなっている。

酒は各自持込みだが、時間の許す限り飲み放題だし、朝風呂も泊ならではの特権である。



2日目に泊った16名 ( 1名は個人参加 ) 白銀荘大広間にて・・・

★ 楽しくない訳がない・・・
私自身の事だが、参加したメンバーで初対面の方が3名ほど居たが、そんな素振りも無く最初から
10年の友として話が弾んだ。BCを終えて下山しても昼前後、個人で再び登る方もいるが、ほと
んどの方は宿に戻って温泉で汗を流し、大広間で昼酒会が始まる。夕食・宴会が始まる頃にはすで
に酔っ払い寝込んでしまうメンバーもいるが、これもまた良しで復活を待つ。

就寝は22時と決められているので、時間は厳守するがたっぷりな宴会時間は、まるでルック岳で
ある。なので私が先に寝る事はまずない・・。

BCを楽しみ、温泉と酒と食事を楽しみ、山の話が尽きない宴会が楽しくない訳がなく毎回参加し
たいと思うのは、自遊人ながら年金生活者には贅沢過ぎるかも知れないなぁ~。



二日目朝の白銀荘前 三段山組と前十勝組が集まっていた・・・


私も参加した前十勝組がスタートする・・・


前十勝のカバ原ルートを登るメンバー  左奥が前十勝岳 右奥が三段山方向


カバ原尾根を軽快に降りる里っちゃんの滑りが美しい・・・


初日に登った三段山の私・・・おまけ  背景は前十勝の噴煙

★ 1月には稀な天気とパウダースノー満喫・・・
写真が少ないので、どれだけ伝わるか分からないが、3日間共天気は良くて微風。
三段山頂上は無風で景色は最高だったらしい・・・(聞いた話)

雪も前日(6日)に降ったと思われるフカフカの雪が数十センチ積もり、最高のコンディションで迎
えてくれた。それが連続して3日間というのは、非常に稀な事でラッキーとしか言えない。

2月のオフミには参加出来ないが、別パーティーで再び三段山BCの予定がありそちらも楽しみに
している。正月明け早々、BCを存分に楽しめて幸せなジジィである・・・。