春の山道に花咲く妖精たち・・・
馬追丘陵 長官山(254m)~瀞台(273m)変則循環縦走ハイク
■ 山 行 日 2022年04月08日(木) 日帰り
■ コ ー ス 伏古斎苑コース~長官山~瀞台~伏古斎苑
■ メ ン バ ー 夫婦登山№08
■ 登 山 形 態 遊歩道(長靴)
■ 地 形 図 1/25000地形図 「南長沼」「三川」「栗山」
■ 三角点・点名 瀞台 一等三角点 点名「馬追山 ウマオイヤマ」
長官山 標高点のみ三角点無し
■ コースタイム 登り 2時間40分 下り 1時間25分
<登り>
10:02 伏古斎苑コース登山口P
10:50~11:08 長官山頂上
11:40 旧馬追温泉登山口
11:45 瀞台登山口
12:40 瀞台
<下り>
13:00 下山開始
14:10 道道登山口出合
14:25 伏古斎苑登山口P
★ 未踏諦め里山へ・・・
今回も天気予報と睨めっこしながら、あっちこっちの未踏峰を模索しつつ準備をしていたが、
結果として計画はボツとなり里山へ変更となった。ただ、どの里山に行くにしてもテンション
は今一つ上がらずだらだらする時間で過ぎて行く。
馬追に決まったのも当日の朝だが、チーヤンからの「伏古斎苑から長官山に行こう」というリ
クエストに応える形で出発する。途中パラパラと雨粒がフロントガラスを濡らし、馬追の雲が
どんよりと黒ずんでいたから「雨だから中止だね」と半分諦めながらも「登山口までは行こう」
と走らせた。
雨雲はいつしか流れて、斎苑に着いた頃は青空も顔を出していた・・。
先客と思える年配の男性がひとり駐車場で立っていたので声を掛けると「行くかどうか悩んで
いる」と言う。目的は山では無くて「山菜?」らしく「まだ早いのでは?・・」と応えて見た
が、そのまま私たちが先行して出発した。
斎苑から出発してすぐに鉄塔の横を通る。残雪もあり長靴が正解と思った・・
早々、春の訪れを知らせる福寿草が山道に咲き迎えてくれた・・・
★ 新緑前の雑木林も気持ち良い・・・
残雪のあるところも僅かだが、しっかりと締まって埋まる事はほとんど無かった。
遊歩道一面の残雪もあれば、全くない山道もある。木々の広葉樹林もまだ新緑を前に微かな蕾
を付けて春待ち遠しいと言ったところだろうか。
陽が陰っている時は少し寒いが、陽が差すとポカポカ温かくなる微妙な変化の一日だが、沿道
に咲く早春の花たちに癒されながら、長官山を目指した。
遊歩道一面の残雪も積雪は多くない。もう一週間もせずにみんな溶けてしまいそうな陽気である。
「ナニワズ」・・・一見フッキソウと間違えやすいが、白い花を咲かせるのがフッキソウ
頂上手前・・儀丸太の階段を数えたら239段でした。
約2年ぶりの「長官山」に到着・・・今年はスキーで来ることが無かったなぁと呟く
ここに来ると思い出す故・児玉さんとの記念山行を・・・
★ 往復で無かった・・・
途中で食べ頃のフキノトウを少しだけ採りながら50分ほどで頂上に着いた。
少し風はあるもののなんとか凌げる寒さで展望台に上る。遠望は霞んで見えないが、特に残念
がる事も無く軽く行動食を頬張る。何分もしない内にスキー場コースから登って来る男性は、
先ほど登山口の斎苑で声を掛けた方だった。登山口近くの鉄塔から別ルートで登って来たらし
い。やはりお目当ての山菜には在り付けず、馬追丘陵の「図根点」について尋ねられた。
はてさて・・・瀞台にあるのは「図根点?」「天測点?」どっち?
一度登って確認したが「無かった」と言う事で私たちに聞いて来たようだが、ゴメンでした。
さぁ~私たちも下山しようと思ったら「温泉の方に降りない?」と言うのが、チーヤンだ。
「えっ?」と思いながらも、まぁ良いかと方向転換する。
★ こんどは瀞台まで・・・
雪が解けた遊歩道の脇には福寿草が咲き乱れていた。
蕾もあれば早咲きの花満開もあり目を楽しませてくれる。途中3組3名の方とスライドして挨
拶を交わす。
気になったのは、倒木と危険な掛かり木。
降雪が多かった今年は、木々にも影響を与えて折れた木が目立つ。通行には支障なくとも無残
に折れ曲がった木や掛かり木が腐り始める姿は、目に余るものがあった。
下山後、ここを整備している山岳会の友人と連絡を取り合い日程を調整する事にした・・。
そんなこんなで温泉口まで降りて来ると、ちょっと図根点が気になって「ちょっと行って見な
い?」となった・・・
ここは「福寿草の丘」と言って良い程沿道を咲き誇る数がある・・・
瀞台(273m)・・・やっぱりここは「天測点」で図根点は無かった・・。
★ スライドした男性から図根点情報・・・
貸切の瀞台で20分ほど滞在をして下山となる。
頂上の残雪も大分減り、三角点やベンチはすっかり顔を出して座る事が出来る状態だった。
ここも途中の倒木と掛かり木が気になる山道だった・・。いつか来ようと思う。
登山口まであと500mほどのところで若い男性とスライドした。
ふと見ると長官山から下山した時、温泉場の近くでスライドした男性で再び挨拶をしてすれ
違うと「エバさんですか」と声を掛けられた。
拙ブログを見ている話や故・児玉さんの事、故・坂口さんの事そして八谷さんや地図がガイ
ドのsaijoさんの事など非常に詳しく知っていて、つい話込んでしまった・・。彼が登った山
も色々聞いたりして今が旬の登山を楽しむ勢いと元気を貰った感じだ。名前も伺ったが、こ
こでは千歳在住のウッチーさんと言っておこう。またどこかでお会い出来る事が楽しみな好
青年でした。その彼の話の中にまた「図根点」の話が出て来て、この山に毎日のように登っ
ているある方から聞きました・・と、その場所を教えてくれた。それは、瀞台ではなくもう
少し奥の古山の方にあると言う。近々行って確認して見ようと思った・・・。
唯一見付けた早咲きの「エンゴサク」
平日とは言え、意外に登山者の多い馬追丘陵なんだなぁ~と再認識する。
地元長沼町を始め近郊の江別市やわが町安平町・栗山町などアクセスが楽な丁度良い散歩コース
は、愛好家に取って人気の場所になっているようだ。最近は風倒木も多いが、その度に整備して
くれる地元山岳会の方々のお陰で支障なく歩けることに感謝である。そして自身も微力ながらお
手伝いが出来れば、もっと親しみを持ってこの山域とお付き合いが出来そうである。
そんな思いを抱きながら帰宅の途に就いた・・・。
馬追丘陵 長官山(254m)~瀞台(273m)変則循環縦走ハイク
■ 山 行 日 2022年04月08日(木) 日帰り
■ コ ー ス 伏古斎苑コース~長官山~瀞台~伏古斎苑
■ メ ン バ ー 夫婦登山№08
■ 登 山 形 態 遊歩道(長靴)
■ 地 形 図 1/25000地形図 「南長沼」「三川」「栗山」
■ 三角点・点名 瀞台 一等三角点 点名「馬追山 ウマオイヤマ」
長官山 標高点のみ三角点無し
■ コースタイム 登り 2時間40分 下り 1時間25分
<登り>
10:02 伏古斎苑コース登山口P
10:50~11:08 長官山頂上
11:40 旧馬追温泉登山口
11:45 瀞台登山口
12:40 瀞台
<下り>
13:00 下山開始
14:10 道道登山口出合
14:25 伏古斎苑登山口P
★ 未踏諦め里山へ・・・
今回も天気予報と睨めっこしながら、あっちこっちの未踏峰を模索しつつ準備をしていたが、
結果として計画はボツとなり里山へ変更となった。ただ、どの里山に行くにしてもテンション
は今一つ上がらずだらだらする時間で過ぎて行く。
馬追に決まったのも当日の朝だが、チーヤンからの「伏古斎苑から長官山に行こう」というリ
クエストに応える形で出発する。途中パラパラと雨粒がフロントガラスを濡らし、馬追の雲が
どんよりと黒ずんでいたから「雨だから中止だね」と半分諦めながらも「登山口までは行こう」
と走らせた。
雨雲はいつしか流れて、斎苑に着いた頃は青空も顔を出していた・・。
先客と思える年配の男性がひとり駐車場で立っていたので声を掛けると「行くかどうか悩んで
いる」と言う。目的は山では無くて「山菜?」らしく「まだ早いのでは?・・」と応えて見た
が、そのまま私たちが先行して出発した。
斎苑から出発してすぐに鉄塔の横を通る。残雪もあり長靴が正解と思った・・
早々、春の訪れを知らせる福寿草が山道に咲き迎えてくれた・・・
★ 新緑前の雑木林も気持ち良い・・・
残雪のあるところも僅かだが、しっかりと締まって埋まる事はほとんど無かった。
遊歩道一面の残雪もあれば、全くない山道もある。木々の広葉樹林もまだ新緑を前に微かな蕾
を付けて春待ち遠しいと言ったところだろうか。
陽が陰っている時は少し寒いが、陽が差すとポカポカ温かくなる微妙な変化の一日だが、沿道
に咲く早春の花たちに癒されながら、長官山を目指した。
遊歩道一面の残雪も積雪は多くない。もう一週間もせずにみんな溶けてしまいそうな陽気である。
「ナニワズ」・・・一見フッキソウと間違えやすいが、白い花を咲かせるのがフッキソウ
頂上手前・・儀丸太の階段を数えたら239段でした。
約2年ぶりの「長官山」に到着・・・今年はスキーで来ることが無かったなぁと呟く
ここに来ると思い出す故・児玉さんとの記念山行を・・・
★ 往復で無かった・・・
途中で食べ頃のフキノトウを少しだけ採りながら50分ほどで頂上に着いた。
少し風はあるもののなんとか凌げる寒さで展望台に上る。遠望は霞んで見えないが、特に残念
がる事も無く軽く行動食を頬張る。何分もしない内にスキー場コースから登って来る男性は、
先ほど登山口の斎苑で声を掛けた方だった。登山口近くの鉄塔から別ルートで登って来たらし
い。やはりお目当ての山菜には在り付けず、馬追丘陵の「図根点」について尋ねられた。
はてさて・・・瀞台にあるのは「図根点?」「天測点?」どっち?
一度登って確認したが「無かった」と言う事で私たちに聞いて来たようだが、ゴメンでした。
さぁ~私たちも下山しようと思ったら「温泉の方に降りない?」と言うのが、チーヤンだ。
「えっ?」と思いながらも、まぁ良いかと方向転換する。
★ こんどは瀞台まで・・・
雪が解けた遊歩道の脇には福寿草が咲き乱れていた。
蕾もあれば早咲きの花満開もあり目を楽しませてくれる。途中3組3名の方とスライドして挨
拶を交わす。
気になったのは、倒木と危険な掛かり木。
降雪が多かった今年は、木々にも影響を与えて折れた木が目立つ。通行には支障なくとも無残
に折れ曲がった木や掛かり木が腐り始める姿は、目に余るものがあった。
下山後、ここを整備している山岳会の友人と連絡を取り合い日程を調整する事にした・・。
そんなこんなで温泉口まで降りて来ると、ちょっと図根点が気になって「ちょっと行って見な
い?」となった・・・
ここは「福寿草の丘」と言って良い程沿道を咲き誇る数がある・・・
瀞台(273m)・・・やっぱりここは「天測点」で図根点は無かった・・。
★ スライドした男性から図根点情報・・・
貸切の瀞台で20分ほど滞在をして下山となる。
頂上の残雪も大分減り、三角点やベンチはすっかり顔を出して座る事が出来る状態だった。
ここも途中の倒木と掛かり木が気になる山道だった・・。いつか来ようと思う。
登山口まであと500mほどのところで若い男性とスライドした。
ふと見ると長官山から下山した時、温泉場の近くでスライドした男性で再び挨拶をしてすれ
違うと「エバさんですか」と声を掛けられた。
拙ブログを見ている話や故・児玉さんの事、故・坂口さんの事そして八谷さんや地図がガイ
ドのsaijoさんの事など非常に詳しく知っていて、つい話込んでしまった・・。彼が登った山
も色々聞いたりして今が旬の登山を楽しむ勢いと元気を貰った感じだ。名前も伺ったが、こ
こでは千歳在住のウッチーさんと言っておこう。またどこかでお会い出来る事が楽しみな好
青年でした。その彼の話の中にまた「図根点」の話が出て来て、この山に毎日のように登っ
ているある方から聞きました・・と、その場所を教えてくれた。それは、瀞台ではなくもう
少し奥の古山の方にあると言う。近々行って確認して見ようと思った・・・。
唯一見付けた早咲きの「エンゴサク」
平日とは言え、意外に登山者の多い馬追丘陵なんだなぁ~と再認識する。
地元長沼町を始め近郊の江別市やわが町安平町・栗山町などアクセスが楽な丁度良い散歩コース
は、愛好家に取って人気の場所になっているようだ。最近は風倒木も多いが、その度に整備して
くれる地元山岳会の方々のお陰で支障なく歩けることに感謝である。そして自身も微力ながらお
手伝いが出来れば、もっと親しみを持ってこの山域とお付き合いが出来そうである。
そんな思いを抱きながら帰宅の途に就いた・・・。
千歳在住のウッチーです。
この日はコロナワクチンの3回目の接種日で特別休暇を取得していたので朝、ワクチン接種後に約2か月ぶりとなる靜台と長官山のセットに出かけてみました。(一応、激しい運動は避けているつもりです)
今年はいつもより残雪が多いのはどこの山も同じようで、GW頃にも一部地域ではまだ冬山を楽しめそうです。
私が「図根点」、「子午線」に興味を持ったのはこの山で、山頂にある三角点以外にも石でできた支柱があることを知ったのは私は靜台・長官山でした。
文内に出てくる「この山に毎日のように登っているある方」から聞いたのですが、初めて聞いたとき、話の合わない会話になり、木の枝を使って、地面に書いて説明してくれて、何度もこの山に通って色々と教えてもらいました。
笹刈り、ピンクテープまでついていて至れり尽くせりなのですが、本人が一番大変なのは知っていて、冗談交じりに「代わりにやってほしいと」言われても苦笑いになります。
登山道整備も楽ではないのはどこの山も同じようです。それをボランティアでやっているのですから・・・。
先日の出会いでは、色々なお話が聞けて楽しかったです。
住所も近くなどで、連絡先などを聞いて置けば良かったと思いました。
図根点、子午線などには正直あまり興味は無いのですが、山に関する知識として必要ならもう少し調べて見ようと思っています。
登山道整備ボランティアは、ほんと大変な作業ですし、場合によっては危険も伴います。
でも、自分もお世話になっている登山道が荒れているのを誰かが直していると知れば、
黙っていられないのが性格ですかね 笑
是非また会いましょう。
そして、HYMLにもご加入下さいね。