山へ行かない日の過ごし方・・・<夫婦編>
JRで行く小樽貴賓館とグルメの旅
【6月11日(水)】 くもり時々晴れ
★ 長引くエゾ梅雨の思い出・・・
なかなか思うような山行が出来ずにちょっとストレスが溜まる今日この頃です。
異常気象と言うべき北海道の長雨は「エゾ梅雨」と呼ばれる現象らしく各地で大雨をもたらしている。
今日は夫婦休日の日でいつものように登山の計画はあった・・・。
しかし、この長雨ではどこに行く(登る)にしてもテンションは上がらず諦め状態。
そんな時、チーヤンから山に行かないなら「小樽の貴賓館に行って見ない?」と提案があった。
何日か前のテレビで貴賓館の庭園に咲く「牡丹」と「芍薬」が見頃を迎えているらしく
一度行って見たい・・・という事だった。
「貴賓館」ってあのニシン御殿の旧青山邸のことかい?
牡丹と芍薬?・・・・う~ん?って感じ。
小樽かぁ~とあまり乗る気では無かったが
せっかく小樽行くなら「寿司食べたいよねぇ~生ビール付きで・・」
「じゃ~車置いて行く?」
「そうだなJRで行こう!」
「行こう!!」
こんなやり取りがあってJRで行く小樽貴賓館とグルメの旅・・・と題した山に行けない時の過ごし方
夫婦編が誕生する・・。
★ 一日旅気分・・・
追分駅 8:13発千歳行きワンマン列車が旅の始まりです。
南千歳駅で小樽行きの快速エアポートに乗り換えて終着まで・・・小樽駅 9:58到着だった。
見慣れた車窓からの景色もいつもと違う旅ごころで見ると少し弾むのか観光地に来ているような
不思議な景色に見えて来るから面白い。
終着の小樽駅は観光客で賑わっていた。修学旅行で来ていると思われる高校生の団体や外国
からのツアー客も多く、特に日本人と見分けのつかないアジア系が殆んどだった。
最初の目的である貴賓館へはバスで行く。
駅前バスターミナル 10:25発 おたる散策バス(C 祝津コース)に乗車して
小樽貴賓館 10:46着、下車するとすぐ貴賓館の入口だ。
さあ今日一日旅気分の始まりはじまりぃ~・・・・
JR小樽駅
★ 貴賓館と旧青山邸の豆知識・・・
小樽貴賓館
小樽貴賓館は、日本海を見下ろす北の美術豪邸と言われ青山家は祝津の網元で、
にしん漁で巨万の富を築き上げました。大正6年から6年半余りの歳月をかけて建てられた別荘、
それが旧青山別邸です。
にしん御殿(旧青山別邸)の建築費は31万円、当時新宿の有名デパートの建築費が50万円ほどと
言いますから、この別荘の豪邸ぶりが想像出来ると思います。(現在の価格に換算すると約35億円)
国 登録有形文化財指定
祝津がにしん漁で湧いていた時代の、お金に糸目ををつけず贅をつくした豪邸。
北海道屈指であることは、国が登録有形文化財に指定したことからも理解出来るもの。
(平成22年11月1日指定)
牡丹・芍薬まつり (5/24~7/6まで)
庭園に咲く大輪の花々・・・
この時期庭園は牡丹と芍薬のお花で埋め尽くされ、たくさんの観光客で賑わう。
概念図
貴賓館入口
牡丹
中国原産の牡丹は、樹高1m50cmほどの小さな木に15cm以上にもなる大輪の花を咲かせます。
春に花を咲かせる「春牡丹」冬に花を咲かせる「冬牡丹」春と秋に花を咲かせる「寒牡丹」の3種類が
あるそうです。ここで見る事の出来るのは春牡丹です。雪深い北海道では、温室以外で冬牡丹を見る
事は出来ないとの事です。
庭園では、色とりどりの牡丹の花が咲いていましたが、今年は例年より10日ほど開花が早く先日の
雨で多くの花びらが散ってしまったらしいです。
牡丹と芍薬の違いは、
『立てば芍薬座れば牡丹』 と、いう事でしょうね~
「立てば芍薬坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」
美人の姿を形容する言葉。華麗な、または艶やかな美人のこと。
芍薬と牡丹の違い 芍薬は「草」で、牡丹は「木」。
芍薬は枝分かれせずに真っ直ぐな形(立つ)であるのに対し、
牡丹は枝分かれし易く横張りの樹形(座る)になる。
牡丹の花言葉
王者の風格、富貴、恥じらい、 高貴、壮麗
芍薬の花言葉
威厳・荘厳・はにかみ
鬼瓦の芸術
美しい花ばかりでは無く旧青山別邸の屋根には、厄除けの鬼瓦があります。
その装飾の美しさは細部に至るまで細やかで一見の価値はあるかも・・・と上を眺めて見つけました。
にしん漁で栄えた旧青山別邸らしく、恵比寿様も飾られていました。
庭園の牡丹や芍薬は見頃を少し過ぎた感がありましたが、実際に意識して見たのは初めてだったので
「これが牡丹かぁ~芍薬かぁ~」と見て周りました。
貴賓館と旧青山邸の建物と庭園の花だけを観るなら料金は掛かりません。
でも旧青山別邸の中に入るのは大人1080円の入館料が必要です。(館内写真撮影記は禁止でした)
★ 田中酒造本店・・・
貴賓館 11:46発 小樽駅前ターミナル行き おたる散策バスに乗車
田中酒造本店前 12:03着 下車
店内での試飲を楽しむ事が出来るのも車を置いて来た旅の強み・・・
調子に乗ってあれもこれもと試飲したのは言うまでもない。
最高級の「宝川」純米大吟醸は本店限定発売のお酒でしたが、一升で10800円は買えませんでした。
でもそれに近いお酒を3本購入し現在チビチビと楽しんでいます・・・旨いです。
田中酒造本店
店で1番人人気のお酒です「お父さん」
★ 小樽運河散策・・・
田中酒造を出てからは徒歩で運河沿いを散歩しました。
多くの観光客とすれ違いましたが90%以上はアジア系の外国人でした。
気持ちの良い運河通りの散歩は、もっとゆっくりとのんびりと歩きたい場所です。
★ 生ビールと寿司・・・
本日最後の楽しみは生ビールを飲みながらお寿司を食べる事です。
数ある有名な寿司店が建ち並ぶ寿司通りの一角に友人の紹介で入った店が「鮨まるやま」です。
つぶ煮の通しとサッポロクラッシックの生ビール
特上潮にぎり
★ 山に行けない時の過ごし方・・・
たまには夫婦で・・・
ではなくいつも夫婦で山に登り、マラソン大会にも挑戦している。
山に行けない時の過ごし方もまた夫婦で行動を共にする事は珍しくない。
でも車を使わず交通機関のみでアルコール飲みながら行動した事はほとんど無かった。
帰りのJRでは、小樽駅のキヨスクで買ったリキュール酒を飲みながらホロ酔い気分。
途中下車して山道具を購入し更に、孫のところにも寄り道して帰宅した。
小樽では晴れ間も出ていたが、途中下車した桑園駅では本降りの雨となり持参した傘が役に立った。
追分駅 19:24到着
霧雨に負けずチャリで帰宅し一日の旅を終える・・・。
早々に純米吟醸「お父さん」はこの日の晩酌となっている・・・
JRで行く小樽貴賓館とグルメの旅
【6月11日(水)】 くもり時々晴れ
★ 長引くエゾ梅雨の思い出・・・
なかなか思うような山行が出来ずにちょっとストレスが溜まる今日この頃です。
異常気象と言うべき北海道の長雨は「エゾ梅雨」と呼ばれる現象らしく各地で大雨をもたらしている。
今日は夫婦休日の日でいつものように登山の計画はあった・・・。
しかし、この長雨ではどこに行く(登る)にしてもテンションは上がらず諦め状態。
そんな時、チーヤンから山に行かないなら「小樽の貴賓館に行って見ない?」と提案があった。
何日か前のテレビで貴賓館の庭園に咲く「牡丹」と「芍薬」が見頃を迎えているらしく
一度行って見たい・・・という事だった。
「貴賓館」ってあのニシン御殿の旧青山邸のことかい?
牡丹と芍薬?・・・・う~ん?って感じ。
小樽かぁ~とあまり乗る気では無かったが
せっかく小樽行くなら「寿司食べたいよねぇ~生ビール付きで・・」
「じゃ~車置いて行く?」
「そうだなJRで行こう!」
「行こう!!」
こんなやり取りがあってJRで行く小樽貴賓館とグルメの旅・・・と題した山に行けない時の過ごし方
夫婦編が誕生する・・。
★ 一日旅気分・・・
追分駅 8:13発千歳行きワンマン列車が旅の始まりです。
南千歳駅で小樽行きの快速エアポートに乗り換えて終着まで・・・小樽駅 9:58到着だった。
見慣れた車窓からの景色もいつもと違う旅ごころで見ると少し弾むのか観光地に来ているような
不思議な景色に見えて来るから面白い。
終着の小樽駅は観光客で賑わっていた。修学旅行で来ていると思われる高校生の団体や外国
からのツアー客も多く、特に日本人と見分けのつかないアジア系が殆んどだった。
最初の目的である貴賓館へはバスで行く。
駅前バスターミナル 10:25発 おたる散策バス(C 祝津コース)に乗車して
小樽貴賓館 10:46着、下車するとすぐ貴賓館の入口だ。
さあ今日一日旅気分の始まりはじまりぃ~・・・・
JR小樽駅
★ 貴賓館と旧青山邸の豆知識・・・
小樽貴賓館
小樽貴賓館は、日本海を見下ろす北の美術豪邸と言われ青山家は祝津の網元で、
にしん漁で巨万の富を築き上げました。大正6年から6年半余りの歳月をかけて建てられた別荘、
それが旧青山別邸です。
にしん御殿(旧青山別邸)の建築費は31万円、当時新宿の有名デパートの建築費が50万円ほどと
言いますから、この別荘の豪邸ぶりが想像出来ると思います。(現在の価格に換算すると約35億円)
国 登録有形文化財指定
祝津がにしん漁で湧いていた時代の、お金に糸目ををつけず贅をつくした豪邸。
北海道屈指であることは、国が登録有形文化財に指定したことからも理解出来るもの。
(平成22年11月1日指定)
牡丹・芍薬まつり (5/24~7/6まで)
庭園に咲く大輪の花々・・・
この時期庭園は牡丹と芍薬のお花で埋め尽くされ、たくさんの観光客で賑わう。
概念図
貴賓館入口
牡丹
中国原産の牡丹は、樹高1m50cmほどの小さな木に15cm以上にもなる大輪の花を咲かせます。
春に花を咲かせる「春牡丹」冬に花を咲かせる「冬牡丹」春と秋に花を咲かせる「寒牡丹」の3種類が
あるそうです。ここで見る事の出来るのは春牡丹です。雪深い北海道では、温室以外で冬牡丹を見る
事は出来ないとの事です。
庭園では、色とりどりの牡丹の花が咲いていましたが、今年は例年より10日ほど開花が早く先日の
雨で多くの花びらが散ってしまったらしいです。
牡丹と芍薬の違いは、
『立てば芍薬座れば牡丹』 と、いう事でしょうね~
「立てば芍薬坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」
美人の姿を形容する言葉。華麗な、または艶やかな美人のこと。
芍薬と牡丹の違い 芍薬は「草」で、牡丹は「木」。
芍薬は枝分かれせずに真っ直ぐな形(立つ)であるのに対し、
牡丹は枝分かれし易く横張りの樹形(座る)になる。
牡丹の花言葉
王者の風格、富貴、恥じらい、 高貴、壮麗
芍薬の花言葉
威厳・荘厳・はにかみ
鬼瓦の芸術
美しい花ばかりでは無く旧青山別邸の屋根には、厄除けの鬼瓦があります。
その装飾の美しさは細部に至るまで細やかで一見の価値はあるかも・・・と上を眺めて見つけました。
にしん漁で栄えた旧青山別邸らしく、恵比寿様も飾られていました。
庭園の牡丹や芍薬は見頃を少し過ぎた感がありましたが、実際に意識して見たのは初めてだったので
「これが牡丹かぁ~芍薬かぁ~」と見て周りました。
貴賓館と旧青山邸の建物と庭園の花だけを観るなら料金は掛かりません。
でも旧青山別邸の中に入るのは大人1080円の入館料が必要です。(館内写真撮影記は禁止でした)
★ 田中酒造本店・・・
貴賓館 11:46発 小樽駅前ターミナル行き おたる散策バスに乗車
田中酒造本店前 12:03着 下車
店内での試飲を楽しむ事が出来るのも車を置いて来た旅の強み・・・
調子に乗ってあれもこれもと試飲したのは言うまでもない。
最高級の「宝川」純米大吟醸は本店限定発売のお酒でしたが、一升で10800円は買えませんでした。
でもそれに近いお酒を3本購入し現在チビチビと楽しんでいます・・・旨いです。
田中酒造本店
店で1番人人気のお酒です「お父さん」
★ 小樽運河散策・・・
田中酒造を出てからは徒歩で運河沿いを散歩しました。
多くの観光客とすれ違いましたが90%以上はアジア系の外国人でした。
気持ちの良い運河通りの散歩は、もっとゆっくりとのんびりと歩きたい場所です。
★ 生ビールと寿司・・・
本日最後の楽しみは生ビールを飲みながらお寿司を食べる事です。
数ある有名な寿司店が建ち並ぶ寿司通りの一角に友人の紹介で入った店が「鮨まるやま」です。
つぶ煮の通しとサッポロクラッシックの生ビール
特上潮にぎり
★ 山に行けない時の過ごし方・・・
たまには夫婦で・・・
ではなくいつも夫婦で山に登り、マラソン大会にも挑戦している。
山に行けない時の過ごし方もまた夫婦で行動を共にする事は珍しくない。
でも車を使わず交通機関のみでアルコール飲みながら行動した事はほとんど無かった。
帰りのJRでは、小樽駅のキヨスクで買ったリキュール酒を飲みながらホロ酔い気分。
途中下車して山道具を購入し更に、孫のところにも寄り道して帰宅した。
小樽では晴れ間も出ていたが、途中下車した桑園駅では本降りの雨となり持参した傘が役に立った。
追分駅 19:24到着
霧雨に負けずチャリで帰宅し一日の旅を終える・・・。
早々に純米吟醸「お父さん」はこの日の晩酌となっている・・・
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