自己満足で済まない主張あるある・・・
標識付けて投稿すれば・・・・
先日、私がお気に入りにしている方のブログにこれまで聞いたことが無い山名の投稿記事を見た。
その名は「幌下山(735m)」で紋別岳の北西約2.5㎞に位置する三等三角点の山だった。その山に
は、すでに立派な山頂標識も付けられYAMAPのランドマークでも承認された山となっている。
支笏湖周辺の山は、私にとって「里山」的身近な山として登って来ているが、基本は地形図に山名
のある山が対象だった。1000m以下の低山であっても例えば「多峰古峰山」や「紋別岳」そし
て「モラップ山」などを登って満足していたが、昨今の便利な山アプリYAMAPユーザーが増え
た事などにより幾つも新しい山が増えて投稿されるようになった。
支笏湖を取り囲む境界線内に限って千歳市区域内の山を少し調べて見た。
代表的な「恵庭岳(1320m)」は境界線が途切れていてその名の通り恵庭市区域の山のようだし、良
く登っている「イチャンコッペ山」も恵庭市に入っていたので除くことにする。
境界線上の山は、カウントする事にして標高順に挙げて見たので以下を参照して欲しい。
<地形図に山名の記載がある山>
① 漁 岳(1317.7m) 二等三角点 点名「漁岳 イザリダケ」
② 小漁岳(1235.1m) 三等三角点 点名「南漁岳 ミナミイザリダケ」
③ 風不死岳(1102.3m) 三等三角点 点名「風不止 フップシ」
④ フレ岳(1046m) 三角点無し 標高点のみ
⑤ 丹鳴岳(1039.5m) 三等三角点 点名「丹鳴岳 ニナルダケ」
⑥ 樽前山(東山)(1021.9m) 一等三角点 点名「樽前岳 タルマエダケ」
⑦ 紋別岳(865.6m) 二等三角点 点名「紋別岳 モンベツダケ」
⑧ 多峰古峰山(660.9m) 三等三角点 点名「東古峰 ヒガシコップ」-----南の646m峰
(モユクンタップコップ山)は苫小牧市の区域
⑨ モラップ山(506.4m) 三等三角点 点名「裳乱舞 モラップ」
<地形図に山名の記載が無い山>
① フレ岳北峰(1044m) 標高点のみ フレ岳のすぐ北側
② 振丁(1015.6m) 三等三角点 点名「振丁 フレティ」
③ 樽前山(西山)(993.8m) 三等三角点 点名「樽前山 たるまえざん」
④ オコタンペ山(968m) 三等三角点 点名「大丹別 オオタンベツ」・・標識あり
⑤ 北白老岳(945m) 二等三角点 点名「白老岳 シラオイダケ」・・標識あり
⑥ 932峰(北山)(932m) 標高点のみ 一部の文献には山名の記載あり・・標識あり
⑦ 鳴尾山(805m) 標高点のみ ・・・標識あり
⑧ 774m峰(773.8m) 三等三角点 点名「笹山 ササヤマ」
⑨ 丹鳴尾山(742m) 三等三角点 点名「丹鳴尾 ニナルビ」 ・・・標識あり
⑩ 幌下山(734.7m) 三等三角点 点名「幌下 ホロシタ」 ・・・標識あり
⑪ 幌平山(718.1m) 三等三角点 点名「幌平 ホロヒラ」 ・・・標識あり
⑫ 690m峰(能宇延平)(680.2m) 三等三角点 点名「能宇延平 ノウエンタイラ」・・標識あり
⑬ 680m峰(比不井)(680m) 三等三角点 点名「比不井 ピプイ」
⑭ 瘤山(614.2m) 二等三角点 点名「多武古峯 タブコブ」・・標識あり
⑮ 596m峰(596.1m) 三等三角点 点名「南比不井 ミナミピプイ」
⑯ 453m峰(453.2m) 三等三角点 点名「唐沢 カラサワ」
⑰ 410m峰(410.1m) 三等三角点 点名「滝ノ上 タキノウエ」
支笏湖の北側にある「大崎」と「オコタン崎」にも三角点はあるが、除いている・・
★ 山ブログ発信者も同類なのか?・・・
注目して欲しいのは、地形図に山名の記載が無い山で、樽前山の北山と西山を除くとすべて登山道
の無い山である。低山とは言え、登頂には積雪期か沢登りまたは藪漕ぎの選択のとなり、ひと昔の
時代なら初心者向きの山とは言えなかった。しかし、昨今では北山と西山を除く15山の内少なく
とも9山には、山頂標識が付けられている。YAMAPなどで登頂した記事を投稿すると他のユー
ザーも閲覧出来登ったルートがはっきりと掲載される。登った日も分かるので興味を持ったユーザ
ーがたとえ初心者でも登山口に行けばトレースが有ったり時にはピンテも付けて迷う事は無いかも
知れない。頂上に着けば標識もあるので「初登頂」の感動と達成感は得られるだろう・・?
拙ブログで1000m超峰の中でもマイナーと言われる山に登った時などルート図を含めてアップ
する事が多い。これも言って見ればYAMAPと同類で「こうすれば行けるんだぁ~」と真似をす
る愛好者が出て来ても不思議ではない。現に自分がその真似人でもある・・。
そして、マイナーと言われる山に山頂標識があればその前で写真を撮る事に迷いも疑いも無い。
ただ、標識が無い山に登る時、自作の標識を持って行く事は良くありそのまま持ち帰るのがセオリ
ーだと思っている。誰かのために・・と、作った標識を頂上に残す事は無い。途中に付けたピンテ
も可能な限り回収して下山するので、仮に次に登ろうとする人はしっかりとルーファイしなければ
ならず高い山や長いルートなら誰でもと言う訳には行かないだろう・・。
あれば撮ってしまうが、登山道の無い山や冬限定の山には山頂標識は付けて欲しくないと言うのが
私の希望だ。
時に三角点の無い山でも地形図に山名が載っていたり、逆に山容も立派で三角点もあるのに山名が
無い山もある。この山に登りたいから登る、誰かが登ったんなら登れるや山頂標識があるから一座
増やしに行こうと安易に登る事のリスクは、必ずしも低くは無い。
★ 正解は無いかも・・・
正直、何を言いたいのかまとまらない内に長くなってしまった。いつもの悪い癖である。
山の登り方はひとそれぞれ・・。こうでなければならないと言う定言は無いかも知れない。
未知なる山に標識を勝手に付ける事の是非もあるだろうが、付いていたら撮ると言う自分の拘りも
無く、是非論を唱える立場にも無い。
無い無い尽くしで綴って見たが、結局正解のないまま山頂標識の件は終えてしまいそうだ。
知らない山を知る事は楽しいが、マナーはしっかりと守りたいものだ・・。
標識付けて投稿すれば・・・・
先日、私がお気に入りにしている方のブログにこれまで聞いたことが無い山名の投稿記事を見た。
その名は「幌下山(735m)」で紋別岳の北西約2.5㎞に位置する三等三角点の山だった。その山に
は、すでに立派な山頂標識も付けられYAMAPのランドマークでも承認された山となっている。
支笏湖周辺の山は、私にとって「里山」的身近な山として登って来ているが、基本は地形図に山名
のある山が対象だった。1000m以下の低山であっても例えば「多峰古峰山」や「紋別岳」そし
て「モラップ山」などを登って満足していたが、昨今の便利な山アプリYAMAPユーザーが増え
た事などにより幾つも新しい山が増えて投稿されるようになった。
支笏湖を取り囲む境界線内に限って千歳市区域内の山を少し調べて見た。
代表的な「恵庭岳(1320m)」は境界線が途切れていてその名の通り恵庭市区域の山のようだし、良
く登っている「イチャンコッペ山」も恵庭市に入っていたので除くことにする。
境界線上の山は、カウントする事にして標高順に挙げて見たので以下を参照して欲しい。
<地形図に山名の記載がある山>
① 漁 岳(1317.7m) 二等三角点 点名「漁岳 イザリダケ」
② 小漁岳(1235.1m) 三等三角点 点名「南漁岳 ミナミイザリダケ」
③ 風不死岳(1102.3m) 三等三角点 点名「風不止 フップシ」
④ フレ岳(1046m) 三角点無し 標高点のみ
⑤ 丹鳴岳(1039.5m) 三等三角点 点名「丹鳴岳 ニナルダケ」
⑥ 樽前山(東山)(1021.9m) 一等三角点 点名「樽前岳 タルマエダケ」
⑦ 紋別岳(865.6m) 二等三角点 点名「紋別岳 モンベツダケ」
⑧ 多峰古峰山(660.9m) 三等三角点 点名「東古峰 ヒガシコップ」-----南の646m峰
(モユクンタップコップ山)は苫小牧市の区域
⑨ モラップ山(506.4m) 三等三角点 点名「裳乱舞 モラップ」
<地形図に山名の記載が無い山>
① フレ岳北峰(1044m) 標高点のみ フレ岳のすぐ北側
② 振丁(1015.6m) 三等三角点 点名「振丁 フレティ」
③ 樽前山(西山)(993.8m) 三等三角点 点名「樽前山 たるまえざん」
④ オコタンペ山(968m) 三等三角点 点名「大丹別 オオタンベツ」・・標識あり
⑤ 北白老岳(945m) 二等三角点 点名「白老岳 シラオイダケ」・・標識あり
⑥ 932峰(北山)(932m) 標高点のみ 一部の文献には山名の記載あり・・標識あり
⑦ 鳴尾山(805m) 標高点のみ ・・・標識あり
⑧ 774m峰(773.8m) 三等三角点 点名「笹山 ササヤマ」
⑨ 丹鳴尾山(742m) 三等三角点 点名「丹鳴尾 ニナルビ」 ・・・標識あり
⑩ 幌下山(734.7m) 三等三角点 点名「幌下 ホロシタ」 ・・・標識あり
⑪ 幌平山(718.1m) 三等三角点 点名「幌平 ホロヒラ」 ・・・標識あり
⑫ 690m峰(能宇延平)(680.2m) 三等三角点 点名「能宇延平 ノウエンタイラ」・・標識あり
⑬ 680m峰(比不井)(680m) 三等三角点 点名「比不井 ピプイ」
⑭ 瘤山(614.2m) 二等三角点 点名「多武古峯 タブコブ」・・標識あり
⑮ 596m峰(596.1m) 三等三角点 点名「南比不井 ミナミピプイ」
⑯ 453m峰(453.2m) 三等三角点 点名「唐沢 カラサワ」
⑰ 410m峰(410.1m) 三等三角点 点名「滝ノ上 タキノウエ」
支笏湖の北側にある「大崎」と「オコタン崎」にも三角点はあるが、除いている・・
★ 山ブログ発信者も同類なのか?・・・
注目して欲しいのは、地形図に山名の記載が無い山で、樽前山の北山と西山を除くとすべて登山道
の無い山である。低山とは言え、登頂には積雪期か沢登りまたは藪漕ぎの選択のとなり、ひと昔の
時代なら初心者向きの山とは言えなかった。しかし、昨今では北山と西山を除く15山の内少なく
とも9山には、山頂標識が付けられている。YAMAPなどで登頂した記事を投稿すると他のユー
ザーも閲覧出来登ったルートがはっきりと掲載される。登った日も分かるので興味を持ったユーザ
ーがたとえ初心者でも登山口に行けばトレースが有ったり時にはピンテも付けて迷う事は無いかも
知れない。頂上に着けば標識もあるので「初登頂」の感動と達成感は得られるだろう・・?
拙ブログで1000m超峰の中でもマイナーと言われる山に登った時などルート図を含めてアップ
する事が多い。これも言って見ればYAMAPと同類で「こうすれば行けるんだぁ~」と真似をす
る愛好者が出て来ても不思議ではない。現に自分がその真似人でもある・・。
そして、マイナーと言われる山に山頂標識があればその前で写真を撮る事に迷いも疑いも無い。
ただ、標識が無い山に登る時、自作の標識を持って行く事は良くありそのまま持ち帰るのがセオリ
ーだと思っている。誰かのために・・と、作った標識を頂上に残す事は無い。途中に付けたピンテ
も可能な限り回収して下山するので、仮に次に登ろうとする人はしっかりとルーファイしなければ
ならず高い山や長いルートなら誰でもと言う訳には行かないだろう・・。
あれば撮ってしまうが、登山道の無い山や冬限定の山には山頂標識は付けて欲しくないと言うのが
私の希望だ。
時に三角点の無い山でも地形図に山名が載っていたり、逆に山容も立派で三角点もあるのに山名が
無い山もある。この山に登りたいから登る、誰かが登ったんなら登れるや山頂標識があるから一座
増やしに行こうと安易に登る事のリスクは、必ずしも低くは無い。
★ 正解は無いかも・・・
正直、何を言いたいのかまとまらない内に長くなってしまった。いつもの悪い癖である。
山の登り方はひとそれぞれ・・。こうでなければならないと言う定言は無いかも知れない。
未知なる山に標識を勝手に付ける事の是非もあるだろうが、付いていたら撮ると言う自分の拘りも
無く、是非論を唱える立場にも無い。
無い無い尽くしで綴って見たが、結局正解のないまま山頂標識の件は終えてしまいそうだ。
知らない山を知る事は楽しいが、マナーはしっかりと守りたいものだ・・。
しかし山頂標識は別に構わないと思う。
問題なのは機械に頼って登ることだ。
GPSやスマホに他人の軌跡を入力して登る。
これはひじょうに危険だ。
その機械が故障したなら命に関わる。
実際にそういうことで遭難する事例が増えていると、
警察庁が警鐘を鳴らしている。
ヤマップの機能は正しく使えば良い山行を求められるが、
それを利用して名を馳せよう的な輩が出てきているようなので、
それは危険極まりないし、そんな力を借りて登ったところで、
身につくものではない。
所詮ヤマップなるものは素人の集まり。
そこにエバが参加したことが不思議だ。
私は連れて歩く者に、軌跡を表示して欲しくない時には、それをきちっと告げる。
ヤマップの集団に知って欲しくないルートもあるのでな。
退職してから自遊人になったのに、自由ではない。
行きたい山は、沢山あるのに「無理してる」気がしてならない・・。
他にやりたい事が、新たに生まれて来た。
ヤマップのGPSログは、面倒な事を考えずにルートが読める。登る山が厳しければ厳しい程・・・
だから不思議ではない。
その程度の山ヤなのです・・・
ヤマップのルートログは非表示にも出来るからこれからはそうするかも知れない。
チーヤンは、Amigoの登り方に称賛している。私も尊敬の域で崇めているよ・・笑