エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

’23 未踏峰シリーズ始動は、道南全山踏破から

2023年01月27日 | 定年後の生活
<ネタ切れ投稿>
’23 未踏峰シリーズ始動は
残す4座の 道南全山踏破から

まだ始動した訳ではない。
ただ、胸の奥に微かに高鳴る鼓動をジワジワ感じる今日この頃・・・
厳冬期だから決して無理はしないが、それでもきっと行ける山はあるはず、
そう勝手に思いながら、現在未踏の山を一つずつチェックする事を始めた。
「ここはどうだろう?」とアプローチやルート、登行時間、難易度、駐車・宿泊地などの
検討を改めて始めた。残り97座全部のチェックはまだ済んでいないが、ひとつの仮説を
立ててじっくり地形図と向き合う事に心掛けていくつもりだ。

決して急ぐ事は無いし、計画倒れでも準備さえ出来ていれば、あとはチャンスを待つだけ。
そして、自分たちのモチベーションを絶やさず臨む気持ちを強く持つ事が大事だと鼓舞する。



今年のお気に入りの一枚です・・1/19 徳舜瞥山にて

★ 楽しい計画作りが登山の8割・・・
登山って単に「山に登る」と書くが、いつも自分の傍に山がある訳では無い。
「どこの山に登ろうか」「どんな山なのか」「どうやって登ろうか」「何を持てば良いのか」と
登山に行く前に色々悩んで「ああだこうだ」と計画を立ててるところからすでに登山が始まって
いて、意外とそれが一番楽しく「山行の8割を締める」と言っても過言では無い。なので、計画
無くして臨んだ登山は、印象に薄く楽しくなかったのは、そのせいかも知れない。

ただ、里山的低山は例外で、計画が無いからと言って楽しくない訳では無い。未踏のピークを目
指す厳しい山行とは別物と考えている。


★ ターゲットを道南に絞って見た・・・
手始めに調べた未踏峰は「道南」からだった・・・。
道南の1000m超峰は全30座をカウントしているが、現在26座を夫婦で踏破済である。
残る4座は
「オコツナイ岳 (1171m) 」「東狩場山 (1319m) 」「前岳 (1175m) 」と「熊石岳 (1082m) 」
である。オコツナイ岳と東狩場山は、狩場山山魂にありどちらも夏道は無い。登頂には沢と藪を
漕ぐか積雪期の登行となる。また、前岳と熊石岳も以前は開削された夏道があったが、以後整備
される事が無くなり、今は廃道となって道は不明だ。だから、この2座の登頂も積雪期しかなく
それはこの2月から狙えないかと期待をしている。

この4座を制すれば、道南の1000m超峰全30座の完登となり、遠征はしばらく休める事に
なり、ターゲットは他の地方に移す事が出来る。

今の狙いは「熊石岳」と「前岳」だが、その前に現地偵察をしようかなと考えた。
それは、なかなか現地情報が得られないのとやはり自分の目で確かめ、安心・安全で本番に臨む
ための保険でもある。もう気力と勢いだけで臨む歳で無い事は重々承知している。遠く離れた場
所に行くだけでも疲れる歳となり、登行を終えてそのまま自宅に帰るのは厳しくなって来た。

例えば1泊2日の現地偵察だとしても、長い距離を往復運転するだけでも神経は使う。ましてや
冬道なら尚更だ。運転は嫌いじゃないから愚痴りたくは無いが、全部歳のせいにすれば少しは気
も晴れると言うところだろう。

さて、実行はいつになるか?
ただ今、検討中である・・・。